2020年12月17日、東京都練馬区旭町にある妙安寺に紅葉を見に行ってきた。
紅葉状況や例年の見頃期、現地の雰囲気を、動画やたっぷりの写真とともにレポートする。
妙安寺、練馬区の「紅葉のキレイなお寺」を訪ねて【概要】
この落ち着いた佇まい…。鎌倉の小さな古刹かな?いいえ、こちらは練馬区です。
九品仏や豪徳寺の紅葉が素晴らしいため、23区で紅葉のキレイなお寺のある場所=世田谷区のイメージが強かった。
しかし、練馬区にもあったのです。
といっても、世田谷区の古刹ほどの広さは無い。お参りはすぐに終わる。
そこで、近くの城西エリア屈指の紅葉名所・光が丘公園もセットでお散歩したい。紅葉狩りのハシゴができる。
現地の雰囲気はこちらの動画もどうぞ。
例年の見頃期と紅葉状況
例年の見頃は11月下旬~12月上旬頃だ。
2020年12月17日、訪問当日の紅葉状況は散り始めで、見頃ピークは過ぎてしまっていた。
紅葉状況は把握しにくい。公式HPが無い上に、穴場中の穴場なのでSNSでも画像があまり出回らないのだ。
ただ、近所の光が丘公園はメジャーなためTwitterで情報を見つけやすい。光が丘公園の紅葉の見頃に合わせて行けば、タイミングを外しにくくなるはずだ。
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妙安寺の様子をもっと詳しく【詳細】
それでは、現地の様子をもっと詳しく見ていこう。
お寺の目の前は普通の道路だ。
何の変哲もない道路を曲がると、いきなりこんな参道が目に入る。
参道の脇に建つ石碑や、
石畳の道が味わい深い。
背の高い木々も、参道の雰囲気を落ち着いたものにしている。
これまた味のある山門だ。
山門からのぞく紅葉。
瓦には桐紋が掘られている。
山門から道路方面を振り返ったところ。紅葉のピーク時ならもっとキレイだったはず…。リベンジしたい。
山門をくぐる。全体的に見頃ピークは過ぎてしまっていたが、太陽に照らされた紅葉は美しい。
妙安寺は日蓮宗のお寺で、開山は江戸時代初期。
徳川家康の重臣・板倉伊賀守勝重が、静岡の蓮永寺の日雄上人を招いて創建したと伝えられる。
お堂は創建当時のものではなく、明治期に焼失後、再建されたもの。
本堂と紅葉。
本堂を背にして境内を眺める。
境内には、巨大な岩など紅葉の映える添景物がいくつか置かれている。
カメラ好きな方は写真の枚数が増えそうですなぁ。こちらは石灯篭。
足元の苔と散り紅葉も風情を感じる。
巨大なケヤキの木がある。
その高さは25メートルもあり、「練馬の名木」の一つだ。
十字に道が整備されていて、山門のほかにも出入り口がある。
柿がなっていた。
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周辺スポット
下記スポットにも合わせて行ってみては。
光が丘公園
妙安寺から徒歩圏内。モミジの数は多くはないが、立派な木がある。また、銀杏並木が有名。
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向山庭園
都内最小クラスのコンパクトな庭園ながら、和モダンな母屋、紅葉、立派なイチョウなど写真映えする要素が詰まっている。
光が丘公園から大江戸線に乗れば、そこまで遠くはない。
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アクセス・所要時間など
住所
〒179-0071 東京都練馬区旭町3丁目10−11
アクセス
・東武「成増」下車 徒歩13分
・東京メトロ「地下鉄成増」下車 徒歩10分
見学時間
15分
費用
無料
飲食
成増駅周辺なら食べるところに困ることはなさそう。
地図