【写真大量】警察博物館は入館料無料!見どころ体験レポ【東京・中央区】

2023年8月、東京都中央区の京橋にある警察博物館(ポリスミュージアム)に子供を連れて行ってきた。

見どころや口コミ、所要時間、混雑状況などを、たっぷりの写真とともにレポートする。

感想・口コミ

Googleやトラベル系レビューサイトをいくつか見たが、高評価が多い。

●私の感想

  • 触って試せる体験系展示が複数あるのは子連れにはgood
  • 意外と大人でも楽しめる展示あり
  • 展示規模は消防博物館よりコンパクトに感じ、一度行けば良いかな、といった印象

●よい口コミ(Google、SNS)

  • 大人は学びになり、子供は楽しめる
  • 無料なのに内容が良い
  • アクセスが良い
  • 銀ブラついでに行ける

●悪い口コミ(Google、SNS)

  • エレベーターが一基しかなく館内も手狭なので混雑時のベビーカーは厳しい
  • 小ぢんまりとしていて長時間の滞在には向かない
  • 全体的には大人が見るには物足りない

対象年齢

体験展示はモノによっては未就学児には少し難しく、親の補助が必要になりそう。

一方で、制服着用体験はいちばん大きいサイズで140㎝なので、小学校高学年だとサイズがキツイかも。

ということで、どの年齢の子供でも楽しめると思うが、なかでも文字がある程度読める小学1年~3年生くらいまでの子連れが最も楽しめそうではある。

なお、大人向けの展示フロアもあるため、大人だけでの訪問も全然アリかと。

所要時間

文字を読める息子と行き、制服着用体験も含め全フロアとゲームをひととおり楽しんで、1時間50分の滞在時間だった。

口コミ等で所要時間に言及されている方をウォッチすると、以下の滞在時間の方が多かった

  • 子連れ 1時間~2時間前後
  • 大人のみ 15分~30分程度

子連れの場合、パトカー好きや館内のゲームにハマるようなお子様連れだと1時間を超えてくるだろう。逆に、後述する体験系展示にあまり興味が湧かなければ、サラっと1時間前後で見終わってしまうだろう。

また、大人だけで見学する場合、解説をじっくり読み込むタイプの方だと30分を超えてくるかも。

混雑状況

夏休みシーズン平日の11:50~14:00くらいの混雑状況がコチラ。平日というのにそこそこ混んでます。夏休みシーズンだからかな。ただ、どのコーナーも少し並べば問題なく体験できるレベル。

混雑しやすい条件は下記

  • 土日祝日
  • 時間帯では11時~15時頃
  • 夏休み等小学生の長期休暇シーズン

混雑具合によっては入場制限がかかり、入場するのに待つケースも出てくるので注意。

また、混雑を回避するなら午前中早めの時間のほうが良いだろう。逆に遅めに行く作戦はオススメできない。16時閉館(15:30が最終入場)なので駆け足での見学となるし、先着順の制服着用体験は終了している可能性が高い。

フロア構成

外観はこんな感じ。浮かび上がる紋章と名前がカッコいい。

1~6Fまでの6階建てで、以下の構成となっている。

  • 1F パトカーやヘリコプターなど乗り物の展示・グッズ自販機
  • 2・3F 子供向けの体験系展示メイン
  • 4・5F 警察の活動紹介や殉職警官の遺品展示など大人向け展示
  • 6F イベントホール

1つひとつのフロアはそこまで広くはない。

見どころ

見どころ① 制服着用体験【予約方法とポイントも解説】

子供向けに制服を借りて着用・写真撮影ができる。

事前予約は受け付けていない。当日の流れは下記のとおり。

  1. 1F受付で性別、希望時間、サイズ(100/120/140から選択)を伝える
  2. 整理札をもらう(無料)
  3. 時間が近づいたら1F受付に行き、更衣室で制服に着替える
  4. 写真撮影などを楽しみ、指定時間内に制服を返却

ポイントは下記のとおり。

  • 先着順。とくに午後には整理札がなくなる恐れがある
  • 待ち時間が発生する可能性がある
  • 制服を着たらまず白バイに乗るべし

平日11:50頃に入館した際には希望時間は埋まっていて、最短で13:30の時間帯が空いていた。つまり1時間半ほど待ち時間が発生。待ち時間回避のため9:30の開館と同時に入館するのも手だが、先客がいれば待ち時間は発生する。

また、指定された時間(2023.8時点では15分間の制限時間)が来たら即返却せねばならないので、もっとも映える「白バイにまたがった写真」をまずは撮っておくのがポイント。

見どころ② 豊富な子供向けの体験系展示

触って学べる系の展示がソコソコある。ご覧のとおり、字をある程度読める子供でないと自分でフルに遊ぶのは難しいものが多い。逆に、消防博物館のような、小さな子供でも楽しめる乗り物に乗るタイプの体験は少ない(2023.8時点では白バイに乗れるくらい)。

●白バイに乗ろう!

白バイにまたがることができる。制服を借りて乗ればより雰囲気が出ます。

●自転車運転シミュレーション

信号を守ったり、歩行者を避けたりしてゴールを目指す。現実の自転車以上にかなりシビアな操作が要求され、ややクソゲー感が漂う(笑)。もう少しチビッ子に優しい仕様でも良さそうだが…。

●狙われやすい家はどれだ!?

泥棒に狙われやすそうな特長が描かれたカードを4枚選び、バーコードで読み取って点数を競うゲーム。

●110番通報疑似体験

スマホを持たせたくらいの子供に教えるのに良いコンテンツですな。

●交番疑似体験

こんな交番を模したコーナーがあり、様々な人々が(映像でだが)訪ねてくる。道を聞かれたりして、交番のお巡りさんの気分。

●バーチャル制服着用体験

スクリーンの前に立つとデジタル制服が着られる。

●指紋採取疑似体験

いくつかのオブジェの中から選んで所定の位置に置くと画面内に3D画像で表示される。グリグリと回転させつつハケでタッチすると容疑者の指紋が浮かび上がる。気分は鑑識班。

●音のドラマ

受話器を取ると、事件・事故の発生から解決までの流れのやり取りが流れる。

●足あと照合体験

どの足跡がどの靴か当てる体験。ふ~むブラウン、この足跡…匂いますね。

●タイヤ痕の調査体験

床についたタイヤ痕からどのタイヤかを当てる体験。

●似顔絵捜査官体験

目撃者の証言から容疑者の似顔絵を作成する体験。ちなみにイチから似顔絵を描くのではなく、用意されたパーツの組み合わせで似顔絵にするわけだが、大人がやっても難しい!

●ナンバーを覚えろ体験

ひき逃げ等を起こしたクルマやバイクのナンバーを覚えて入力する。だんだん難易度が上がり、後半は子供の記憶力と衰えた自分の記憶力の差に愕然とします(笑)

●見えない犯人を追い詰めろ

画面上のMAPの要所要所で聞き込みをし、ヒントを得ながら犯人を捜す。初級~上級とレベル分けされている。

●聞き込み捜査体験

目撃者の証言をメモし、犯人に関するクイズに答える。読み書きやら要点整理やら、いよいよ未就学児のチビッ子には難しい内容。

見どころ③ 殉職した警察官の遺留品など大人向けの展示

4Fと5Fについては撮影禁止につき写真はない。

展示内容の一部を紹介すると、

  • 事件等で殉職した警察官の遺品の紹介
  • 警察のあゆみ
  • 重大事件史
  • ミニシアター(白バイ隊員になるまで等)
  • 警視庁各部の活動内容紹介
  • 制服の展示

などなど…。ザ・博物館といった感じで、大人の見学に向いた内容だ。

殉職した警察官の遺留品については、大きく破れた制服が生々しく、安全を護ることがいかに命懸けかということをまざまざと教えられる。大人向けではあるが、子供への教育という意味でもぜひ親子で見学したい。

その他警察博物館の写真

パトカーやヘリコプターなど「はたらくのりもの」。小さい子供は喜びそうね。乗れたらもっと良かった。

マネキンが妙にリアルです。

飲食持ち込みについて

飲食できるスペースは無く、飲食持ち込みNG。

グッズについて

1Fにグッズの自動販売機がある。文具類を中心にやたらと種類が豊富です。(ラインナップは2023.8時点のものです)

  • ピーポくんぬいぐるみ
  • ピーポくんキーホルダー
  • ピーポくんハンカチタオル
  • ピーポくんボールペン
  • ピーポくんマグカップ
  • ピーポくんボールペンシャープペン
  • ピーポくんピンクミニタオル
  • ピーポくんファスナーマスコット
  • ピーポくん蒔絵シール
  • ピーポくん鉛筆消しゴムセット
  • ピーポくんシャープペンシル
  • ピーポくんポイントマーカー
  • ピーポくんホイッスルストラップ
  • ピーポくん今治ミニタオル
  • ピーポくんふせんメモ



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住所・アクセスなど

住所
〒104-0031 中央区京橋3丁目5番1号

アクセス

アクセスは良いが、周囲はオフィス街で少々分かりにくいかも。スマホの地図があると安心。博物館の真横を東京高速道路の高架が走るので、それを目印にしてもいい。

  • 銀座線「京橋」下車 2番出口から徒歩約2分
  • 銀座線・日比谷線・丸ノ内線「銀座」下車 A13出口から徒歩6分
  • 有楽町線「銀座一丁目」下車 7番出口から徒歩約4分
  • 都営浅草線「宝町」下車 A4出口から徒歩約5分
  • JR「有楽町」下車 京橋口から徒歩約7分
  • JR「東京」下車 八重洲南口から徒歩約10分

費用
無料

地図

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