八王子の絶景桜名所!南浅川の桜並木を泳ぐ鯉のぼり【東京・八王子市】

手間には桜の枝、その奥を泳ぐ鯉のぼり

2019年4月16日(火)、東京都八王子市にある南浅川・陵南公園の桜を見に散歩してきた。

同じく八王子市にある観光名所・高尾山と比べるとだいぶマイナーな穴場的なスポットだが、桜シーズンについてはなかなか壮観な眺めを楽しむことができる。

南浅川&陵南公園で桜吹雪に鯉のぼりが泳ぐ絶景に出会う

南浅川は、高尾山山頂をさらに奥へと縦走すると辿り着く景信山(かげのぶやま)付近を源流とする河川である。川沿いにある都立陵南公園と合わせて桜の名所でもある。もっとも、名所と言っても地元民にとっての名所であり、土地勘のない方から見たら、南浅川と聞いても全くピンと来ないだろう。

そんな南浅川であるが、桜並木と鯉のぼりのコラボレーションは一見の価値がある。もともと5月のこどもの日に合わせて、「長房ふれあい端午まつり」が開かれているのは知っていた。しかし、まさか桜が残っているタイミングで、早めに鯉のぼりが上がっているとは知らなかった。

澄んだ川と桜並木

ゴールデンウィークの鯉のぼりだけでも充分見ごたえがあるが、長い桜並木の中を沢山の勇壮な鯉のぼりが泳ぐ様子は、都内で他では中々見られない組み合わせであろう。

市のHPに小さく載っていた情報によれば、2019年の鯉のぼりの掲出は4月13日からだったようだ。鯉のぼりと桜の同時鑑賞は全くPRされていないようだが…。もっと大々的に告知して、春の観光資源にすれば良いのに、勿体無い。

南浅川と陵南公園の桜の様子をもっと詳しく!

それでは、南浅川・陵南公園の桜の様子をもっと詳しく見ていこう。

最寄り駅・高尾駅から歩く

南浅川・陵南公園に行くにはJR・京王線の高尾駅を利用する。北口から出て進むとすぐに甲州街道に出るので右折する。次に、甲州街道を進んで最初の交差点、町田街道入口を左折する。

高尾街道

このように、 高尾街道(町田街道交差点を右に曲がると町田街道、左に曲がると高尾街道なのだ)の両脇には、下のほうに伸びる小道がある。道を下りていけば程なく南浅川にぶつかり、そこから先は遊歩道が整備されている。遊歩道まで駅からは10分前後だ。

南浅川の川沿いに下る道を進む

陵南公園は南浅川沿いにあるが、駅とは川を挟んで反対側に位置する。南浅川の遊歩道を歩き始めて数分で到着する。

陵南公園・南浅川の桜

2019年は4月中旬時点で陵南公園の桜は見頃を過ぎており、お花見には厳しくなりつつあった。陵南公園は野球場が主体であり、他に見所も見当たらなかったため、足早に通り過ぎ引き続き南浅川沿いを歩いて行く。

陵南公園の桜が見頃を過ぎた様子

公園にかかる大きな橋・南浅川橋から更に川沿いを進むと、陵南公園とは異なり、まだまだ見頃の桜がお目見えする。同じエリアの桜でも、木によって随分開花状況が異なるようだ。都心の桜は散っていたことを考えると、この辺りの桜は遅咲きなのだろうか。さらに桜だけではなく、鯉のぼりが泳ぐ姿も見られる。ただ、川の水が無い。雨が少なくて水枯れしているのだろうか。

南浅川橋から見た桜並木と鯉のぼり

桜については、このように一部葉が出ている部分もあるが、桜吹雪状態であった。お花見するには全く問題のない桜のコンディションである。

南浅川の桜を下から眺めた様子

鯉のぼりも桜の中を気持ちよさそうに泳いでいるかのようだ。南浅川への鯉のぼりの飾りつけは1989年から行われているそうだ。

桜並木を背景に青空に向かって泳ぐ鯉のぼり

南浅川沿いは民家であり、マンションや大規模な団地も見える。だが、ゆったりとした川幅と、遠方の山々の景色も相まって長閑な景観が保たれている。

橋の傍に沢山の鯉のぼり

鯉のぼりはこのとおり、かなりの数が泳いでいる。主に寄付されたものだそうだが、その数1,000匹にも及ぶというから、実は都内一の規模なのではなかろうか。JRも京王も、もっと観光地としてプッシュしても良さそうなものだが…。なお、鯉のぼりは桜並木の区間全てに掲出されているわけではなく、桜並木区間の半分ほどに飾られている。それでも、南浅川橋から1kmくらいに渡って飾られているから、大規模であることに変わりはない。

橋から見た沢山の鯉のぼり

さらに川に沿って進むと、ようやく川の水が見られるようになった。とても澄んだ綺麗な水だ。

澄んだ川と桜並木

解放感のある桜並木だ。舗装されておりジョギングに最適なのだろう、時折、颯爽と駆け抜けていくランナーもいた。

両岸ともに植わっている桜

青い橋が見えてきた。

遠くに青い橋が見える様子

橋の先にもまだまだ桜並木は続く。

青い橋に近づいた様子

対岸を眺める。澄んだ南浅川の水面に映る桜。

対岸を眺めた様子

振り返ると遠くに山が見える。高尾の山々だろうか。山、川、空、桜。最高の組み合わせだ。

延々と続く桜並木と、遠くには高尾の山々

さらに進んで水無瀬橋(みなせばし)に着く。桜並木がはじまった南浅川橋からここまでおよそ2km、川沿いの桜並木を楽しむことができた。水無瀬橋から先は桜並木が途切れている。また、先に進んだところで駅が近くにあるわけでも無い。そのため、橋を渡って反対の岸を歩いて戻ることにする。

水無瀬橋(みなせばし)からの眺め

桜のトンネルが心地良く、散った桜が道に積もって、まるで雪の道を散歩しているかのようだ。両岸とも遊歩道が整備されているため、行き帰りで違う風景を楽しめるのが嬉しい。往復で4、5kmの長い桜並木をたっぷりと散策できる。

桜の花びらが積もって白くなった道

橋の下から並木を眺める。

橋の下から桜並木を眺める

遊歩道にはベンチもあるが、数は少ない。土日祝日にはすぐに埋まってしまうだろう。川沿いの桜並木で弁当を食べなら、小さめのレジャーシートも念のため用意しておきたい。ただし、遊歩道はそれほど広い訳ではないので、大人数で大きなレジャーシートで占領して宴会、というのは向かないだろう。そもそも両岸は住宅地。ちょっと腰かけてビール片手に弁当をつまむくらいが妥当と思われる。

川沿いに置かれたベンチ

桜越しに見る学校。こんな環境での入学式は清々しいことだろう。

桜越しに見る学校

底の石までシッカリと見える澄んだ川。魚影は見当たらなかった。

透き通った綺麗な南浅川の流れ

対岸からの鯉のぼりも相変わらず見事。

対岸から見た桜と鯉のぼり

鯉のぼりは大小あるが、大きいものだと人の背丈を超える大きさだ。

鯉のぼりの横に人が並んだ様子

ようやく南浅川橋へと戻ってきた。

南浅川橋が再び見えてきた様子

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アクセス・所要時間など

●アクセス
鯉のぼりと桜並木のスタート地点である南浅川橋まで、JR中央線・京王線「高尾」下車 北口より徒歩約20分

●歩行時間
約1時間50分

●費用
無料

●飲食
今回利用した北口の反対側、高尾駅の南口側には飲食店が多少ある。

●地図

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