2021年6月1日（火）、東京都大田区にある多摩川台公園に紫陽花を見に行ってきた。
例年の見頃期や開花状況、現地の雰囲気を、動画やたっぷりの写真とともにレポートする。
多摩川台公園のあじさい園は高台で開放的【概要】
多摩川台公園のアジサイの数は、7種およそ3000本。
23区部では多い部類に入り、文京区の白山神社と同程度の規模だ。
とは言え、さすがに郷土の森や南沢あじさい山など、多摩地区のアジサイ名所と比べれば、花が少なく感じるかもしれない。
しかし、多摩川台公園はその名のとおり、多摩川のそばにある高台に位置し、開放感がある。
また、公園は南北に約700m伸び、比較的あるきごたえがある。古墳や水生植物コーナーも楽しめる。
さらに、公園をふくめ周辺は起伏が激しく、坂が多い。坂道好きな方なら一層お散歩を楽しめるだろう。
現地の雰囲気はこちらの動画もどうぞ。
開花状況
2021年6月1日（火）、訪れた当日の開花状況は7分咲き前後だった。2021年は早いようだ。
紫陽花の種類によって開花時期にズレがあると思われる。
例年の見頃期
例年の見頃は6月中旬頃だ。
2021年はコロナ禍だからか、大田区HPを見ても開花状況は掲載されていなかった。
大田区HPに載っていない場合、Twitterなどで情報収集してから出かけたい。
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多摩川台公園のあじさいの様子をもっと詳しく【詳細】
それでは、現地の様子をもっと詳しく見ていこう。
あじさい園の様子
あじさい園は高台の上に広がっている。なので、階段をのぼる必要がある。
南北に細長い多摩川台公園。アジサイ園は、公園の南端にある。東急多摩川駅の目と鼻の先だ。
なので、すぐそばを東急多摩川線が走り、電車とアジサイを一緒に鑑賞できる。
開園は昭和62年で、アジサイ園の中だけで3000株ある。公園全体で見れば、もう少し数が増えると思われる。
東屋がある。
紫陽花は7種あるが、この地図を見るかぎり、普通の紫陽花（下の地図の紫色）がいちばん多そうだ。
品種によって、見頃を迎えたものもあれば、
まだまだこれからというものもある。
3000本が一斉に見頃を迎えることはないのだろう。そのため、遠目から見たときの花のスケール感という意味では、多摩地区の紫陽花名所のような景観にはならない。
また、あじさい園は高台にあるのだが、木立に囲まれる。そのため、そこまで見晴らしが良いわけではない。
木々が邪魔で見えにくいが、紫陽花の向こうに多摩川が流れている。さらにその向こうには武蔵小杉のビル群がそびえる。
あじさい園以外にも咲く
あじさい園は多摩川台公園の中のほんの一部だ。せっかくなら、公園全体を巡ってみよう。色々な場所で紫陽花を見られる。
亀甲山古墳近くのあじさい。
あじさい園とは真逆の北部にも紫陽花が咲いていた。こちらは虹橋の近くの園路。
そこそこまとまった数が咲いているが、こちらは訪れる人はまばら。
園内北端の宝萊山（ほうらいざん）古墳にも、わずかだが紫陽花が見られる。
古墳は通り抜けられるので、高級住宅街をブラブラしつつ田園調布駅まで散歩するのもいい。
あじさい以外の多摩川台公園の見どころ
紫陽花のほかの公園の見どころは、以下の記事を参照されたい。
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アクセス・所要時間など
住所
〒145-0071 東京都大田区田園調布１丁目５９−９
アクセス
東急多摩川線「多摩川」下車 徒歩1分
所要時間
あじさい園単体なら10～20分もあれば十分だろう。
あじさい園だけではなく、公園を全体的に見て回るなら1時間前後くらい。
費用
無料
飲食
周囲に飲食店は少なめ。電車を使えば自由が丘が近く、そこまで出れば選択肢は広がる。
地図