アクアパーク品川は水族館じゃない?所要時間と混雑状況も解説【東京・港区】

マクセルアクアパーク品川のドルフィンパフォーマンス

2019年8月2日(金)、東京都港区にあるマクセル アクアパーク品川に子供と行ってきた。

結論、ココは水族館じゃない。エンタメ空間である。そのココロは…。滞在時間や混雑状況とともに、現地の様子をレポートする。

混雑状況

イルカショー開始、上部から煙が出る演出

これ、平日の写真ですよ、奥さん…。平日でも、これだけ混雑している。まぁ、平日と言っても夏休み期間だが。

そもそもJR品川駅から歩いてすぐの超絶好立地なため、外国人観光客ふくめてアクセスしやすい。なので、常に混んでいるのは仕方がない。

特に混雑するタイミング

SNSを見ていると、特に混雑する条件は下記の通り。条件が複数あてはまる程ヤバくなりそう。

たとえば、夏休み期間中の日曜日のお昼とか、行くモンじゃないですな。

  • 土日・祝日
  • 連休
  • 春休み、GW、夏休み、冬休みなど小学生の長期休暇期間
  • お昼前後

空いているタイミング

時間帯としては開園後すぐや閉園ちかくは空くことが多いようだが、子連れだとそんなタイミングで行くのは厳しい。

そもそも、早朝や夜遅くに行って仮に空いていたとしても、そのタイミングではイルカショーが観られないのは微妙なところだ。

というのも、この施設に来てイルカショーを観ないというのは、寿司屋に行ってサイドメニューだけ食べて、肝心の寿司は食わずに帰るようなものである。

イルカショーの場所取り・混雑状況

イルカショーについては、確実に座って観るには平日でも40分~50分前の着席を覚悟する必要がある。私の訪問日は夏休み期間の平日だったが、ショー開始の40分前でも、かなり席は埋まっていた。

SNSを見ると、土日祝日ともなると、「45分前でも満員御礼だった」「1時間前から着席スタンバイ」など、正気とは思えない勇ましい口コミが目に付く。

ちなみに、前のほうの席はショー開始直前でもわりと空いていた。が、ズブ濡れレベルで水がかかるので注意が必要。

所要時間

イルカショーの待ち時間40、50分もふくめて2時間前後といったところか。(私の例。夏休み期間中の平日、乗り物には乗らない場合)

イルカショーを観なければ滞在時間はグッと減るが、下で載せている写真のとおり、水槽がたくさんあるわけでもなく、「えっ、高いカネ払ってもう終わり?」となる恐れが…。

感想:エンタメ空間と割り切れるなら楽しい【ややデート向けか】

あれ?エプソン水族館じゃないの?って感じだが、いつの間にか命名権取得先がエプソンからマクセルに変わっていた。

そう、エプソンもマクセルも、プリンターや電池からイルカさんまで、手広い業容ですなぁ…という訳では当然なくて、カネを払って自社の名前を掲げていただけであって、管理運営は実は横浜八景島である。

バカ高いであろう命名権を取得して早2年弱。未だに「マクセル水族館」よりも「エプソン水族館」で検索される数のほうが圧倒的に多いのはご愛敬。

…前置きが長くなった。そうそう概要であるが、一言で言えば、インスタ映えに憑りつかれた水族館、否、エンタメ空間である。

天井から床まで、ギラギラに映像が投影されまくる部屋だったり(部屋にいるお魚チャン達は眩しくはないのだろうか)、

薄暗い室内に夏祭りを模した映像が床や壁に投影

館内にギロッポン的なバーがあったり(お酒も飲めちゃうゾ)、

薄暗い中カウンターとテーブルがうっすら光るバー

ミュージシャンのツアー的なノリのイルカショーだったりと、とにかくシャレオツな展示はインスタ映え必至で、子供らの遊び場というより、リア充カップル達のデートコースの様相。

イルカショー開始、上部から煙が出る演出

…というのは半分冗談で、アーチ状の水槽など、シッカリ水族館しているゾーンもあったりと、子供連れファミリーでも大いに楽しめる。

水中トンネル

ただ、「へぇ、この生き物って●●だったんだ!」みたいな知識を得られる、いわゆる昔ながらの水族館ではない。演出にこだわっていて、お勉強よりもエンタメに(かなり)寄せた施設と言える。

円柱の水槽の中で怪しく光るクラゲ

展示によっては生き物の名前すら表示されておらず、「結局コイツは何の生き物だったんだ」となる。

私のような古風な親が、「子供と水族館に行って、海や魚の知識に触れつつ楽しませたい」と考えて行くとズッコケる。あくまで派手な演出を楽しみに行くべき施設だ。そう、ここは学習の場というよりも、エンタメの場なのだ。



アクアパークの様子をもっと詳しく【最寄り駅の品川からのアクセス方法も解説】

アクアパーク品川で遊んできた様子をもっと詳しく見ていこう。

品川駅からアクアパークまで

行き方は簡単だ。高輪口(西口)から出る。

品川駅構内

駅前の風景。信号を渡って赤丸で囲んだ建物に入ればOK。

品川駅前の風景

奥に進んで、

建物内の広い通路を歩く

さらに奥に進んで、

中庭のような場所を歩く

品川プリンスホテル脇の細い道を進めば、

プリンスホテル脇から伸びる細い坂道

左手にアクアパーク。品川駅構内からでも徒歩5分足らずだ。

アクアパーク品川入口

プチ遊園地とムーディーな世界

エントランス。夏らしく、夏祭りを模した期間限定の装飾。

アクアパーク品川エントランス

改札機みたいな入口を通る。

改札機のような入場口

謎のバイキング。子連れだと「乗りたーい!!」と引っ掛かって困る。

大きく揺れるバイキング

ダメだダメだ、魚を見に来たんだゾ!

とまっているバイキング

後ろで花火の映像がバンバン投影されている水槽。ハイテクですなぁ。さかな「僕、てんかんになっちゃうYO!」

後ろで花火がさく裂する映像が投影されている水槽

いや、だから何で水族館にメリーゴーランドがあるんだ。「これに乗ると水族館に行けないよ?」と謎の説得をしつつ息子を水族館へ誘導。チッ、余計なアトラクションを差し込みやがっ すみません失言でした。

青く光り輝くメリーゴーランド

光のトンネルをくぐると、

クリスマスイルミネーションのような通路

床と壁に和柄だの花火だのが投影されまくりの空間。

青を基調とした和柄や提灯が床や壁に投影されている

夏祭りってことなんでしょうな。怪しげなクラブにも見えるのはご愛敬。

床で花火がさく裂している様子が投影

太鼓も置いてあり、もはや魚の展示はどうでも良いんじゃ感があり、

水槽の前に置かれた小さな太鼓をたたく子供

サカナたちも人間様の道楽に付き合ってやっているという御様子。

壁で花火のイラストがさく裂

更に進むと何と水族館内に酒も飲めるバーがあった。

うっすら光るカウンターもオシャレ夏祭り感

テーブルが水槽という超絶シャレオツ仕様。ここでは魚類どもは貴重な学術的資料などではなく、我々万物の霊長を愉しませるためだけのディスプレイに過ぎないのだ。

円形で上部が水槽になっているテーブル

バーからクラゲコーナーへ。クラゲさん達も例外ではない。

円筒形のクラゲ入口水槽がいくつもならぶ

「ははは…君は私のコレクションとして、ここで彷徨うことになる。そう…永遠にな!」

大きな円形の水槽の中に大きなクラゲが1匹

ビカビカと光を当てられているクラゲ達。さかなクンがこの光景を見たらどう思うのだろうか。「ギョギョギョ、とっても綺麗ですねェ!!今度カノジョと来よーーっと♪」

赤くビカビカ光る室内

壁に投影された館内マップも指でグリグリと動く無駄にハイテク仕様。すげー、ハリウッド映画とかで出てきそう。

壁の館内マップを指で操作する子供

エスカレーターで上階へ上がると…

エスカレータ―で上階にのぼる

イルカショーが見られるスタジアム

平日40分前でも混雑!ショー開始前の攻防

エスカレーターを上りきると、目の前がスタジアム。

イルカショーが見られるスタジアム

ショー開始の40分前に座るが、既にそこそこ混んでいる。

スタジアムの混雑風景、結構人が座っている

一見まばらに席が空いているように見せかけて、物がそっと置かれて場所取りされており、実はそこまで空いていないのはお約束。一応平日なんですけどこの混み方って…。

物が置かれた座席たち

夏休み期間中だからたまたまかと思って口コミを確認すると、やはり確実に座るには40分~50分前に座ろう!などと某ネズミ王国レベルの勇ましい口コミの数々。

ちなみに、背もたれの無い前方の席は人気が無く、なかなか埋まらない。イルカさん達が引くくらいのレベルで水掛け攻撃をしてくるからだ。

さて、物を置いての席取りはダメとのことで、品行方正な私としては座って待つ訳だが、小さな子連れで大人が一人のみの場合、いかにして小一時間子供を座らせるかに頭を悩ませることになる。

子供にスマホでyoutubeを見せたり、

ショー開始前でも水中を泳ぎ回っているイルカさん達に近づかせてみるとか、涙ぐましい努力を重ねて何とか時間を潰す。

イルカに近寄る子供

40分の待ち時間の後半は「もういい、イルカは見ないで他のコーナーに行く!」と主張する息子と、「ダメだ、ここまで待った時間をどうするんだ!」とサンクコストに憑りつかれた父親の攻防がそこにはあった。

いよいよショー開幕

息子と押し問答の末、何とかショーが始まる。勝った。

イルカショー開幕

水と光と音響と…色々なものを駆使してド派手な演出がされたイルカショーは、

スタジアム上部

「ドルフィンパフォーマンス」と非常にカッコ良さげな名が付けられている。イルカさん「イルカショーなどという陳腐な呼び方はやめてもらおう」…はい、すみません。

水しぶきがあがる

すげー、スタジアム中央で光と音と水のパフォーマンスを魅せるイルカは、もはやスター。私の隣の女性など、両手を胸の前で組んで乙女の表情。

噴水が幾筋も上がる

「桜井さーーん!!!」とか黄色い悲鳴が聞こえてきそうな光景を前に私は理解した。そう、アクアパーク品川は、スタディの場所ではない。エンタメの場所なのだ、と。

跳ぶイルカ

円形のプールをイルカがグルグル回って、自分の目の前にイルカが来たら万歳すると…。はい、観客全員でウェーブの出来上がり♪って何なんだこのノリは。オッサンでも楽しい一体感。息子ももちろん喜んでいる。待った甲斐があった…。

興奮のあまり前列の観客に水を掛けまくるイルカさん。容赦なくて笑う。館内でポンチョを販売しているのも頷ける。

前列ずぶ濡れ必至の水掛け攻撃

ドルフィンパフォーマンスを堪能したら、この施設は8割がた楽しんだと言って良い。それくらい見ごたえがあり、熱気あふれるイルカショーだった。「だからイルカショーなどと(略

ようやく普通の水族館っぽい雰囲気でホッ

2階はイルカスタジアム以外はわりと普通の水族館然としており、オッサン的には落ち着くものがある。

ゆったりとした水槽

海獣、比較的小さな魚、ジャングルの3つのフロアが隣接しており、中央にドーンと巨大水中トンネルがある。一つひとつのエリアは規模は小さめで、サクサク見て回れる。

海獣コーナー「ワイルドストリート」

この広場では海獣のショーが行われるが、イルカショーで疲労困憊につき今回はパス。

芝生のある通路

中ではアザラシさんやオットセイさんが泳ぎ回っており、

泳ぐ海獣を見つめる人々

間近に見ることができる。

若干カメラ目線の海獣

いかにも水族館な「リトルパラダイス」

小さなサメやニモに出て来るドリー、チンアナゴなどが泳ぎ回り、

細い通路の右手に大きな水槽

ようやく現れた普通の水族館的な光景に安堵しかけると、

サメも泳ぐサンゴも置かれた水槽

通路をはさんで水槽の反対側の壁には水中を模したプロジェクションマッピングが施されており、「普通の水族館って言われるの、一番イヤなのよね」という意識の高い想いがヒシヒシと伝わって来る。

海中の様子が投影された壁

水族館っていうか動物園?「アクアジャングル」

ジャングルを模したコーナーで、

大きな木々がレイアウトされたジャングルエリア

藤岡弘が出てきそうだ。

小さな子供くらいある淡水魚が何匹も漂う

ピラニア「うまそう(人間の子供が)」

ジッと漂う不気味なピラニア

淡水の怪魚たちは良いのだが、なぜかトカゲやカエルが展示されており、

ジッと止まったイグアナ

しまいにゃカピバラさんも登場。横には亀さんも。動物園か?

気だるそうなカピバラ

避暑感パない「ワンダーチューブ」

トンネルになった水槽。

全方位にお魚のいる水中トンネル

真下や

頭上を泳ぐノコギリザメ

真横からお魚たちを見られる。

エイのえらを指さす子供

夏休み期間だからかすごい混雑で新宿や東京駅構内を思わせる。東京のターミナル駅もトンネル水槽を取り入れたら癒し効果で乗客同士のトラブルとか減るんじゃないか。

大混雑の水中トンネル

お土産コーナー

映像と音響を駆使したハイテク水族館ながら、出口付近にチャッカリお土産ゾーンを設置するという伝統だけはしっかりと継承。

細い通路にヌイグルミ類びっしりなお土産コーナー

あやうく余計な出費をするところだった。

水槽も設置されたお土産コーナー



周辺スポット

しながわ水族館

2頭並んで泳ぐイルカ

アクアパーク品川「じゃないほう」水族館。品川と名がつくが、最寄り駅は品川駅ではないので注意。

広くはないが、解説は豊富で、昔ながらの水族館チックな安心感。2019年にはバンドウイルカの赤ちゃんが生まれた。

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しながわ水族館のイルカの赤ちゃん

高輪ゲートウェイ

お寺と坂

そのテンション高めな名称で話題となったJRの新駅。実は、周辺には泉岳寺をはじめお寺と坂が異常に多い。お寺好きなら楽しめそうなスポット。

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高輪ゲートウェイ近くの寺街

アクセス・所要時間・飲食など

住所
〒108-8611 東京都港区高輪4-10-30(品川プリンスホテル内)

アクセス
JR・京浜急行「品川」下車 高輪口より徒歩2分

滞在時間
※約40分のイルカ待ち時間も含む
約2時間

費用
有料

飲食
弁当は館内持込NGで、周辺にも弁当を食べられる場所はあまりなく、アクアパーク前にベンチがチョロッとある程度。暑い夏は苦しいものがある。

直射日光が厳しいベンチ

駅周辺にはチェーン系外食店もあり、エキナカにもレストランがある。再入場スタンプを押して外でランチするのが良いだろう。

なお、エキナカのレストランは総じてシャレオツ度高めで、小さな子供を連れて気軽に入れる雰囲気ではない。大人だけ、カップルとかならどうぞ。

地図

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