東京都東村山市にある「くめがわ電車図書館」に子供と行ってきた。
現地の雰囲気を、写真とともにレポートする。
シン・エヴァンゲリオンの聖地?くめがわ電車図書館訪問レポ【概要】
まずは現地の雰囲気はコチラ。(360度画像。指で動かせます)
廃車両の屋外展示は、都内のほかの場所でもよく見られる。ただ、図書館として活用されているケースはレアだろう。
シン・エヴァンゲリオンに出てくる図書館のモデルにもなっているそうで、なかなか写真映えする。
ちょっと気になる景観だけど…周辺にほかの見どころはあるの?という方向けに、周辺スポットについても後述する。
くめがわ電車図書館の写真
それでは、現地の様子をもっと詳しく見ていこう。
ごらんのとおり、団地の一角にある。
これらの団地は「グリーンタウン美住(みすみ)」というURの賃貸物件で、20棟ちかく立ち並ぶ、けっこうなマンモス団地だ。
東村山50景にも選ばれている。
市立図書館ではなく地域文庫ということで、ボランティアによって運営されている。
中には子供向けの本がズラリ。
幼児向けのやさしい絵本ばかりかと思いきや、図鑑や小説も。
シン・エヴァンゲリオンの本もありますね。
歴史は古く、1967年(昭和42年)の開館。当時は市内に図書館がなく、夏休みなどに子供が読書できる場所を、という目的でつくられた。
現在の車両は二代目で、2000年まで活躍していた西武線の車両「クハ1150」。
開館当初は数百冊だったのが、いまでは5000冊もの蔵書がある。
ちょっとセピア色に焼けた路線図がイイ味出してます。
会員登録すれば本の貸し出しもしてもらえるようだ。
◆
◆
◆
周辺スポット
下記スポットにも合わせて行ってみては。
東村山中央公園
小さなお子様連れなら合わせて訪ねたい。徒歩圏内にある都立公園。遊具や芝生広場、夏にはじゃぶじゃぶ池でも遊べる。
多摩湖・狭山湖
都内では珍しい、公共交通機関でアクセスしやすい湖。
くめがわ電車図書館からは、最寄り駅の一駅or二駅先と近い。
どちらの湖も眺めが良く、散歩やピクニックが心地よい。
狭山不動尊と山口観音
変わった建物をもつお寺。社寺仏閣好きならお参りしてみては。
小平市ふれあい下水道館
くめがわ電車図書館からは微妙に行きにくいのだが、わざわざ遠方から来るなら合わせて訪ねたい。臭気漂う現役バリバリの下水道管の中に入るという激レア体験ができる。
殿ヶ谷戸庭園
国分寺駅から歩いてすぐの庭園。崖から見下ろす紅葉は一見の価値あり。
開館日・アクセス・駐車場など
住所
東村山市美住町1丁目4番地1
開館日
開館は水曜と土曜の午後2時~4時半まで。水、土曜であっても祝日はお休み。
お出かけ前に公式HPで最新の開館情報を確認しよう。
また、お休み情報などをつぶやいているTwitterアカウントもあるので、合わせて確認してからお出かけしたい。
アクセス
団地のただ中にあり、少々わかりにくい場所にある。スマホなど地図は必須。
- 西武多摩湖線「八坂」下車 徒歩10分
- 西武新宿線「久米川」下車 南口から徒歩15分
駐車場
周辺にコインパーキングがあるが台数は少ない。
費用
無料
地図