ギャラクシティに子連れでGO。プラネタリウムからアスレチックまで破格。混雑状況も解説【東京・足立区】

ギャラクシティのスペースアスレチック

2020年1月6日(月)、東京都足立区にあるギャラクシティに子供と行ってきた。子連れにはかなりコスパの良い施設だった。

まずは現地の雰囲気はこちらの動画をどうぞ。

ギャラクシティに子連れでGO。プラネタリウムからアスレチックまで破格

はい、ギャラクシティである。そこのあなた!ギャラクシーじゃないですよ。はい、ギャランドゥでもなく。

そもそもギャラクシティとはいったい何なのか。足立区民でもない限り、都民でも一度も耳にしたことも無い方も多いはず。

ギャラクシティとは、音楽イベントなどが行われる「西新井文化ホール」と、隣接する体験型レジャー施設「子供みらい創造館」の総称である。公共施設の色合いが濃いが、民間企業が指定管理者として管理・運営を代行している。

ギャラクシティの子供みらい創造館でできることは下記のとおり。

  • 寝ころべるプラネタリウム【基本有料だが無料回あり】
  • 大型ネット遊具【無料】
  • 壁登りボルダリング【無料】
  • 横移動ボルダリング【無料】
  • 床への落書きコーナー【無料】
  • 工作等のワークショップ【無料】
  • 何種もの体験キット貸し出し【無料】
  • 映像で遊ぶコーナー【無料】

1日遊べるとまでは行かず、滞在時間としては3時間前後といったところだろうか。しかし、これだけの内容を無料もしくは格安で楽しめる施設というのは、都内では珍しい。

また、ちょっと遠いが、足を伸ばしてバスか徒歩で舎人公園まで出れば、これまた無料で都内では珍しい芝ソリ(ソリ貸し出し有)もできる。

ギャラクシティで遊び、舎人公園で遊んでからの、日暮里・舎人ライナーで帰宅…というコースなら、1日遊べる子供向けスポットの完成だ。なお、舎人公園については本記事の終わりのほうに実際に遊んできた記事のリンクを貼っておく。

なお、ギャラクシティでは大小さまざまなイベントが開かれている。必ず事前に公式HPをチェックしてから臨みたい。

混雑状況

訪問したのは1月の平日AM11時だったため、大きな混雑に巻き込まれることなくゆったりと遊べた。ただし、昼が近づくと徐々に人が増えていった印象。

口コミやTwitterなどを見るに以下の日程はヤバそう。

  • 土日祝日、とくに連休、とくに雨の日
  • 足立区民プラネタリウム無料の日※公式HP参照
  • 5~6月、9~10月など運動会シーズンの月曜日(振替休日)

5階からなる本施設ではあるが、実質遊べるのは1階。少しでも客が集中すれば、すぐさま行列を伴う激しい混雑となるだろう。

なるべく上記日程は外して、平日に休みを取って朝早くから来るのがベストだろう。運悪く大混雑に巻き込まれた場合は、どうせ無料なのだから早々に撤退して、舎人公園や飛鳥山公園などに目的地を変更するが吉。

なお、舎人公園や飛鳥山公園の記事は、本記事の終わりのほうにリンクを貼っておく。合わせて参照されたい。



ギャラクシティに子連れで行った様子をもっと詳しく!

それでは、ギャラクシティの様子をもっと詳しく見ていこう。

西新井駅からギャラクシティへ【徒歩すぐ】

開館は1994年、2013年にリニューアルオープンしたギャラクシティは、東武鉄道の西新井駅から徒歩3分の好立地にある。

現地までは少々分かりづらいが、駅から距離にして210mほど。

東口より出て、

高架になっている道路をくぐった先に、すでにギャラクシティの建物がチラリと見えている。

駅からすぐに到着。

総合受付

どう回るか作戦を立てよう

入ってすぐに総合受付がある。プラネタリウムをはじめ、入場券・整理券が必要だったり、年齢によって使用時間帯が決まっているコーナーもある。

まずは総合受付で各コーナーのスケジュール表などをGETしたり、狙っているコーナーについて、整理券の有無や使用時間を確認しておくとスムーズだ。

受付の横には、各種文具などが陳列されたギャラクショップなるコーナーがあった。

マップを確認

建物は地下2階、地上3階の5フロア構成となっているが、子供と遊べるコーナーは2階のプラネタリウムをのぞいて、実質1階にほぼ集約していると言っていい。

寝ころべるプラネタリウム:まるちたいけんドーム【基本有料だが無料回あり】

23区最大をうたうプラネタリウム

正確には、いわゆる投影機のあるプラネタリウムとは違い、最新鋭のプロジェクターを使ったドーム。星空をうつすだけではなく、映像作品上映やコンサートなども開かれる。

170席の座席に加えて、ゴロゴロ寝転がって観られる「ごろんとシート」的な席も備える。

寝ころび席は早い者勝ちなので、早めにプラネタリウム2階入り口に並ぶ必要がある。訪問日は平日だったが、開始5分前に行ったところ、ごろんと席はラスト1席だった。危ない危ない。

プラネタリウムの近くには天文に関する展示物

プラネタリウムの入口付近では、天体に関するちょっとした知識が学べるミニコーナーがある。

隕石の見本の展示。

2階と3階をつなぐ階段には様々な天体が飾ってあり、大きさを比べることができる。

大型ネット遊具:スペースアスレチック【無料】

国内でも有数の規模の3層式屋内ネット遊具だ。さまざまな色に切り替わるライトで照らされている。

3層それぞれのネットを、筒状のネットが繋く構造だ。

多摩動物公園のすぐ前にあるレジャー施設「ハグハグ」のネット遊具ととてもよく似ている。規模感としても同じくらいのように感じた。が、こちらは何しろ無料なので、コスパは断然ギャラクシティに軍配が上がる。足立区カネ持ってるな~。

\ 詳しくはコチラ /

関連記事

東京都日野市にある京王あそびの森HUGHUG(ハグハグ)と、京王れーるランドに子供と行ってきた。感想を本音でレポートする。 京王れーるランドとハグハグの感想【混雑状況も報告】 結論から言って、京王れーるランドはリピート確定のコスパ、ハグ[…]

京王のハグハグのき

遊具の周りには階段が設けられていて、保護者は中の様子を眺めることができる。「ハグハグ」のネット遊具よりも、中で子供が遊ぶ様子がよく見えるように感じる。

階段を降りきると、下から遊具を見上げることができる。もちろん、親が一緒になって遊具の中に入って遊ぶことも可能である。

壁登りボルダリング:がんばるウォール【無料】

入口はいってすぐにある大型クライミングコーナー。こちらは当日整理券配布制となっていて、AM11時の時点では午前中の部は全て埋まっていた。

高さ7.5mということで、なかなか高度感のある壁である。息子は怖がってやらなかったので、もう少し大きくなったらリベンジさせたいところだ。

横移動ボルダリング:クライミングぱーく【無料】

高さ3m、長さ10mのボルダリングコーナー。

息子は握力をはじめ力には自信があるのだが、なかなかに苦戦していた。

壁に複雑に角度が付いていて、さらに靴下着用を義務付けられている。そのため、なかなかうまくホールドできなかった模様。

幅10mとそこまで長い距離ではないが、都心のイベントなどでこの手のボルダリングをやろうものなら、まァお金は取られるであろうから、無料というのは大変ありがたい。

床への落書きコーナー:ホワイトあとりえ【無料】

床に自由に落書きができるコーナー。年中さん以下の小さな子供なら楽しめるだろう。

工作等のワークショップ:ものづくりガレージ【無料】

1月に行った際、獅子舞のペーパークラフトをつくるの巻。工作好きな子供には嬉しいコーナーだ。

何種もの体験キット貸し出し:わくわくデスク【無料】

おもちゃのお弁当をつくったり、見えないペンで秘密の本をつくってブラックライトで当ててみたり、木の迷路で遊んだり。机上であそべるキットが何種類も用意されている。

遊びたいキットをコーナー受付のお兄さんお姉さんに自分で伝えて、遊び終わったら返却する。社会性の勉強にもなりそうですな。

映像で遊ぶコーナー:デジタルキャンバス【無料】

投影された映像と自分の体の動きがリンクする、インタラクティブなゲーム。年長さん以上だと少しつまらないかも?

ちびっこガーデン

ハイハイの赤ちゃんでも利用できる未就学児向けコーナー。各種玩具などがあるが、遠方から訪ねる内容ではないだろう。

ギャラクカフェ

1階にはカフェレストランが入っている。バリバリ子供向けの施設に入っているレストランだけあって、メニューもファミリー向けのものが多々見受けられる。子連れでも気兼ねなく利用できるのはうれしい。

体操など体を動かす:わーくしょっぷスタジオ【おまけ】

ワークショップスタジオでは、有料のダンス教室や未就学児向けのボールルームなどが開かれていた。

西新井文化ホール(ギャラクホール)【おまけ】

子連れには用は無いのだが、子供みらい創造館の館内に、文化ホール入口がある。演劇やオーケストラのコンサート等が開かれる。



周辺スポット

ギャラクシティに子連れで行って少し時間が余る、ということなら、公園遊びも合わせてみては。

舎人公園

無料で芝ソリができるソリゲレンデを有する。無料貸し出しソリもあるので手ぶらでOK。さらに、公園のど真ん中には、タイヤで走る珍しい路線「日暮里・舎人ライナー」の駅もある。

ただ、ギャラクシティから舎人公園までは3kmほどあり、電車では繋がっていない。なので、車がなければ徒歩・バスいずれかでアクセスすることになるが、どちらも20~40分ほどかかるのが難点ではある。

\ 詳しくはコチラ /

関連記事

2020年1月6日(月)、東京都足立区にある舎人公園に子供と行ってきた。芝ソリゲレンデにアスレチックなど、なかなかの遊具が揃う。 まぁ、近所にあれば相当うれしいレベルの遊び場であることには違いない。だが、丸一日あそべるかと言われると、[…]

舎人公園のソリゲレンデ(芝そり)

飛鳥山公園

ミニモノレールがあったり、いろいろな種類の新幹線のビュースポットだったり、徒歩圏内に無料の高層展望台があったりと、子供ウケするスポットが点在。

ギャラクシティからは電車を乗り継いで1時間ほどかかるものの、現地までの歩行時間は少ない。オススメのルートは下記のとおり。チンチン電車である荒川線も子供ウケするだろう。

西新井駅→三ノ輪駅→三ノ輪橋駅→王子駅前下車

\ 詳しくはコチラ /

関連記事

2019年12月27日(金)、東京都北区にある飛鳥山公園に子供と行ってきた。 モノレールに遊具、短い間隔で駆け抜ける様々な種類の新幹線などなど。子連れに嬉しい園内の様子をレポートする。 飛鳥山公園はモノレールに遊具、新幹線などコスパ[…]

東京都内の高コスパな子供の遊び場まとめ【合わせて読みたい】

息子と行ってみて、とくにコスパが高いと感じた東京都内のスポットをまとめた。

東京の高コスパ遊び場

関連記事

東京都内には星の数のような遊び場が存在する。 試しにレジャー系のメディアで「東京の遊び場スポット」で検索すると、2万件超のスポットがヒット。 情報が多過ぎ…で、結局オススメはどこなのよ? ということで、私が息子と一緒に行っ[…]

東京の無料の子供の遊び場

アクセス・所要時間・駐車場・食事など

住所
〒123-0842 東京都足立区栗原1丁目3−1

アクセス
東武スカイツリーライン「西新井」下車 東口より徒歩3分

滞在時間
3時間

費用
無料
※一部有料

駐車場

飲食

持ち込みの飲食ができるスペースは以下の4カ所。

・地下2階のホッとスペース
・2階ぷらっとプラネット
・2階ちびっこガーデン(ランチタイム時のみ。未就学児連れ限定)
・3階ホッとスペース

テーブルや椅子があるが、席に余裕があるわけではない。平日のこの日は何なく座れたが、土日祝日は席の確保が難しそうだ。

なお、前述の舎人公園まで出れば、弁当を食べる場所の確保に苦労することは無い。ただ、念のため、レジャーシートは持参したほうが良い。

地図

HOMEに戻る