実は、東京都内には無料で登れる展望スポットが点在する。
気付いたら結構な場所に登っていたので、本記事にまとめる。
各展望台の詳細や周辺スポットについては各リンク先の記事をご参照。
デートや散歩の参考になれば嬉しい。
それではどうぞ!
東京都庁(高さ202m)【新宿区】
東京都庁の展望台は、都内にいくつかある無料展望台の中でもトップクラスの景観だ。
何がって、高さと広さ、ともに他を圧倒する。周囲は超高層ビルに囲まれるが、その上を行く高度なので「シムシティ感」がすごい。
小さなお子様連れなら都庁の目の前の中央公園で遊んでもいい。
文京シビックセンター(高さ105m)【文京区】
文京区役所でもある文京シビックセンター。その25階にある展望ラウンジだ。
特筆すべきは管制塔のような独特のフォルムの窓。他のスポットには無い景観を生み出している。
徒歩圏内に小石川後楽園があるので、合わせて訪ねやすい。
タワーホール船堀(高さ115m)【江戸川区】
展望室内からは荒川と東京湾が見える。
周辺は住宅街のため、景観の迫力はそこまでかもしれないが、展望室そのものにインパクトがある。
2、3分で見学終了する「超コンパクト」な空間なのだ。まるで宇宙軍艦の操舵室のよう。
カレッタ汐留(高さ200m)【中央区】
売却で話題となった電通本社ビル。その一角を占める商業施設、カレッタ汐留の46階が展望台になっている。
もっとも、展望台というより展望「スペース」といったほうが正確で、高さはあるものの空間としては非常に小さい。方角的にも一方向しか見られない。
すぐそばにある浜離宮を見おろせるのは◎
北とぴあ(高さ80m)【北区】
他の無料展望台とくらべて、高さ的には物足りなさがあるかもしれない。
だが、高度はなくても、いろいろな種類の新幹線が頻繁に通るのを見おろせる。
様々な方角に窓がついているのも◎
キャロットタワー(高さ120m)【世田谷区】
周囲は世田谷区の閑静な住宅街であり、景観としてはそこまで面白みのあるものではないかもしれない。
だが、東京都内では珍しいチンチン電車の一つ、東急世田谷線の始発駅に位置するため、世田谷線沿線のプチ旅に繋げられる。
練馬区役所(高さ80m)【練馬区】
高さ・景観ともに少し地味ではあるが、電車を使えば石神井公園や光が丘公園といった大型の都立公園が近い。
よって、どんな季節でも散歩に合わせやすいスポットと言えるだろう。
浅草文化観光センター(高さ約40m)【台東区】
東京都内の無料展望台の中では低い。
スペースも小さく、全方位を見わたせるわけでもない。
しかし、あの仲見世商店街をこのように見下ろせる、それだけでも一見の価値アリ。
霞台展望台(高さ488m)【八王子市】
高尾山の1号路の途中にある展望台。ここを「無料展望台」のくくりに入れるかは迷うところだが…
高尾山山頂よりもよっぽど眺望が良いので、せっかく高尾山に登るならついでに立ち寄りたい。夏に開かれるビアマウント(ビアガーデン)が有名。
グリーンスプリングス(高さ不明。4階相当)【立川市】
立川の複合施設「グリーンスプリングス」にあるスポット。展望台というより展望「デッキ」といったほうが正確で、高さはそこまでではない。
だが、昭和記念公園を見下ろす、というのは他ではなかなか味わえない景観だ。
立川駅からも近く、立ち寄りやすい。