2023年8月、銀座三越にあるアートアクアリウム銀座に子供と行ってきた。本当にかわいそうなのかなどの感想や所要時間、開催期間はいつまでかなど、たっぷりの情報と写真でレポートする。
記載情報は2023.8時点の情報です。最新情報は公式HPをご確認の上お出かけください。
アートアクアリウム銀座の感想・口コミ【かわいそう?つまらない?】
まずは現地の雰囲気はコチラ(360度画像。指で動かせます。うまく表示されない場合は再読み込み推奨)
私の感想
かわいそう?つまらない?
見た範囲だと弱った金魚が見られなかったため、個人的にはそこまでかわいそうとは感じなかった。音と光の演出で魚がかわいそうという論理なら、最新鋭水族館でも似た演出は見られるが…。また、趣向を凝らした水槽は「おっ」と目を引くものもあり、初見ではつまらないという感想にはならなかった。
ただ、確かに写真を見返すと「水、循環してるの?」と疑問に感じる水槽も。管理会社のHPには「卓越した生態管理技術」とある。ならばその企業努力や技術をもっと発信することが、誤解の解消やブランディング強化に繋がるのでは、と思った次第。
施設の感想
そこまで広くはないと感じた。各種メディアの写真だと広く見えがちだが、鏡を使って空間を広く見せていて実際はコンパクト。何しろ百貨店のワンフロアですからね。
狭いので仕方ないが、座る場所が大変少ないのは小さな子連れにはツライところ。座れる場所はたいてい先客で埋まっている。
体験系展示はほとんど無く、「眺める」のみなので、子連れ向けというより、大人のカップルや友人同士で涼みに来るのに向く施設。普通の水族館とは違うオシャレな雰囲気を楽しみたい、バエる写真を撮りたい、ついでに銀座も楽しみたい…そんな方にオススメ。
料金の感想
都内の大型水族館と比べて料金は同程度&規模は小さめで割高感は否めず。が、大人1名につき小学生以下は2名まで無料。子連れなら割高感は軽減するかと。
口コミ
よい口コミ(Google、SNS等)
- 芸術的
- 幻想的な雰囲気
- 綺麗で涼しくて最高
- アーティスティックな世界観は一見の価値アリ
悪い口コミ(Google、SNS等)
- 展示方法が残酷
- このような方法で飼育すべきではない
- 金魚しかいないので一度で満足
- 料金が高い
所要時間
- ゆっくり歩く
- いろいろと写真を撮って楽しむ
- ほぼ全ての展示を見て回る
という条件で滞在時間は1時間ほどだった。
他にも口コミ等で滞在時間に言及している方々を見てみたが、やはり40分~1時間という方が多い。
中には2~3時間滞在される強者もいらっしゃるが、一つひとつの展示をじっくり鑑賞したり、写真を納得いくまで何度も撮り直したりしない限り、通常の楽しみ方であれば1時間前後に収まるかと。
チケット
●当日券
銀座三越9Fに当日券チケット売り場がある。ただ、入場人数を制限しておりwebチケット優先のため、当日券が買えない時間帯が出る可能性あり。とくに土日祝日に関しては、事前のwebチケット購入が確実・安心。おまけにwebチケットのほうが安い。
●webチケット
webで事前購入できる。「8/20 10:00~10:30」のように30分きざみの日時指定券だ。
ここで指定される時間は「入場時間」だ。入場時間さえ守って施設内に入れば、滞在時間に制限は無い。
当日のwebチケット購入も可能だ。私も外出先で当日のwebチケットを買ってみたが、スマホとメールを閲覧できる環境があれば簡単に買えた。クレカ番号を入力する場面があるので、出先で買うつもりの方はクレジットカードを忘れずに。
ただし、当日購入の場合、それも特に土日祝日の場合、完売で入れない時間帯が出てくるかも。私が確認した範囲では以下の時間帯で完売or残席わずかのケースがあった。
- 10:00~10:30
- 11:00~11:30
- 14:00~14:30
- 15:00~15:30
ちなみに翌日以降ではどの時間帯も余裕があることが殆どだった。みなさん当日ギリギリにチケットを買ってるんですかね。
クーポン・割引
2023年8月時点、私が確認した割引方法は次の2つ。
① Webチケット
当日券より200円安い。
② Klook(クルック)
国内/海外のホテルやレジャースポットのオンライン予約サービス。聞いたことのない方も多いかもしれないが、富士急ハイランド等ともコラボしている新興サービスで、怪しい謎サービスではない。
ただ、ふつうにKlook公式HPからの予約だと定価購入になってしまう。
そこで、「Klook アートアクアリウム 割引」などでググって「ブログ」を探してみよう。
すると、「ブログに記載のコードを使ってKlookで予約すると割引になるよ!」といったPRをしているブログが散見される。おそらくブロガーにキックバックが入るアフィリエイトなのだろう。
2023年はいつまで開催?
夏の展示の開催期間は2023年6月30日~9月26日だ。今夏限りの特別イベントではなく、来年の夏も開催予定だ。
ついでに言うと、冬も開催されると予想。2022年は冬も開催された。イルミネーションとも親和性の高い展示内容なので、施設側としても開かない理由はないかと。
混雑状況・混雑回避のヒント
●混雑状況
平日14~15時頃の混雑状況がコチラ。平日なのにけっこう混んでるが、どの展示も少し待てば見られるレベル。
webチケット予約時、どの時間帯も余裕があったので「ガラガラなのかな~」と思ったら甘かった。おそらく、入場制限人数を多めに設定しているのでは。つまり、完売または残席わずかとなっている場合、これどころではない混雑なのだろう。
●混雑回避のヒント
以下はあくまで混雑の可能性を低くするものであり、必ず混雑回避できる訳ではないので悪しからず。
食事や帰宅の時間である昼、夕方を狙うのも手かと。具体的には下記の時間帯に入場する。
・昼(11:30~12:30の間)
・夕方(16:00以降)
逆に、以下の入場時間帯は土日祝日を中心に完売または残席わずかとなるケースが見られ、混みやすいと推測できる。11:00~11:30入場組はランチのため12時~12時半頃に退館する人が多いと予想。
・10:00~10:30
・11:00~11:30
・14:00~14:30
・15:00~15:30
客層【一人でも楽しめる?子供でも楽しめる?】
●客層
若いカップル、小さな子連れファミリー、外国人観光客が目立つ。
●一人でも楽しめる?
「行きたいけど…一人で行くのはためらう」みたいな声がSNS上で散見されるが、
- 場内はどこも照明が暗い
- みんな展示に注意が向いている
なので、一人で行っても周囲の人たちは気にしないだろう。そもそもアートアクアリウム「美術館」という名称ですからね。一人で美術鑑賞して何が悪いのか。堂々と楽しみましょう。
●子供でも楽しめる?
普通の水族館にはない凝った展示などは子供の目を引き、まったく楽しめないことはないと思う。息子も楽しかったと言っていた。が、生き物は金魚のみなので、正直、子供には一般的な水族館のほうが楽しいでしょうね。
どちらかと言うと、子供が楽しむというより、子供と展示のアーティスティックな写真を撮っている親のほうが楽しんでいる印象。
住所・地図・アクセス・行き方・駐車場
●住所・地図
〒104-8212 東京都中央区銀座4丁目6-16 銀座三越
●アクセス
銀座駅が最寄りだが、東京駅からでも歩いて行ける距離かと。
- 東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」下車 A7出口すぐ
- 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」下車 9番出口より徒歩5分
- 都営浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座駅」下車 銀座駅方面地下通路経由徒歩2分
- JR「有楽町駅」下車 中央口・銀座口より徒歩9分
●行き方
- 銀座三越の新館または本館の「エレベーターで」9Fまで行く。エスカレーターでは9Fまで行けないので注意。
- エレベーターを降りて、9Fエスカレーター前にいるスタッフにチケットを見せる。9Fで当日券も購入できる。
- エスカレーターで8Fに降りて入場。アートアクアリウムの会場は8Fとなる。
●駐車場
- 銀座三越 地下4階駐車場 ※アートアクアリウム利用で1時間無料
- 西銀座駐車場 ※アートアクアリウム利用で1時間30分無料
西銀座駐車場はアートアクアリウムまで距離があり、片道10分強歩く。移動時間も考えると、どちらの駐車場も無料時間内で済ませようとすると、かなりタイトな行動を求められそうだ。アートアクアリウムの滞在時間は1時間ほど見ておきたいからだ。
なお、銀座三越 地下4階駐車場について、とくに土日祝日のPMになると満車になることもあるそうだ。
アートアクアリウム銀座の写真【撮影のコツは?】
最後に写真で振り返る。
その前に、撮影上の注意事項は下記の通り。
- フラッシュ・ライトの使用NG
- 自撮り棒の使用NG
- 一脚・三脚の使用NG
ということで、スマホで撮影するときのコツとしては、
- 人物と一緒に撮るときは水槽に顔を近づける等して光量を確保する(そうしないと顔が真っ暗に…)
- 基本的にどこも暗いので、撮影ボタンを押すときは脇をしめて息を止めて、ブレを極力防止する
…と言っている私もブレブレ写真だらけになってしまいましたが…(汗)。一般的なスマホで撮る場合、少しでも油断するとこうなる。
webメディアに載っているようなイケてる写真を撮るには、相応の技術とカメラのスペックが必要だろう。
円柱型の水槽
まず目に飛び込んでくるのはアクアパーク品川を彷彿とさせる空間。光の色が目まぐるしく変化。ここで「キレイ~♪」か「生き物は玩具じゃない…こんな展示方法はけしからん!」か分かれそう。
カーテンみたいな水槽
ウェーブのかかった壁状の水槽が何枚も並ぶ、涼感あふれる展示。こちらも色がビカビカと変化します。
たくさん並び和菓子みたいな水槽
正方形の小さな水槽がたくさん並ぶ。なんだか上品な涼菓のようで美味しそうです。
巨大な和風水槽
折り紙モチーフらしい。周りには折り紙の金魚がたくさん浮かぶ。
たくさん並んだ提灯のような水槽
お化け屋敷にも見えるような…あ、見えないですねスイマセン、キレイです。
竹林を模した水槽
竹林?言われてみれば…。水槽がぶっといので初見では竹林に見えなかった…。でもあまり水槽が細いと金魚さんが苦しいね。
華道家 假屋崎省吾氏コラボの作品
「何だかよく分からないがスゴイ…スゴイけど何だかよく分からない…あれ?金魚は?あぁ、よく見たら周りにいたわ…」←私のこの感想と同じ方、いらっしゃるだろうか…。
巨大な洋風水槽
水槽の真ん中から小林幸子氏か引田天功氏が登場しそうな感じ。ここでもやはり水槽の色変化に余念がありません。金魚さん達、「てんかん」にならないかな。ならないか。
日本の伝統美×金魚のコラボ
和なアイテムと金魚を組み合わせた展示。外国人観光客受けしそうですな。
金魚以外にも和な展示が
金魚に関係のない展示作品も。これまた写真好きな人は腕が鳴りそうです。
グッズショップもあった
雑貨系から食品系まで。外国人受けしそう。
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