お台場の桜とチューリップ訪問記|見頃時期や開花状況も解説【東京・港区、江東区】

2022年4月2日、お台場に桜とチューリップを見に行ってきた。

見頃時期や開花状況、場所、現地の雰囲気を、動画やたっぷりの写真とともにレポートする。

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お台場の桜とチューリップ訪問記【概要】

春のお台場は「花王国」とでも言うべき様相を見せる。

桜、チューリップを中心に、

それ以外にもいろいろな花が咲き誇る。

ただ、どの花も広大なエリアに分散して植えられているため、「一面の花畑」みたいな光景ではない。

チューリップもその本数は「関東最多300品種16万球」とうたうが、開花エリアが分散している。羽村や昭和記念公園のチューリップみたいなのを期待していくと「あれっ?」となるかも。

ちなみにチューリップの数を比べると、お台場の16万球に対して、昭和記念公園は20万球超、羽村は40万球。

お台場が自称する「関東最多のチューリップ」というのは「本数」ではなく、「品種の数」のことと思われる。

桜についてはそもそも本数が少ない。

そういった意味では、桜やチューリップをメインの目的にするには少々物足りないかも。

しかし、お台場は各種スポットが豊富で、一大レジャースポットとして健在。また、交通手段としてフェリーを使うのも面白い。それらのついでにお花見散歩も楽しむ、というスタンスがちょうどいいかと。

現地の雰囲気はこちらの動画もどうぞ。

開花状況と例年の見頃時期

開花状況と見頃期について解説する。

開花状況

2022年4月2日、私が訪問した当日の開花状況は下記のとおり。

  • 桜…見頃
  • チューリップ…おおむね見頃だが場所によってはまだまだこれから

なお、最新の開花状況は以下を参考にしたい。

例年の見頃期

  • 桜…3月最終週~4月第一週頃
  • チューリップ…3月下旬~4月上旬頃

年により変動するので、最新の開花状況を確認の上お出かけを。



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お台場のチューリップと桜の様子をもっと詳しく【詳細】

主な見どころは下記のとおり。()内は見られる花。

  • セントラル広場周辺(チューリップ&桜)
  • お台場海浜公園(桜)
  • 夢の大橋(桜)
  • 流れの花壇(チューリップ)
  • 300品種の花壇(チューリップ)
  • 潮風公園(桜)
  • 有明駅前(パンジー)

「買い物、デートがメインの目的であって、花のためにそこまで歩き回る気はないんだけど…」という方は、もっとも写真映えする「セントラル広場周辺」と「お台場海浜公園」の二か所を回ればOK。

この二か所がもっとも写真映えする。ほかのスポットは時間的・体力的な余裕に応じて回ればOKかと。

逆に、お花スポットをくまなく踏破するなら、下記のルートが一例。

それでは、各スポットの様子を見ていこう。

セントラル広場周辺(チューリップ&桜)

お台場のお花見スポットの最大の見どころ。

とは言っても、桜は都内の桜名所に比べると大規模ではない。あくまで「お台場の中では」密集しているレベル。

広場ちかくのガンダム立像の周囲にはチューリップがたくさん。サマになります。

チューリップ花壇の中に園路が整備されていて、中を通れます。

広場にある「自由の炎」像の周囲にもチューリップが咲く。

お台場で桜とチューリップのコラボがガッツリ見られるのは、ここセントラル広場くらい。

お台場海浜公園(桜)

桜の本数はとても少ないが、何といっても公園内にある自由の女神像と桜のコラボが写真映えする。

春の陽気のなかを歩く海沿いってのも心地よくてポイント高し。お台場にお花見に来たなら押さえておきたいスポットだ。

夢の大橋(桜)

数は少ないが、橋の上から桜を見下ろせる。

水辺ギリギリに桜が植わっているので、眺めがいい。

ちなみに、夢の「大橋」というだけあって、幅がバカでかい橋で、少しだけ横浜っぽいような開放的な雰囲気だ。

流れの花壇(チューリップ)

ビッグサイトの近くにある花壇。名前からしてせせらぎ沿いにチューリップが咲いてそうだが、せせらぎがあるわけではない。

チューリップ畑は複数の場所に散って点在している。こちらはイーストプロムナードに咲くチューリップ。

セントラル広場周辺ほどではないが、そこそこ密集している。

まだまだ蕾状態のチューリップもたくさん。セントラル広場のチューリップは見頃だった。場所によって開花状況に差がある。

こちらはビッグサイトの前に咲くチューリップ。

広い歩道の両側に植えられている。

300品種の見本園(チューリップ)

日本科学未来館、フジテレビ湾岸スタジオに囲まれたスペースにある花壇。

「300品種の~」というくらいなのでチューリップの種類は多いのだろうが、本数そのものは少ない。

花畑ではなく、あくまで色々な品種の紹介場所って感じ。

潮風公園(桜)

桜の数はとても少ないが、「ヤシの木と桜のコラボ」ってかなり珍しいのでは。

潮風公園は首都高によって南北にエリアが分断されているが、この眺めが見られるのは南側エリアだ。

潮風公園の名のとおり、海に面した公園なので、爽快感も抜群です。

有明駅前(パンジー)

有明駅の目の前に、そこそこの規模のパンジー花畑がある。
4月2日時点で満開、見頃だった。

わりと気合いの入った内容だと思うのだが、PRなどもされず、訪れる人もまばらという…。

場所的にはシンボルプロムナード公園の東端にあたる。歩くのが好きな方ならば、チューリップや桜を見るついでに、ここまで踏破するのもよいだろう。

おまけ:いろいろな花たち

この時期、シンボルプロムナード公園には、桜やチューリップ以外にもいろいろな花が咲いている。

桜やチューリップの数が突出して多いスポットではないが、こうした花々もあるので、春らしいお散歩を楽しめる。



周辺スポット

下記スポットにも合わせて行ってみては。

レインボーブリッジを徒歩で渡る

実は歩いて渡れるレインボーブリッジ。かなりの高所でスリリング満点だ。

ただ、今回のお花見スポットを全て歩いて、さらにレインボーブリッジも歩いて渡るとなると、けっこう健脚向き。

\ 詳しくはコチラ /

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レインボーブリッジを望む

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アクセス・所要時間など

アクセス

もっとも見栄えのするお台場海浜公園とセントラル広場だけ見ればOK!という方なら、ゆりかもめの「台場」が最寄り。

一方、今回紹介したスポットをすべて踏破するなら、ゆりかもめの「テレコムセンター」か「有明」、りんかい線の「国際展示場」が最寄り駅となる。

歩行時間

今回紹介した花スポットをすべて回ると、歩行時間だけでおよそ1時間、距離にして約5km。花の鑑賞時間も合わせれば、2時間はかかるだろう。

散歩やお花見にそこまで時間をかけられない、ということなら、前述のとおり、お台場海浜公園とセントラル広場だけ見て回ればいい。買い物ついでにサクッと見られる。

費用
チューリップ花壇の鑑賞に料金はかからない。

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