2019年10月26日(土)東京都立川市にある立川防災館に子供と行ってきた。
まずは怖い動画から。デカい地震だと食器棚がこんなんなります。
こんなコーナーをはじめ、定番の煙体験や地震体験など、震災を体感しつつ学べるコーナーが揃った施設だ。しかも無料。
小さな子供向けの施設かと思いきや、心臓マッサージ講習や震災救助体験など、幼児が参加できない大人向けのコーナーもある。
本記事では立川防災館へのアクセスのほか、混雑状況、見学のポイント、館内に何があるのかなど、詳しくレポートする。
また、立川防災館の周辺スポット情報も、本記事の終わりのほうにリンクを貼っておく。防災館だけでは1日過ごせるほどの規模感ではないので、合わせてお出かけしてみては。
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立川防災館へのアクセス方法(徒歩)
多摩モノレールの高松駅が最寄り駅だが、駅からは15分ほど歩くことになる。
高松駅の改札を出て右へ進む。
上北台方面へ進むと、すぐに交差点に差し掛かるので、左へ曲がる。
あとは、道なりにひたすら進む。
やがて大きなT字路にぶつかるので、信号をわたって右へ進む。
到着。周辺に目印などは無いので、事前に地図も確認しておきたい。本記事の終わりに載せておく。
混雑状況
昼前に到着。日曜日にも関わらず、かなり空いていた。ただ、団体見学が入るとそれなりに混むことになるが、コーナーが多いため、人はある程度分散するだろう。
見学のポイント
簡単な受付を済ませて、館内を回る。なお、展示物は大きく2種類に分かれ、自由に見学できる「自由見学コーナー」と、当日の受付時に予約が必要な「体験コーナー」がある。
自由見学コーナーについて
自由見学コーナーは基本的に未就学児~小学生中学年程度までを対象としている。同じく災害学習施設でも、新宿区の消防博物館のような、大人でもガッツリ楽しめるような展示内容ではない。
体験コーナーについて
こちらは子供のみならず、大人でも楽しみながら参加できる。以下の点は押さえておきたい。
- 体験内容により年齢制限あり ※後述
- 予約は不要 ※団体の場合は予約可能
- 開始時間は施設側で設定される
3つ目について補足しておくと、各体験は一日のうち何回か実施されるが、どの回の参加となるかについては、入館して受付した際に、施設側で設定される。
よって、なるべくたくさんの体験コーナーに参加したいなら、後に時間の決まった予定は入れずに、時間に余裕を持たせた方が良い。
立川防災館の様子をもっと詳しく!
それでは、立川防災館の様子をもっと詳しく見ていこう。自由見学コーナーと、体験コーナーの順で見ていく。両コーナーともに1階、2階それぞれにある。
1階の自由見学コーナー
からだでおぼえる!防災アクション
足場の悪いところを歩いたり、煙を避けるような伏せた姿勢で進むゾーンがあるアスレチック。
消防士に変身しよう!
消防服に身を包み、消防車に乗って記念撮影。
キミはレジェンド消防士
消火活動を模したゲーム。
サバイバルクイズ
震災に関するクイズ形式の映像展示。
防災ミッションをクリアせよ
クイズカードを取り出して、答えとなるカードを探して、バーコードリーダーで読み込んで答え合わせ…とやや複雑なルールなので、子供でも小学生中学年以上じゃないと自力で楽しむのは難しそう。
まちをまもる!こども消防隊
顔写真を撮影すると、自分の顔の隊員が画面上に登場。小学校低学年程度くらいまでなら盛り上がるだろう。
2階の自由見学コーナー
Q&Aコーナー、通報訓練コーナー
各種クイズや通報の訓練ができるコーナー。
消火コーナー
画面上の火を消すゲーム。1階にも似たようなのがあったな。
防災教育ゲーム
対象年齢が小学校中学年以上。すこし難しめのクイズ。
家具の安全配置体験
地震のときにどこに家具を置いたら最も安全なのか、シミュレーションできるコーナー。
1階の体験コーナー
防災ミニシアター
地震をテーマにした映像を上映。小さな子供は怖がるかも。
地震体験室【対象年齢3歳以上】
中学生以上になると震度7を体験できる。また、地震が起きた際の心がけについてレクチャーしていただける。
煙体験
火事の煙からの避難についてレクチャーしていただける。
2階の体験コーナー
救出救助コーナー【対象年齢中学生以上】
震災で倒壊した家屋などを再現したコーナーで、救助方法のイロハをレクチャーしていただける。今回、子供が小さいため参加は断念。
応急救護訓練【対象年齢小学4年生以上】
心臓マッサージやAEDの使い方をレクチャーしていただける。
消火訓練【対象年齢小学3年生以上】
消火器の使い方をレクチャーしていただける。
まとめ
立川防災館は、まさに災害学習の総合デパートといった感のある施設だった。大きな災害はいつその身に降りかかるか分からない。防災への備えという意味で、一度は訪ねてみては。
子供連れからデート目的まで、楽しみながら学習ができるはずだ。
ただ、丸一日過ごせるような規模感とまでは行かないので、下記のスポットも合わせて巡ってみてはどうだろう。
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周辺スポット
南極北極科学館
雪上車や南極の氷、ペンギンなど、極地に関する各種展示がされている。こちらも無料なので合わせて訪ねたい。
ちょうど高松駅と立川防災館の中間地点に位置するので、南極北極科学館を先に回ってもいい。
\ 詳しくはコチラ /
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アクセス・所要時間・食事など
住所
190-0015 東京都立川市泉町1156番地の1
アクセス
多摩都市モノレール「高松」下車 徒歩15分
バス 「JR立川駅北口(1番乗り場))乗車 「立川消防署」下車すぐ
滞在時間
自由見学コーナーだけなら1時間程度で回れるが、あとは体験コーナーをいくつ見学するかで所要時間は大きく変わる。体験コーナーを2つ見学したとして、2,3時間程度見込んでおくと良い。
※各体験コーナーの所要時間は25分ほど
費用
無料
駐車場
有
飲食
弁当持参の場合、防災館の4階に休憩室があり、持ち込み飲食可能。外食の場合、周辺に飲食店はほとんど無いが、立川駅まで戻れば選択肢は多い。
地図