上野公園のあじさいの場所と開花状況・見頃期|正直ハスの方が見ごたえアリ【東京・台東区】

不忍池が蓮に埋め尽くされた様子

2019年6月11日(火)、東京都台東区にある上野公園にアジサイを見に行ってきた。

現地の様子をレポートする。

上野公園の紫陽花はそこまで見事では無い

日本さくら名所100選の一つに数えられる上野公園は、明治6年の開園と実は歴史ある公園。言うまでも無く桜の名所なのだが、アジサイの穴場スポットとして紹介されることがあるため散歩してきた。

両脇に青系のアジサイが咲く広めの道

結論、公園内でもアジサイがまとまって咲く場所は限られ、本数もそれほど多くはない。

ホームレスの方もノンビリと昼寝をしておられ、お世辞にも「アジサイの穴場スポットだ!」と胸を張って発信するようなスポットではない

少なくとも、「府中郷土の森」や「高幡不動」など都内有数のあじさい名所を訪れたことのある方からすれば、何とも物足りなく感じるはずだ。

ただ、不忍池に咲く広大なハスはなかなかに見ごたえがある。上野公園の6月の主役はハスだ。ハスこそが主菜なのであって、アジサイなどは付け合わせの漬物くらいの位置づけでしかない。この池一面にワッサワッサと生い茂るハスの生命力感

アジサイの咲く向こうに広がる蓮池

そもそも上野公園界隈は上野動物公園やアメ横、上野東照宮、10を超える美術館&博物館を備えた一大観光スポット。あくまでもその見学をメインとしつつ、時間が余ればチョロッと不忍池周りを散歩する、くらいの気持ちで丁度良いと思われる。

上野東照宮の手水舎をのぞき込む外国人観光客
国立西洋美術館の入口

紫陽花の咲く場所はどこ?【地図でも解説】

上野公園内にチラホラとアジサイは見られるが、数がまとまって咲く場所は次の2カ所。

  • さくら通りの南端
  • 不忍通りに面した不忍池沿い

この2カ所を回るにあたって、上野駅から行くならば、「不忍口」から行くのが正解

個人的に新宿駅、東京駅と並んで迷路駅だと思う上野駅。出口が多過ぎて「結局どこから出ればいいの?」となること必至だが、「不忍口」から出よう。

淡い紫のアジサイが咲く不忍通り沿いの小径

さくら通りの南端で紫陽花が咲くのは、下の地図のルート上だ。

不忍池沿いの遊歩道であじさいが咲くのは、下の地図のとおり。ちょうど上野駅とは反対側の岸に沿って植えられている

開花状況

2019年6月11日(火)、訪れた当日の開花状況は満開だった。

上野公園の紫陽花の例年の見頃期

上野公園のアジサイの例年の見頃は6月中旬~6月下旬頃だ。



上野公園の紫陽花の場所、様子を詳しくレポ!

それでは、見頃を迎えた上野公園のあじさいの様子をもっと詳しく見ていこう。

上野駅の不忍口を出て左へ進んでいくと、すぐに公園への階段が現れる。

階段の先にある上野公園

紫陽花の見どころ① さくら通り

広場の滝を通り過ぎ右手に曲がるとさくら通りで、お目当てのアジサイの小径だ。

上野公園の小さな滝

ちなみに滝の手前側の階段をのぼるとすぐに西郷隆盛像がある。家電量販店のパンダを眺めて、西郷像は何を想う。

西郷隆盛像を斜め後ろから眺めた様子

アジサイ小径に話を戻す。アジサイの植わったゾーンは100mも無いくらいだろうか。それほど長くはない。

アジサイの咲く小道を日傘をさして歩く女性
立ち止まってアジサイの写真を撮る女性

アジサイ植栽ゾーンが終わる頃合いで左手に階段があるので降りていく。

不忍池へと続く階段

不忍池のハスの生命力感が半端無い

階段を降り、横断歩道を渡ればそこが不忍池。平日なのに的屋さんが露店を出している。

いかやきなどの屋台

まっすぐ進むと不忍池辯天堂(べんてんどう)がある。現在のお堂は昭和期に建てられたものだが、建立は江戸初期にさかのぼる。

沢山の提灯がさがったお堂
緑色の屋根と窓のあしらいがどことなく中華風な不忍池弁天堂

不忍池に浮かぶかのようなお堂で、周囲にはこのようにハス池が広がる。

池にびっしりと映えた蓮、対岸にはビルが連なる
蓮池に面した東屋で休む人々

池での子供遊びやデートの定番、ボート乗り場もある。

池の手前にたくさんのボート、対岸には大きなビルがそびえる

池に沿って歩いて行く。

木々とビルに囲まれた池
池の中に整備されたスロープ

紫陽花の見どころ② 不忍池沿い

不忍通りと池に挟まれた遊歩道沿いにもアジサイが咲く。

池沿いの道のわきにはアジサイが咲く
右手に薄いブルーのアジサイ、左手には池

通り沿いなので当然だが、アジサイの向こう側ではクルマの往来が多い。見事な景観というほどではなく、足を止めて眺める人も少ない。

ゆるくカーブする道に沿ってさくアジサイ

上野公園は紫陽花以外に見どころ多し!

さて、アジサイだけを切り取れば、このように大きな見せ場もなく散歩は終了する。が、上野公園全体として見れば、当然ながら見所はたくさん存在する。

大噴水から見える東京国立博物館。

ダダ広い噴水広場の向こうには中華風の建物が見える

上野東照宮の参道にもアジサイが植えられているが、数は少ない。

たくさんの白いのぼりが両脇に立つ上野東照宮の参道
花付きがあまりよくなさそうな青いアジサイ

整然と並ぶ石灯篭が印象的。

新緑の中整然と両脇に並ぶ石灯篭

社殿や門は1651年(慶安4年)造営の国指定重要文化財だ。

上野東照宮内の絵馬
深緑の屋根に紅の壁、それに金色が差し色になって豪華な印象の門

今回はアジサイに焦点を当てて足早に回ったが、動物園に博物館、美術館にとじっくりと回れば一日では見切れない規模だろう。日を変えて再訪したい。



周辺スポット

国立科学博物館

ずらりと並ぶ動物の剥製

100頭を超える動物のはく製や、西洋の美術館のような内装など、大人の鑑賞に耐える博物館。

\ 詳しくはコチラ /

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国立科学博物館の剥製

アクセス・所要時間など

住所
不忍池 〒110-0007 東京都台東区上野公園5−20

アクセス
今回まわった「さくら通り西端」から回るのであれば、JR上野駅の不忍口より歩くと良い。ただし、他にどのスポットを回るか次第で選択する駅・出口は変わってくるだろう。何しろ周辺には無数に駅・出口がある。

しかし、外国人観光客も多い一大観光地であり案内図には事欠かないので、それほど道に迷うことはないだろう。

歩行時間
約1時間15分

費用
無料(動物園や博物館、美術館など施設の入館料は別途)

飲食
周辺には数えきれないほどの飲食店がある。事前にある程度お店の目星をつけておいた方が安全だ。

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不忍池が蓮に埋め尽くされた様子
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