2019年6月11日(火)、東京都文京区にある白山神社(はくさんじんじゃ)にアジサイ祭りに行ってきた。
東京都であじさいの名所と言えば、まず筆頭格として挙げられる白山神社。長年ノーマークだったが、ついに初訪問。
開花状況、見頃期とともに、現地の様子をレポートする。
また、境内はこぢんまりとしており、紫陽花散策はすぐに終わると思うので、合わせて訪ねたいスポットについても紹介する。
開花状況
訪れた当日の開花状況は見頃だった。
例年の見頃期
白山神社のアジサイの例年の見頃は6月上旬~6月下旬頃で、年によって最盛期は前後する。
アジサイの開花に合わせて、例年6月に紫陽花祭りが開かれ、出店やバザー、コンサート、あじさい神輿渡御(おみこしが練り歩く)などで賑わう。
最新の開花情報やイベントスケジュールは、文京区のHPより確認できる。
なお、各種イベントはほぼ土日開催なので、平日に行っても祭りの賑やかさは味わえない。
白山神社は行列のできる紫陽花名所だ?
境内にはおよそ3000株のアジサイが咲くという。都下のアジサイ名所である東京都日野市の高幡不動のアジサイ株数は7500株なので、その半数以下の規模ということになる。
周囲に民家の迫る境内はこじんまりとしていて、見学時間は駅からの歩行時間を入れても30分程度だろう。

また、境内には沢山のアジサイが植えられた富士塚があるのだが、ディズニーランドのアトラクションみたいな行列ができる。平日でこれだから、土日祝はどんな混雑なのだろう。

このような状況なので、白山神社は自然や風情を感じながらアジサイを愛でるスポットではない。

しかし、都心という立地かつ、駅から近いというのは魅力的ではある。他のスポットと合わせた散歩コースを設定しやすいと言えよう。
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白山神社の紫陽花の様子を詳しくレポ!
それでは、見頃を迎えた白山神社のあじさいの様子をもっと詳しく見ていこう。
アクセスは簡単。都営三田線の白山駅A3出口から徒歩2、3分で到着する。駅前の大きな通りの様子。


大通りから1本、長い道が伸びているので、まっすぐ進めばすぐに神社に到着する。


鳥居をくぐって振り返る。すでにアジサイが見られる。

奥へ進む。さすがは都内屈指のアジサイ名所。平日だというのに、賑わっている。

手水舎の周りにもアジサイが植えられている。


社務所の横に、天井の低い渡り廊下があるので、そちらをくぐる。


渡り廊下をくぐった先に、アジサイの咲く丘、富士塚がある。


行列ができているので、さっそく列に加わり、丘をのぼる。

石の階段になっており、人が容易にすれ違えないほどの狭い通路だ。

それぞれが写真撮影に熱中しているため、列は少しずつ動いていく。


丘と言っても目立って高いわけではなく、頂上からの眺望はこのとおり。

一息つく間もなく降りる。何しろ人が多い。一カ所にジッと留まっていられない。

民家が隣接している。

丘を降りて振り返ったところ。

神社に隣接した白山公園にもアジサイが咲く。


公園から再び境内に入る。狭い境内に木々が茂るため、「社殿とアジサイ」を一緒に写真に収めたいと思っても、構図に苦労する。


なお、社殿からまっすぐ伸びる道を進むと、長い階段に辿り着く。


階段を降りるとアジサイが少しだけあるのでパシャリ。が、この先とくに何があるわけでもなく、白山駅へと戻るのであった。

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周辺スポット
白山神社の満開の紫陽花を楽しんだら、以下のスポットも合わせてどうぞ。
小石川植物園
「小石川後楽園」のほうじゃなく、小石川「植物園」。白山神社から徒歩10分前後で到着する、日本最古の植物園。23区とは思えない広大な雑木林が広がる。
東洋文庫ミュージアム
白山神社から徒歩20分ほどの立地にある東洋学の研究所。頭上たかく積まれた古書に囲まれた部屋は、写真映えのひと言。
\ 詳しくはコチラ /
2019年12月9日(月)、東京都文京区にある東洋文庫ミュージアムに行ってきた。 最寄り駅からのアクセスや現地の雰囲気を、動画やたっぷりの写真とともにレポートする。 また、周辺スポットについても本記事後半で解説しているので、「東[…]
アクセス・所要時間など
住所
文京区白山5-31-26
アクセス
都営地下鉄三田線「白山」下車 A3出口より徒歩3分
東京メトロ南北線「本駒込」下車 徒歩5分
歩行時間(施設見学時間含む)
約30分
費用
無料
飲食
近隣に飲食店が無いわけではないが、都心で駅近という立地上、白山神社周辺での飲食にこだわる必要もないだろう。
地図