2019年4月15日(月)、東京都千代田区にある日比谷公園に行ってきた。見頃期・場所とともに、現地の様子をレポートする。
日比谷公園でネモフィラとチューリップが競演!
平日には公園のそこかしこでスーツ姿の男性が休んでおり、まさに企業戦士のオアシスといった風景が広がる。
そんな日比谷公園だが、春の季節にはチューリップとネモフィラがまとまって咲くことをご存じだろうか。といっても、もともと大きな公園ではないため、チューリップの名所、ネモフィラの名所、と呼ぶことは到底できない規模ではある。
それでも都心でまとまって咲く花々にお目に掛かれるのは珍しいのではなかろうか。
例年の見頃
ネモフィラの見頃時期は4月中旬。
ネモフィラが咲く場所はどこ?
第二花壇の横に咲く。噴水広場や日比谷公会堂も近いので、それらを手掛かりに目指しても良い。
日比谷公園のネモフィラ・チューリップの様子をもっと詳しく!
それでは、見頃を迎えた日比谷公園のネモフィラの様子をもっと詳しく見ていこう。
最寄りの有楽町駅から日比谷公園までは徒歩すぐ
日比谷公園への行き方はいくつかあるが、今回はJR有楽町駅から歩くことにする。日比谷口から駅を出ると案内板がある。公園まではここから300mの距離なので、迷うこともないだろう。

案内に従って道を進むと右手に皇居のお堀が見えてくる。通りを挟んでお堀の反対側にも緑が広がるが、こちらが日比谷公園である。

角に交番のある入口より園内へと入る。

春の日比谷公園を散歩
日比谷公園のルーツは実は大名屋敷だそうで、明治時代には陸軍の練兵場を経て、1903年に日本初の近代的洋風公園として開園した歴史ある公園である。

園内に入るとすぐに眼前に広がる心字池。水の透明度はそれほど高くはなく、四方八方を高層ビルで囲まれるが、都市公園なのでそれは仕方が無いこと。


園内の第一花壇には広い芝生も広がるが、芝生の中には入ることはできない。

第一「花壇」というくらいなので、ここにチューリップとネモフィラが沢山咲いているのかと思ったが、どうやら違った。

園内にはテニスコートもある。

ちょっとした丘。

鐘のあるモニュメントが立つ。自由の鐘、というらしい。

多少の遊具はあるが、幼子を連れて遠方から来るような規模ではない。

目を引く小洒落た建物。日比谷松本楼と言い、日比谷公園の開園と同時にオープンした、100年を超える歴史を持つレストランだ。

ネモフィラとチューリップの花壇に到着
お目当てのチューリップとネモフィラは、第二花壇に面した木立の中にひっそりとあった。


全長100mまでは無いと思うが、とても細長い花壇だ。ネモフィラ、チューリップ、そしてまたネモフィラの順番で花壇が続いている。チューリップ花壇をネモフィラ花壇がはさむような格好だ。よって、チューリップよりもネモフィラのほうが規模的には大きい。

青く小さな花弁が可憐な印象のネモフィラ。

目の前は第二花壇だ。花壇ではあるが、この時期特に花は見当たらない。

チューリップの規模はこの程度。

ネモフィラとチューリップのツーショット。

花壇を後にし、雲形池を臨む。

噴水広場付近から帝国ホテルを臨む。

日比谷公園自体は長時間かけて見学するようなスポットではないが、駅が近く都心部に位置するため、花の咲く季節には散策やデートにピッタリだ。
周辺スポット
見頃のネモフィラ・チューリップを楽しんだ後は、以下のスポットも合わせて訪ねてみては。
皇居東御苑~靖国神社
皇居東御苑は日比谷公園から歩いてすぐ。巨大な石垣や庭園などを無料で楽しめる。さらに、そのまま靖国神社へとお参りしてもいい。
\ 詳しくはコチラ /
2019年4月23日(火)、東京都千代田区にある靖国神社と皇居東御苑に行ってきた。 一番のお目当ては皇居東御苑のツツジである。どうでも良いがツツジは漢字で「躑躅」と書く。一体全体、日本人でこれを書ける人は何パーセントいるのだろうか。 […]
アクセス・所要時間など
●アクセス
東京メトロ丸の内線・千代田線 霞ヶ関駅より徒歩2分
都営地下鉄 内幸町駅より徒歩2分
東京メトロ日比谷線 日比谷駅より徒歩2分
JR・東京メトロ 有楽町駅より徒歩6分
●歩行時間
約40分
●費用
無料
●飲食
少なくとも平日に関して言えばサラリーマンも多く、ピクニック気分でお弁当を食べるのも少々気が引ける。周辺に飲食店はそれこそ無数にあるので、事前にお店を調査しておくのが無難だろう。
●地図