東京・東久留米市の竹林公園|透明な湧水ながれるオアシスだった

竹林公園

2019年9月12日(木)、東京都東久留米市にある竹林公園を散歩してきた。

東京都内で竹林と言えば、ここが有名どころだろうが、実際の規模感、様子は果たして…?現地の雰囲気を、写真とともに本音でレポートする。

また、周辺スポットについても本記事後半で解説しているので、「竹林公園に行った後は何する?」のヒントになればうれしい。

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東久留米の竹林公園は湧水流れる新東京百景の一つだった

この日の都心の最高気温は28度。まだ暑さが残るこの時期に、ちょっと涼みに東久留米を散策してきた。お目当ては、最寄り駅の東久留米駅から歩いて15分ほど、「新東京百景」の一つ、竹林公園だ。

公園といっても、2000本の孟宗竹が生い茂るのみで、とくに遊具などがあるわけではない。

広さは3600㎡と、ちょっとした小学校の校庭くらいの広さだが、周囲を民家や畑に囲まれ、散策路も限られるため、体感的にはそこまで広く感じない。実際、ゆっくり一周しても5分10分で回れてしまう。よって過度な期待は禁物ではある。

竹林の向こうに見えるテーブル

が、逆に言えば一周するのにそれだけ時間のかかる竹林が、都内にどれだけあるだろうか。そう考えると貴重なスポットと言える。

また、竹林公園の見どころは何も竹林だけではない。竹林公園とその周辺には綺麗なせせらぎが多いのだ。

竹林公園ならびに、歩いてすぐの南沢緑地は「東京の名湧水57選」に選ばれた湧き水が流れる。とくに、南沢緑地のほうは日量1万トンと都内最大の湧水量である。

透明なせせらぎ

さらに、竹林公園の近くを流れる落合川は、都心では滅多にお目に掛かれない高い透明度。南沢緑地の湧水群と合わせて「平成の名水百選」に都内で唯一選ばれている。

落合川のキレイな流れ

これらの綺麗な流れが柵でガチガチに囲まれることなく、随所で水に触れることができるのは嬉しいことだ。気温が28度ほどのこの日、水に手をつけてみると「ビックリするほど冷たい!」というレベルではないが、決して生ぬるくもない、心地良い冷たさだ。

東久留米駅から竹林や湧水、落合川をゆっくり歩いて回って1時間半~2時間弱。ほどほどの長さで、暑さの残る時期のウォーキングとしては丁度いい。竹林も湧水も大規模という規模感でもないので、そこまで期待はせずフラッと気軽に立ち寄るのが良いだろう。



東久留米の竹林公園周辺の様子をもっと詳しく!

それでは、竹林公園の散歩の様子をもっと詳しく見ていこう。

【富士見テラス】駅の中に突如現れる富士見スポット

最寄駅の西武池袋線「東久留米駅」には風変わりなスポットがある。

改札を出て右(西口方向)へ曲がる。

東久留米駅構内

まっすぐ進むと外へ出られる小さな出入口がある。

富士見テラス入口

社員用通路チックな趣の細い通路を進んで行くと、

狭い通路

富士見テラスがある。シャレオツなネーミングだが、御覧の通り、失礼ながら洒落た雰囲気はない。

富士見テラスの様子

下には東久留米駅舎が見え、

テラスから駅を眺める

駅の反対側は、ビルの合間に富士山が見えるらしい。

テラスから富士山方向を眺める

こんな感じで。この日は全く見えなかった。…まぁ、例えば中央線でも都下に入れば普通に富士山は見えるので、あまりレア感はないが…。ちなみにこの場所は「関東の富士見百景」の一つだそうだ。

「新東京百景」に「東京の名湧水57選」に「平成の名水百選」に…いったいいくつのタイトルホルダーなんだ、東久留米市。「分かる人には分かる、選ばれる街、東久留米市。」とかいってもっと街のPRを強化したほうがいいと思う。

富士山の案内板

【落合川】高い透明度で藻までキレイ

富士見テラスのある駅西口の左手からは何本か道路が伸びる。どれか適当に選んで左手に進んで行くと、5分強で落合川にぶつかる。

滝のようになった落合川

東に進んで黒目川(紛らわしいが目黒川ではない。「黒目」川)に合流し、やがて荒川へとそそぐ荒川水系の一級河川だ。

澄んだ水

かつては排水で汚れていたというが、現在では「平成の名水百選」に名を連ねる清流であり、カワセミも飛んでいた。

黄緑色の藻がゆらめく

「落合川いこいの水辺」として、右岸と左岸の両方に遊歩道が整備されている。なので、行き帰りで別々のコースを歩けるのも良い。

橋からの眺め

木々が比較的多いため、強い日差しを避けながら歩ける。

川沿いの遊歩道

川の隣が原っぱになっていて、気軽に水辺に近寄れる場所もある。夏場には子供たちの水遊びスポットにもなるそうだ。

川沿いの原っぱ

上流へさかのぼって行けば南沢緑地へと到着するが、その前に竹林公園へ。竹林公園に行くには、橋をわたって寄り道する格好となる。

【竹林公園】空を覆う竹に囲まれた静かな空間

竹林公園の周囲は民家や畑に囲まれている。よって大自然のただ中、という感じではないが、散歩の興をそぐような大規模マンションは見当たらない。

竹林公園脇の民家

マップはこの通りで、一周できるように散策路が設けられている。

竹林公園のマップ

竹林に囲まれたテーブル。

竹林の中のテーブル

空を見上げると、覆いつくさんばかりの竹、竹、竹。

竹林を見上げる

手裏剣が飛んできそうな景色だ。無駄に忍者言葉になりそうでござる。

鬱蒼と立ち並ぶ孟宗竹

先を急ぐでござる。

竹林の中をつっきる小径

パカッと開いてかぐや姫が出てきそう。

間近で見る竹

竹林公園内に湧水スポットもある。透明な水は触るとひんやりして心地良いが、台風の影響で葉っぱがたくさん浮いていた。

せせらぎにかかる木道

透明度は高い。

澄んだ湧水

【南沢氷川神社】目の前を湧水が流れるトトロチック空間

竹林公園を後にして、落合川へと戻って上流へ進むこと10分弱で見えてくる神社。南沢緑地の入口付近に鎮座する。

神社の入口

境内はとてもこぢんまりとしていて、参拝は秒速で終了するだろう。

ちいさな氷川神社

境内から参道を眺める。そこはかとなく漂うとなりのトトロ感。

参道方面の鬱蒼とした眺め

神社の目の前には綺麗なせせらぎが流れる。なお、南沢氷川神社は湧水の守護神だそうだ。

流れるせせらぎ

周辺に湧水が点在し、こうした神社もあることから、ワサビを栽培しつつイイ感じの手打ちそば屋を数件並べれば、もっと観光地化しそうなものだが。

下の石までしっかりと確認できる透明度

【南沢緑地保全地域】湧水のある雑木林

氷川神社の前に広がる、鬱蒼とした雑木林である。千葉県の大規模停電など、大きな傷跡を残した大型台風の後とあって、緑地内は枝葉が散乱し荒れていた。

雑木林

それでも、流れる湧水は涼やかでキレイであった。

橋のかかったせせらぎ

斧を落とすと「お前が落とした斧はこの金の斧か、それとも…」と神様が出て来る池ですね。迷わず金の斧を選ぶ私ですが、何か。

竹林の手前にある小さな沼

しつこいようだが蕎麦屋を出したら儲かりそうな光景。

キレイな流れの周りには木々が生い茂る

【多聞寺】素朴で小さなお寺

落合川をはさみ南沢緑地とは反対側に位置する小さなお寺。真ん前は住宅街。

住宅街の前にあるお寺

市の文化財とのことだが、境内はとてもこぢんまりとしている。鎌倉時代の創建らしい。

多聞寺の山門

多聞寺の境内

注意!夏は蚊の対策が必須

夏場の竹林公園ならびに南沢緑地の水辺は蚊が多い。虫よけスプレーなど蚊の対策をしておかないと、ゆっくりと湧水を楽しむ余裕がなくなるので注意。



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周辺スポット

夏のシーズン限定だが、そう遠くない場所に都内最大級のひまわり名所がある。東久留米の竹林公園散歩と合わせてみては。

清瀬のひまわり畑

清瀬ひまわり畑

祭り期間中であれば、隣の駅「清瀬」で降りて、ひまわりフェスティバルを楽しむこともできる。

\ 詳しくはコチラ /

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住所・アクセス・駐車場など

住所
・竹林公園
〒203-0023 東京都東久留米市南沢1丁目7

・南沢緑地
〒203-0023 東京都東久留米市南沢3丁目9

アクセス
・竹林公園
西武池袋線「東久留米」下車 西口より徒歩11分

駐車場
ナシ

・南沢緑地
西武池袋線「東久留米」下車 西口より徒歩15分、竹林公園からは徒歩13分

歩行時間
約1時間50分

費用
無料

飲食
駅周辺に飲食店が点在しているので、食べるに困ることはなさそう。竹林公園でお弁当を食べることもできるが、夏場は蚊が多いため避けたほうが良い。また、休憩スペースは園に2箇所のみで、座れる場所は多いわけではない。

地図

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