パパが選ぶ東京の子供の無料遊び場【室内系から公園系まで行ってみた】

東京の無料の子供の遊び場

東京都内には星の数のような遊び場が存在する。

試しにレジャー系のメディアで「東京の遊び場スポット」で検索すると、2万件超のスポットがヒット。

情報が多過ぎ…で、結局オススメはどこなのよ?

ということで、私が息子と一緒に行った都内のスポットの中から、以下の条件を満たすスポットを厳選して紹介する。

  • 3時間~(できれば半日)以上遊べる
  • 少し遠くても行く価値アリ(主観)
  • リピート訪問してもいい(主観)
  • 無料ないしは格安で高コスパ

新たなスポットに行き次第、追記していく予定。

今度の休みドコ行く?のヒントになればうれしい。

それではどうぞ。

CONTENTS

東京の子供の無料&高コスパ遊び場【屋内系】

まずは、室内で遊べるコスパの高いと感じた遊び場を紹介する。

ギャラクシティ【東京・足立区】

ボルダリングや寝ころびプラネタリウム、工作ワークショップ、都内最大級のネット遊具などが楽しめて、ほぼ無料

都内の室内系スポットの中では、最高レベルのコスパを誇ると言える。

ギャラクシティ単体では半日は持たないかもしれないが、バスまたは徒歩で舎人公園(後述)へハシゴして遊べば、まず半日コースになると思う。

ギャラクシティの様子

板橋教育科学館【東京・板橋区】

展示フロア全景

ちょっと古めの科学館。古いながらにプラネタリウムも備える。

圧巻はワンフロアに並ぶ20種以上の体験展示物。つまり、見て触って試して系の展示物が豊富なのが特徴だ。

よく見ると少々ボロっちい展示物が多々あるが、中にはそこそこ大掛かりなものも。この古さをショボいと捉えるか、味と捉えるかは評価が分かれそう。

確かなのは、「日頃なんでも触って怒られちゃう系」の男の子には天国のような空間だ。

小学生の長期休暇期間などにはワークショップが開かれる。その時期にねらって行けば、半日ちかく滞在できるだろう。

板橋教育科学館の様子

お台場の遊び場めぐり

停泊する船の科学館の宗谷

お台場とその周辺には、科学館を中心に、無料やコスパの高い遊び場が多い

1日ですべてを回るのはまず不可能だ。子供の興味に応じて絞って回りたい。なお、私もまだまだ回りきれていないので、行き次第、情報を追記していく。

葛西臨海水族園【東京・江戸川区】

小学生以下は無料の財布にやさしい水族館

イルカなど海生哺乳類はいないので、迫力のショーなどは無く、エンタメ要素は少なめ。

その分、親子で楽しみつつ海の生き物について知識を深められる「昔ながらの水族館」然としていて、それはそれでいい。

子供が水族館に飽きたら外に出て、まわりの海辺の散歩や大観覧車に乗ったりすれば、3時間~半日程度の滞在時間となろう。

余談だが、海辺を歩くと、海風が強いので真夏でもわりと涼しい。

葛西臨海水族園の様子

地下鉄博物館+周辺スポット【東京・江戸川区】

地下鉄をテーマにした博物館。無料ではないが入場料が安い。

特筆すべきはシミュレーターで、類似施設では別途料金だったり事前予約制だったりするのだが、こちらのは入場料以外は不要で遊び放題。

正直、地下鉄博物館だけでは1~3時間の滞在時間になるが、電車・バスで行ける範囲に高コスパな遊び場が集まっている(下記)。複数組み合わせれば半日~一日遊べるだろう。

地下鉄博物館の様子

地下鉄博物館周辺の遊び場

国立科学博物館【東京・台東区】

ずらりと並ぶ動物の剥製

百科事典をそのまま現実にしたような大量の展示が特徴の施設。

解説を読まなくても、全体的に回ると2時間ほどかかる大ボリュームながら高校生以下無料(特別展はのぞく)だ。さすが国立の施設。

触ったり試したりできる体験系展示は少なく、見る展示がメインだが、好奇心の強いお子様なら楽しめるだろう。また、お金のかかった豪華な国立施設なので、大人でも普通に楽しめます。

上野公園内のスポットなので、上野動物園と合わせて行っても。

国立科学博物館の様子

コニカミノルタサイエンスドーム【東京・八王子市】

プラネタリウムのある総合科学館。そこまで大きな施設ではなく、滞在時間はせいぜい2、3時間くらい。アクセスもよくない。

が、特筆すべきは土曜日に子供の入館料&プラネタリウム観覧料が無料になることだろう(2023.7現在。お出かけ前に公式HPで料金をご確認ください)。

プラネタリウムまで無料というのはだいぶ太っ腹だ。

コニカミノルタサイエンスドームの様子

ファンタジーキッズリゾート【東京・多摩市・武蔵村山市】

タイミングが限られるが、子供の誕生月だと子供は無料。

大人料金はかかってしまうが、それでも都内類似施設と比べて高いコスパであることに変わりはないだろう。

店舗が多摩と武蔵村山にしかないのはネック。だが、東京都下という立地を活かして、類似施設の中では最大級のスペースを有するので長時間楽しめるのは◎

ファンタジーキッズリゾート多摩の様子

ファンタジーキッズリゾート武蔵村山の様子

東京の子供の無料&高コスパ遊び場【公園・屋外系】

続いて、コスパが高いと感じた屋外の遊び場を紹介する。

飛鳥山公園・舎人公園【東京・北区&足立区】

JR王子駅前の飛鳥山公園は、遊具の規模としては「近所にあったら嬉しい」レベルで、遠方からリピートするような内容ではない。

しかし、無料のミニモノレールがあったり、機関車があったり、新幹線のビュースポットになっていたり、近くに無料の展望タワーやお洒落な図書館があったりと、周辺スポットも含めると長時間楽しめる。

また、飛鳥山公園とその周辺で時間が余った場合は、荒川線と舎人ライナーという変わり種電車に乗って(その時点で電車好きな子供のウケはいい)、舎人公園へ。

舎人公園の目玉は無料のソリゲレンデ。これが出来る公園は都内ではごく少数。貸し出しソリもあるので、手ぶらでOK。

飛鳥山公園、舎人公園ともに単体では長時間の滞在は厳しいかもしれない。だが、組み合わせて遊ぶことで、半日~1日がかりで遊べるだろう。

飛鳥山公園の様子

舎人公園の様子

上野動物園【台東区】

パンダをはじめ、シロクマなど都内ではここでしか見られない動物も目白押し。

多摩動物公園と比べれば小さめではあるが、それでも長時間滞在できつつ、小学生以下は無料。近くには国立科学博物館もあるので、合わせれば一日コースは間違いないだろう。

小金井公園【東京・小金井市】

都内では珍しい無料のソリゲレンデを備える広大な都立公園。ソリは貸し出しもあるので、手ぶらでOKだ。

ソリ以外にも、ふわふわドームや複合遊具、機関車展示、木でできた迷路などがあり、小金井公園単体で長い時間楽しめる

ただ、駅から遠いのが難点。公共交通機関利用の場合、バスを使う必要がある。

小金井公園の様子

昭和記念公園【東京・立川市】

都内最大級の広さをほこる国営公園。中学生以下無料ながら、実に多彩な遊び場が用意されている。

圧巻なのは、「こどもの森」と呼ばれるエリア。子供向けの遊具や仕掛けが集中する一角だ。

日本でも屈指の規模のトランポリンやハンモックなど遊具類の充実はもちろん、

謎のピラミッド状の建造物に登ってみたりと、子供ゴコロをくすぐる仕掛けもいっぱい。

東京都内の遊び場の中では、間違いなくトップクラスのコスパだと思う。

昭和記念公園こどもの森の様子

井の頭自然文化園【東京・武蔵野市】

ここは普通の動物園ではない。以下の3つが一緒になったようなスポットだ。

  • 動物園
  • ミニ遊園地
  • 小さな遊び場

それぞれの規模感は決して大きくはない。

が、多様なモノがひとつの場所に集まりつつ、しかも価格も抑えられているので、親としては使い勝手のよいスポットだ。長い時間楽しめ、財布もそこまで痛まない。

井の頭自然文化園の様子

東京競馬場【東京・府中市】

都内の遊び場の中でも高コスパなスポットの一つ。

安い入場料を払えば、2か所ある遊具広場で遊べるだけではなく、

乗馬体験など競馬場ならではの楽しみ方もできる。これ、無料で体験できちゃう。

はい、馬車に乗るのも無料

土日祝日にはキャラクターショーなどイベントも豊富だ。

耳に赤ペン刺したオジサマ方のお金が、子供たちの笑顔に有効活用されていると思うと感慨深い。

東京競馬場の様子

多摩動物公園【東京・日野市】

起伏が激しい多摩動物公園

ディズニーランドと同等以上の面積をもつ広大な動物園。小学生以下は無料。

同じく多摩地区の動物園、羽村市動物園や井の頭自然文化園のように、体験系イベントが多かったり、遊具が大量にあったりするわけではない。

また、園が広いため、基本的に動物との距離が遠く、動物たちが小さく見えることが多い。

そのため、小さな子供がハイテンションになるような場面は少ない印象。

しかし、山をひらいて造られた広大な園内は、グルっと回るだけでもソコソコ時間がかかり、ハイキングついでに動物も少し見に来た、と思えばちょうどいい。

多摩動物公園の様子

高尾山【東京・八王子市】

ご存知、東京を代表する観光名所・高尾山。

未就学児でも、体力がある子なら年中の5歳くらいから、リフトやケーブルカーを使わずに下から登頂可能だろう。

不安な場合は、高尾山のご近所の多摩森林科学園などで事前にトレーニングを積むのもいい(我が家はそうした)。

入山料などはかからない。なので、弁当を持っていけば、費用は往復の電車賃だけだ。

なお、別途料金はかかるがリフトやケーブルカー乗車、さる園は子供ウケ抜群だろう。

土日は混雑するが、リフトやケーブルカー乗車にこだわらなければ、許容できるレベル。子連れの場合は1号路コースがオススメ。平坦な道が多く、人も多いので安心だ。

野山北・六道山公園【東京・武蔵村山市】

都内でも有数の規模のアスレチックコースがあるスポット。都立公園なので当然無料。

駅から遠いのが難点だが、自然が多く残されているので、森林浴しつつ子供と遊ぶことができる。

徒歩圏内には廃線トンネルといったB級スポットもあり、長い時間楽しめるだろう。

野山北・六道山公園の様子

青梅鉄道公園【東京・青梅市】

無料ではないが、入園料が安く、園内にある様々な遊具のほとんどが100円という高いコスパをほこる。

機関車や0系新幹線など、10両もの車両が屋外展示されているので、未就学児で電車好きなキッズなら、半日ちかく遊べるだろう。

青梅鉄道公園の詳細はコチラ

まだまだあるよ!東京の子供の無料&高コスパ遊び場【小さめスポット】

本項目で取り上げるスポットは以下の基準で選んだ。

  • 無料または高コスパ
  • ただし施設自体は小さめ
  • 近所ならリピートしたい(遠方だとリピートは微妙)

消防博物館【東京・新宿区】

消防に関する展示が見られるスポット。体験型コンテンツも多く、無料ということを考えれば充分に楽しめるスポット。滞在時間は短いと思うので、電車で都庁展望台や新宿中央公園などと合わせてもよいだろう。

消防博物館の様子

都庁展望台&新宿中央公園【東京・新宿区】

高さ202mをほこる都庁展望台はなんと無料だ。すぐ近くの新宿中央公園も都心部としてはなかなかの遊具の充実度だ。

都庁展望台の様子

新宿中央公園の様子

警察博物館【東京・中央区】

警察に関する様々な展示が見られるスポット。消防博物館と同様に無料だが、体験展示の難易度・対象年齢は上がる印象。消防博物館以上に小さな施設なので、貨幣博物館など他のスポットと合わせるといい。

警察博物館の様子

汐入公園【東京・荒川区】

都内では他に見かけない特異な形状の遊具を備えるが、遊具は多くはない。近くで年一回開催される貨物列車駅イベント「貨物フェスティバル」のついでなら遠方から来るのもアリ。

汐入公園の様子

立川防災館【東京・立川市】

防災に関する知識を学べる施設。地震体験や煙体験をはじめ、体験型コンテンツが豊富だ。昭和記念公園と合わせれば一日楽しめる。

立川防災館の様子

南極北極科学館【東京・立川市】

極地に関する展示がされている。ワンフロアの小さな施設なので、上述の立川防災館や昭和記念公園と合わせても。

南極北極科学館の様子

国分寺市プレイステーション【東京・国分寺市】

泥んこになって遊べるいわゆるプレーパーク。都内でもいくつか見られる施設だが、変わっているのは子供がパーク内の駄菓子屋で職業体験ができること。

店内整理だけでなく、売り子になってパーク内を行商することも。また、職業体験で得た専用通貨で駄菓子を購入できる。

国分寺市プレイステーションの様子

殿入中央公園【東京・八王子市】

ロング滑り台に巨大ネット遊具を擁する公園。遊具はなかなか大掛かりだが、もう少し点数が欲しいのと、駅から遠いのはネック。

殿入中央公園の様子

羽村市動物園【東京・羽村市】

多摩動物公園や上野動物園と比べ小さいわりに子供料金がかかるが、大人分も考慮するとコスパは高い。アクセスはよくないが、機関車があったり大型動物園には無いアットホームな雰囲気は◎

羽村市動物園の様子

 

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