谷保天満宮の梅林は一味ちがう?梅と鶏と富士山のコラボ!【東京・国立市】

2021年2月19日、東京都国立市にある谷保天満宮に梅を見に行ってきた。

都心の梅園にはないのどかな雰囲気の中、富士山をのぞみ、足元には鶏が歩く、一風変わった梅林だった。現地の雰囲気を、動画やたっぷりの写真とともにレポートする。

谷保天満宮の梅林は一味ちがう?梅と鶏と富士山のコラボ!【概要】

谷保天満宮の梅の数は、およそ350本だ。

23区の梅園でいえば池上梅園と同等クラスの規模感であり、都内全体を見ても本数は多い部類に入る。

だが、谷保天満宮の梅林には、他にはない大きな特徴があるのだ。

  • 梅を見つつ…
  • 富士山を眺め…
  • 足元にニワトリが歩き回る…

梅×富士山×鶏…なんだか、ものすごく縁起の良さそうな組み合わせのなか、観梅ができる。まぁ、アングル的に梅と富士山を同時に写真に収めるのは厳しいですが。

なお、梅の数が多い部類とは言っても、梅林自体は広くはない

しかし、この辺りは矢川緑地はじめ散策コースが多い。

なので、観梅を終えたら周辺をお散歩すれば、23区部の梅の名所では味わいにくい緑ゆたかなお散歩を楽しめる

現地の雰囲気はこちらの動画をどうぞ。

開花状況

2021年2月19日、訪れた当日の開花状況は6分咲きくらいだった。

例年の見頃期

1月中旬~3月上旬にかけて白梅・紅梅が咲くが、例年の見頃ピークとしては2月下旬頃だ。

2021年は梅祭り中止

例年であれば2月下旬の土日の2日間に「梅まつり」として以下のイベントが行われる。2021年はコロナ対策のため祭りは中止となった。

  • 詩吟
  • 琴の演奏
  • 巫女の舞
  • お囃子
  • 天神太鼓
  • 刀をつかった演舞
  • 二胡の演奏

梅祭り限定御朱印について

梅祭り限定の御朱印があるようだ。限定御朱印では、

  • 梅の花が描かれている
  • 鶏が描かれている

などの情報がネット上に散見されるが、少なくとも「梅の花」については、以前6月に私が御朱印を拝受したときにも描かれていたので、梅祭り限定というわけではなさそう。

「鶏」のイラスト入りの御朱印はなるほど、ネットを見てても情報がとても少ないのでレアなんでしょう。

来年以降、梅祭りが復活したら拝受しにお参りしたいところ。



谷保天満宮の梅林の様子をもっと詳しく【詳細】

それでは、現地の様子をもっと詳しく見ていこう。

梅林の場所

参道を進み、

手水舎(手を清めるところ)の左手に道が枝分かれしているので、

その坂道を下りていくと、すぐに梅林に到着する。

梅林の様子

境内の平坦な一角に紅白の梅が植えられている。

正直、梅林の広さはそこまででもないが、限られた範囲に多くの梅があるため密集感がある。

同じ数の梅でも、広い場所に点々と植えられているのと、小ぢんまりとした範囲に集中して植えられているのとでは、後者のほうが花が密集して写真映えする。

ニワトリ発見!「コケコッコー!」と賑やか。ちなみにニワトリは境内をくまなく闊歩しており、必ずしも梅林にいるわけではない。

梅と一緒に撮りたいからといって無理やり追い立てることは絶対に止めましょう。バチが当たります。

立派な石碑は梅とよくマッチしますね。

ほこらと梅。

早朝のため閉まっていたが売店も。境内では合格ゼリーに合格まんじゅうなど、偏差値が10UPしそうなメニューの数々。そう、「天満宮」の御祭神は学問の神様・菅原道真公なのだ。

そして菅原道真公は梅とも縁が深く、湯島天神や亀戸天神など、菅原道真公をおまつりする神社は梅の名所となっていることが多い。

レトロなクルマに乗った謎の顔ハメコーナー。なんでこのデザイン??

明治41年、有栖川宮威仁親王殿下が国内初のドライブツアーを先導され、その目的地がここ谷保天満宮だったのだという。それでクルマのデザインなのね。

梅林の奥には東屋があり、

街並みと遠くには富士山も見える。

梅林以外の見どころ

谷保天満宮の梅林以外の見どころについてはこちらの記事を参照されたい。

\ 詳しくはコチラ /

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谷保天満宮で放し飼いにされているニワトリ

周辺スポット【少し足を伸ばして】

電車を使えば以下のスポットにも行けます。

妙覚寺

梅がたくさん植えられた「花の寺」。

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ハナビヨリ

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大丸用水

電車をつかえば同日に無理なく行ける範囲。枝分かれする水路を横目に散策できる、水辺のお散歩コース

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府中市郷土の森

広めの園路には赤い長椅子が置かれている

電車をつかえば同日に行ける範囲内。都内屈指の梅の名所。梅のみならず、歴史的建造物など見どころが多い。

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府中市郷土の森の梅林

京王百草園

ピラミッド状の茅葺屋根の東屋

電車をつかえば同日に行ける範囲内。郷土の森ほどではないが、まとまった梅が見られる。が、すみません、私の場合、梅よりも坂とジェラートのイメージしかありません。

京王百草園の梅の様子

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百草園の梅まつり

アクセス・所要時間など

住所
谷保天満宮 〒186-0011 東京都国立市谷保5209

アクセス
JR南部線「谷保」下車 南口より

滞在時間
20分

駐車場
30台ほどの駐車スペースがあるが、正月や例祭のシーズンは混雑するようだ。

費用
無料

飲食
散策コース上で弁当を食べられる場所は少ない。南武線に乗ればすぐ近くに立川駅がある。立川駅まで出れば飲食店に困ることは無い。

地図

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