国立の桜並木は駅から駅まで途切れない!見頃期と開花状況も解説【東京・国立市】

歩道橋に上り駅方向を眺めた様子

2019年4月1日(月)、東京都国立市にある桜並木を散歩してきた。

国立の桜並木は、広い道路をまっすぐに伸びる姿が印象的だ。しかも、国立駅から矢川駅まで、およそ3kmにわたって途切れることなくひたすら桜並木が続く。

ただ、コース前半の国立大学通りまでは広い道幅が特徴的だが、大学通りを曲がった後半は「近所によくある普通の桜並木」といった印象になる。本スポットを目指して遠方から来るほどではないかもしれない。

そこで、わざわざ遠くから国立に来るのならば、他の目的も絡めるのが良い。

例えば、中央線を使えば昭和記念公園が近い。なので、そこでお花見を楽しんだ後に国立でお茶をして帰るとか、国立を散策した後に立川駅に出て、モノレールに乗ってIKEAやららぽーと立川立飛などの大型商業施設でショッピングするなど、色々なスポットが考えられる。

本記事の後半では、そうした周辺スポットについても取り上げる。

例年の見頃期

国立大学通りの桜並木の例年の見頃は、3月末~4月中旬頃だ。

公式HP等は無いので、Twitterなどで開花状況を確認してからお出かけしたい。

開花状況

2019年4月1日(月)の開花状況は満開で見頃だった。

国立の桜並木の様子をもっと詳しく!

それでは、国立の桜並木の様子を詳しく見ていこう。

国立駅前からはじまる大学通りの桜並木は解放感抜群

JR国立駅の南口を出ると、いきなり眼前に桜並木が登場する。この大学通りの桜並木は、平成の天皇陛下の生誕を記念し、1934年から1935年にかけて植えられたのが始まりだそうで、歴史のある桜並木である。

国立駅前の様子

駅前からは色んな方向に道路が何本も出ているが、一番大きな通りの桜並木を目印に、大学通りを進んでいく。

国立大学通りの自転車専用道路

国立大学通りの桜並木の特色としては、まず道路が4車線と広いことが挙げられよう。さらに、車道の両脇には自転車専用道路と歩道が分かれて設置されており、その間には花壇が設けられていることが、広々とした空間をつくることに一役買っている。

国立大学通りの桜並木の花壇

桜と交互に並んでいる背の高い木はイチョウだろうか。秋の季節はそれはそれで美しいに違いない。

国立大学通りの桜並木

横断歩道を渡ると道路の広さを実感する。

国立大学通りの横断歩道を渡る

大学通りという名の通り、少し歩くと国立一橋大学のキャンパスが見えてくる。道路を挟んで左右どちらにもキャンパスがある。道路が広いだけに、学生さんはキャンパス間の移動が少し大変そうだ。

一橋大学のキャンパスの前

前にも述べた通り、自転車専用道路と歩道の間には花壇が設けられており、数は多くは無いが、菜の花も咲いていた。

国立大学通りの桜並木、菜の花も咲く

さすが国立、お店も民家も、どことなくハイソな印象を受ける。

国立大学通りのおしゃれなお店
ハイソな国立の街並み

駅から約15分ほど大学通りを進んだところに歩道橋がある。そこからの眺めはなかなか良い。ただ、この桜並木にはここ以外に歩道橋が無いため、土日の花見シーズンはお花見客でかなりごった返しになりそうではある。

歩道橋から眺めた国立の桜並木

同じ歩道橋から、駅と反対側の眺め。駅側のほうが眺めが良い。

歩道橋に上り駅反対方向を眺めた様子

大学通りには親切にも所々にこうしてベンチが設けられている。休憩するには丁度良いが、人通りが多いため、座って堂々と弁当等を食べるのは少しためらってしまう。

国立大学通りにはベンチもある

さくら通りの桜並木は普通

歩道橋を降りてさらに大学通りを進むと、程なく福祉センター前交差点という、交番のある十字路に差し掛かる。

大学通りから桜通りへ進む

大学通りに別れを告げて、十字路を右に曲がると、今度はさくら通りに入る。

さくら通りの桜並木

さくら通りというだけあって、ここもまた桜並木になっている。ただ、大学通りの桜並木とは異なり、どこにでもある普通の桜並木なので、正直、目新しさはない。

よくある平凡な桜並木

それでも、国立駅から矢川駅に至るまで、3kmにわたって途切れることなく続く桜並木を春の陽気の中歩くのはとても気持ちが良いものだ。

国立二中前の交差点を左に曲がる。まだ桜並木は続く。

さくら通り。もうすぐ矢川駅。

少し進んだらJR南武線矢川駅に到着。ちょっと長いお花見散歩もこれで終わりだ。

矢川駅前の様子

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アクセス・所要時間など

●住所
東京都国立市

●アクセス
JR中央線国立駅、JR南武線矢川駅

●歩行時間
約40分

●費用
無料

●飲食
中央線や南武線に乗ればJR立川駅はすぐ近くだ。立川まで出れば、飲食店は数多い。

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