概要:皇居東御苑の菖蒲田、一瞬で見学終了…見頃期・開花状況も解説
2019年6月18日(火)、東京都千代田区にある皇居東御苑に菖蒲を見に行ってきた。訪れた当日の開花状況は満開で見頃だった。例年の見頃は6月上旬~中旬頃だ。
東京都内の菖蒲の名所でネット検索をすると、皇居東御苑もヒットする。
だが、数千~数万株レベルの菖蒲園が複数ある都内において、皇居東御苑の菖蒲田は極めて小さな規模ではある。それこそ見学は「一瞬で」終了する。

菖蒲の名所!と言われるとちょっと「?」と感じるし、単に「菖蒲だけ」が目当てならば、都心部なら下の写真の明治神宮のほうがまだ見応えがある。( 明治神宮の菖蒲田の記事はコチラ )

もちろん、靖國神社や丸の内界隈を含めた散歩コースの一環として、皇居東御苑の菖蒲も見て回る、といった気持ちで訪問するのなら良いだろう。( 靖國神社と皇居東御苑散策の記事はコチラ )
◆
◆
◆
詳細:皇居東御苑の菖蒲田の様子を詳しくレポ!
駅から10分で時代劇?【和田倉橋・和田倉門】
皇居東御苑へのアクセスは簡単だ。東京駅丸の内口から出たら駅を背にまっすぐ歩いて、内堀通りにぶつかったら右に進めばOK。
東京駅の丸の内北口改札より出る。立派な駅舎だ。

駅を出てまっすぐ進むと右手に信号があるので、渡って東京駅と反対方向へまっすぐ進む。


大通りの先に交番が見える。交番の隣が、

このように写真映えする橋になっている。和田倉橋だ。

時代劇に登場しそうな佇まいの橋と石垣が、東京駅から徒歩5分くらいの所にある。

橋をわたって奥に進むと和田倉噴水公園に出る。

奥に向かって進み、

公園を出たら目の前が内堀通り。右手に曲がる。

皇居東御苑に到着
最初の大きな交差点の道路を渡った先に見えているのが大手門だ。もう到着。

信号をわたり、お堀を進み、

立派な門をくぐっていく。

皇居東御苑の入園受付。受付といっても入園許可票のようなものを受け取るだけで、特に何かを記入するわけではない。また、入園料もかからない。

巨大な石垣がお出迎え。お城の雰囲気を醸し出している。

外敵の侵入を防がんとする、

威風堂々たる佇まいである。

ちょっとした雑木林を通って、菖蒲田のある場所である二の丸庭園へ。

木陰はまだよいが、ちょっと日に当たるところを歩くと暑い。

ハスの浮かぶ池。

コイも暑そうだ。

池の周囲を歩く。本当にわずかだがアジサイが咲いている。

菖蒲田の様子
池のすぐそばに菖蒲田がある。全景はこの通り。

違うアングルから。

さらに別のアングルから全景をもう1枚。このように、規模はとても小さい。

皇居東御苑の菖蒲は、1966年に明治神宮の菖蒲田から株分けされたものだそうだ。

とても澄んだ水。

菖蒲田を後にして、大手門より東京駅へと戻る。

お堀から眺める大都会・東京。

和田倉噴水公園へと戻ってきた。左右どちらからでも東京駅には行ける。左奥へ進めば行きに通った和田倉橋だが、せっかくだから行きとは違うルートにしよう。右奥へ進む。

左手に和田倉橋を眺めつつ進むと、

東京駅の駅舎のちょうど正面にやって来た。

実にイケメンな面構えの駅舎である。

◆
◆
◆
東京の菖蒲番付ランキング【合わせて読みたい】
東京の花菖蒲の名所、穴場を独断と偏見で格付けしてみました。
\ 詳しくはコチラ /
東京都内の花菖蒲の名所や穴場について、自分で行ってみたスポットを独断と偏見で勝手にランキング。 例年の見頃期も交えつつ、独断と偏見でレビューしていく。 また、それぞれのスポットについて、詳細のリンクを貼っておくので、気になった場[…]
アクセス・所要時間など
●アクセス
皇居東御苑
大手門
・地下鉄各線「大手町」下車 C13a出口より徒歩約5分
・地下鉄千代田線「二重橋前」下車 6番出口より徒歩約10分
・JR各線「東京」下車 丸の内北口より徒歩約15分
平川門
地下鉄東西線「竹橋」下車 1a出口より徒歩約5分
北桔橋門
地下鉄東西線「竹橋」下車 1a出口より徒歩約5分
●歩行時間(施設見学時間含む)
約1時間10分
※菖蒲鑑賞のみ。皇居東御苑の別の見所も見て回れば当然もっと時間を要する。
●費用
無料
●飲食
皇居東御苑内での飲食はOK(アルコール類はNG)。また、東京駅周辺にはエキナカ含め飲食店が無数にある。