東京都墨田区にある東武亀戸線の駅、小村井。
読み方は「こむらい」じゃなく、「おむらい」。どことなく「オムライス」を彷彿とさせる響きだ。
そんな小村井駅と、となりの東あずま駅周辺をいろいろと歩いた様子をレポートする。
小村井駅と東あずま駅周辺の街の様子
どうでも良いんですが、東武亀戸線が小田急線に見えるのは、私だけ…?
駅前の様子。タワマンがビュンビュン林立するような場所ではなく、いたって普通の街並みであります。
駅前の道路にはマンションがよく見られるが、チェーンの飲食店などはあまりないように思える。一人暮らしだと食事に少し困りそうな気もするが、どうなんでしょ。
幹線道路から一本入れば住宅街が広がるが、
スカイツリーが近いのがいかにも下町。
団地もちらほら見られる。
小村井駅から一駅お隣の「東あずま駅」まで歩いてみましょう。
思わず「あずまあずま駅」と呼んじゃいそうな「東あずま駅」。ただしくは「ひがしあずま駅」です。
駅周辺には薬局など店舗は見られるが、小村井と同じく、私のようなヤローが日常使いしやすいチェーン系飲食店は少なそうな印象。
逆にいえば、商業商業してないからか、落ち着いた雰囲気ではある。「住みやすさレポート」みたいな不動産屋さんの記事を見ても、このエリアは治安が良いとされている。
街の雰囲気を概観したところで、そんな小村井駅、東あずま駅の近隣スポットを色々と巡ってみよう。
あずま百樹園
「百樹園」というので、ものすごい種類の木々が植えられている場所かと思ったが、そんなことはなかった。
ご近所ファミリーが使うような小さな公園。
隣には文花テニスコートがある。余談だが、この一帯の住所は「東京都墨田区文花」といいます。「文花」…なんだかステキな響きです。
百樹園に隣接する千葉大学墨田キャンパス。「千葉なのに東京ディズニーランド」に対抗しているのか、「東京なのに千葉大学」。
緑の花の学習園
およそ350種の草木が育てられている。見学は無料。
敷地はおよそ1500㎡。
こじんまりとした施設で、小さな百花園といった感じだ。
家庭菜園が好きな方ならどうぞ。
藤棚ではフジが咲いていた。
背の高い木もある。
小村井香取神社(香梅園)
都内でいちばん梅が密集して咲くスポットなのでは…?というくらい、梅が「密状態」な観梅スポット。
境内はこぢんまりとしているが、梅の季節には一度は訪ねたい。
北十間川(きたじゅっけんがわ)
小村井駅の南にある、墨田区で一番せまい川。旧中川と隅田川の間を横断する。
しかし…こうして地図を見ると、川が文字通り縦横無尽に走る土地だ。
北十間川はスカイツリーのすぐそばを流れる。なので、こうした眺めを楽しめる。
川沿いに降りてのお散歩もできる。
水はそこまでキレイな印象は受けない。
旧中川
小村井の東部を、ニョロニョロと蛇行しながら流れる川。
北十間川と異なり、近づくと水がそこそこ透き通って見える。23区の河川としてはキレイに感じる。
ときおり、大型の魚が泳ぐ姿も見られる。コイやフナではなく汽水魚がよく見られ、海の近さを実感する。
早春には河津桜、梅雨時期のアジサイがきれいなスポットでもある。
立花大正民家園 旧小山家住宅
大正時代の古民家だが、現在は公共施設として無料で見学できる。
レトロ建物好きなら、お散歩ついでに訪ねてみては。
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アクセス・所要時間など
アクセス
東武亀戸線「小村井」下車
費用
無料
歩行時間
下のコースを巡ったとして歩行距離はおよそ4kmほど、歩行時間としては50分前後。
地図
※実際歩いたコースと若干異なる。