2021年2月、東京都台東区にある浅草文化観光センターを観光してきた。
展望台からの眺めや現地の雰囲気を、動画や写真とともにレポートする。
浅草文化観光センターは展望テラスから仲見世を見下ろせる!【概要】
よくTwitterなどで見かける浅草寺・仲見世商店街のこのアングル。え?どうやって撮ってんの?ドローン?高層ホテルの一室から?
答えは浅草文化観光センター。8階の展望テラスより、浅草の街を見下ろせるというカラクリでした。スカイツリーも見られる。
施設としては観光地によくある「観光案内所」なのだが、さすが浅草。こんなバカでかい観光案内所、はじめて見た。
眺めが良いので、浅草観光のついでに立ち寄ってみては。
現地の雰囲気はこちらの動画もどうぞ。
入場料金
一般客からしたら、ふつうの観光案内所なので入場料金は無い。展望テラスも無料で入れる。
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浅草文化観光センターの様子をもっと詳しく【詳細】
それでは、現地の様子をもっと詳しく見ていこう。
浅草文化観光センターとは
もともと銀行だったものを台東区が買い取りオープンした観光案内施設。
施設の老朽化に伴い2008年にコンペが行われ、2012年に新規オープンした。
地下1階から8階まであるが、全階が観光案内所という訳ではない。
- 8F カフェ・展望テラス
- 7F 展示スペース
- 6F 多目的スペース
- 5F 会議室
- 4F 会議室
- 3F 旅行団体支援スペース
- 2F 観光情報コーナー・授乳室
- 1F 案内ロビー・外貨両替所
- B1F 化粧室
地下1階とかトイレだけなの?と思うかもしれないが、一つひとつのフロアはそこまで広くはない。色々な機能を一つの施設に詰め込んで、縦に長い建物になっている。
目新しい積層建築は隈研吾氏による設計
通りをはさんで向かい側には雷門という立地。雷門が間近に見えます。
平屋が積み重なったような、独特なデザイン。
周囲との調和を保ち、ヒューマンスケールを持つ内部の空間は…云々…ということで2012年グッドデザイン賞受賞。(出た!投げやり説明)いや、小難しい解説を見ていると頭が頭痛に襲われるもので…
そんな小生に建物と周囲の景観との一体感は判断しかねるが、商店街に囲まれるエリアにあってこのデザイン。38.9mの高さも相まって、インパクトがあることは確か。
近寄るとよく分かりますが、木材が使われているあたり隈研吾氏っぽい。総事業費は16億円だそうです。
建物内部の様子
さっそく入ってみましょう。
展示物
館内には展示物がいくつか見られる。
広域のジオラマ。
巨大な熊手。
6,7階にはもっと色々な展示物があるようだが、コロナ対策で閉鎖中だった。残念。
パンフレット類
観光案内所ということで、「1~8階まで観光案内やら周辺スポットのパンフレットやらがギッシリ詰まってるんじゃ…」と思ったが、そんなことはない。
いわゆる観光案内所然としたパンフレットコーナーは、そこまで大規模ではない。
展望テラスの眺め
本施設の目玉がコチラ、8階の無料展望テラスだ。2つの方角を眺められる。
まずは仲見世&浅草寺方面。
屋根はあるが半屋外といった感じで、窓ガラス等に遮られることなく景色を楽しめる。
続いて、隅田川&スカイツリー方面。
東京スカイツリーはバッチリだが、隅田川はビル群にはばまれ一部しか見えない。
テラスの脇にはカフェもある。
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アクセス・所要時間など
住所
〒111-0034 東京都台東区雷門2丁目18−9
アクセス
●東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)「浅草」下車 徒歩5分
●東京メトロ銀座線「浅草」下車 出口2より徒歩1分
●都営浅草線「浅草」下車 A4出口より徒歩2分
●つくばエクスプレス「浅草」下車 A1出口より徒歩10分
滞在時間
15分
地図