サマーランドあじさい園・アナベルの雪山に登頂?見頃期・開花状況も解説【東京・あきる野市】

アナベルの雪山を見上げる

2019年6月26日(水)、東京都あきる野市にある東京サマーランドわんダフルネイチャーヴィレッジにアジサイを見に行ってきた。

見頃期や開花状況について解説しつつ、白い紫陽花が丘一面に咲く「アナベルの雪山」など現地の様子をレポートする。

※2020年は豪雨や獣害の影響で、イベントは行わず、規模縮小で開園自体はしているようです。公式HP等をよくお確かめの上、お出かけください。

開花状況

2019年6月26日(水)、訪れた当日の開花状況はアナベル(白い紫陽花)が6分咲き、その他のアジサイはおおむね満開で見頃だった。

公式ホームページで開花状況が公開されているため、そちらも手掛かりに訪問日を決めると良い。

例年の見頃期

サマーランドの紫陽花の数は、およそ15,000株。例年の見頃は6月中旬~7月初旬頃で、特に真っ白な紫陽花「アナベル」については遅咲きのため6月下旬~7月初旬頃に見頃を迎える。

まだ黄緑色の花も見られる、6分咲きのアナベル

アナベルの「雪山」があるサマーランドのあじさい園

サマーランドのあじさい園の15,000株というのは都内最大級だろう。特に、ウリである「アナベルの雪山」は斜面に大量に植えられており、さながらゲレンデである(それは言い過ぎか)。

斜面沿いに植えられたアナベルの前のウッドチップの道

アナベル以外のアジサイも多く、見ごたえがある。

両脇に薄いブルーのアジサイが咲くウッドチップの道

ただし、注意点が2つある。

第一に、およそ20分前後、ちょっとした山道を登り続ける多少の体力が必要だ。

小高い丘をのぼる人

コース上に木陰やベンチは少なく、6月の日差しは強い。名前だけは涼やかな「アナベルの雪山」目指して、スキーじゃなくて、汗だくハイキングをすることになる。

第二に注意すべき点としては、アジサイの他に、近くに見所が無いこと。若者のデートや子供連れならアジサイついでにサマーランド本園で泳いでも良いが…。

空いているサマーランドの子供用プール

昭島駅前の商業施設「モリタウン」や立川のIKEAなどでショッピング&お茶休憩をして帰るとか、「アジサイは綺麗でした。で、このあと何しよう。」までプランニングしておかないと、手持無沙汰になる恐れがある。体力に少し自慢があるなら、後述する南沢あじさい山にチャレンジしても良い。

なお、「サマーランドのあじさい園」と聞くと、プールやらアトラクションやらの近くに植わったアジサイを連想するが、実際にはプールなどのあるエリアからは車で5分の別の場所だ。駅からは遠いが、無料送迎バスがある。



サマーランドあじさい園の様子をもっと詳しく!

それでは、サマーランドのアジサイ園の様子をもっと詳しく見ていこう。

JR五日市線の秋川駅で下車。北口から出ると目の前にバスロータリーがある。平日に限って言えば、駅前からアジサイ園まで無料送迎バスが出ているのは有難い。

JR秋川駅外観
JR秋川駅前のバス停

ただし、駅前には「紫陽花園直通シャトルバス(無料。サマーランド運営)」と、「路線バス(有料)」の2種がとまり、路線バスはサマーランド正面には行くが、あじさい園には行かないので注意。

なお、路線バスを使ってもアジサイ園には行ける。サマーランド正面~アジサイ園間を園内バスが行き来している。そのため、まずは路線バスでサマーランド正面まで行き、そこから園内バスに乗り継いで紫陽花園に行くことが可能だ。

ちなみにサマーランド正面からあじさい園までは、20分ほど車道を歩くことになるため、徒歩移動は厳しい。

いずれにせよ、ホームページのバス時刻表が少々分かりにくいため、表と睨めっこして分からなければ素直に問い合わせて事前確認しておくが吉。

さて、アジサイ園の入口は「センターハウス」内にある。建物内で入園料を支払う。

サマーランド紫陽花園の入口

園内に入ると大きな池がある。小高い丘の向こうにはサマーランドの観覧車が見える。

大きな人工池の奥には丘があり、向こうには観覧車

目を引くオレンジと黄色の花々。後ろにはアジサイでできたケーキ?

整然とした花壇

木道脇にはユリが咲く。数は少なく、たとえば関東有数のゆり園「ところざわのゆり園」の規模には遠く及ばない。それでも、アジサイ目的だったため意外な花との出会いは嬉しい。

木道の右側には高い木、左側は丘になっていてユリが咲く

木道を歩くて行くと、木道沿いにピンクの小さなアジサイが大量に出現。

木道沿いから見上げたピンクアナベル

ピンクアナベルだそうだ。開花が進めばもっと濃い色になるのだろうか。訪問したこの日は、桜を想わせる淡く上品なピンク色。

小さいピンクのアジサイが密集して咲く

木道の向こう側にはドッグランが広がる。

ドッグランを見下ろす

ピンクアナベルとアナベルが平行して植えられている。

手前に白いアナベル、奥にピンクアナベルが川のように続く
ピンクアナベルと白いアナベルに挟まれた小道

名物の「アナベルの雪山」はまだ先だが、さっそく「アナベルのプチ雪山」のお出迎えというわけだ。

アナベル越しのドッグラン

小さな橋を渡って。

木でできた小さな橋

ここまでは比較的平坦な道のりだったが、いよいよハイキングっぽくなってくる。

小高い丘が折り重なる風景

ぐんぐん上り、横目には小さくなる景色が。

薄ピンクのアジサイの向こうには小さく見える街

コース上はコンクリートやウッドチップで歩きやすく整備されている。しかし、日差し強まる6月にひたすら続く上り坂というのはキツイものがある。曇りで日差しの弱い日を狙って来るのも一つの手だろう。

急な坂をのぼる女性
ウッドチップの階段

コース上のベンチの数は多くはなく、木陰でもないので座っても長居はできない。

紫陽花に囲まれた広場に置かれたテーブルとベンチ

上り続けて20分弱、ようやくアナベルの雪山に到着。

ウッドチップの階段の先に広がるアナベルの丘

この日は6分咲き。満開になればもう少し雪山っぽい見た目になるのだろうか。

アナベルの雪山を歩く人々

アナベルの雪山に整備された階段をのぼると、

アナベルの雪山の斜面、右には階段が少し映り込む

眼下に街を見下ろせる。

大量に咲くアナベル、その奥には木々がはえ、遠景には町が広が

なお、園内ではスピーカーからBGMがずっと流れていた。どうせ音楽を流すなら広瀬香美あたりを流したらスキー場感が強まりそうなものだが、通用する年代に限りがあるなぁ。そんな事を考えながら、したたる汗をぬぐうのだった。



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およそ1万株のアジサイをお爺さんが植えて造った、日本昔話を地で行くアジサイ名所。幽玄な杉林に広がる無数の紫陽花は一見の価値アリ。サマーランドと同じあきる野市内なので、電車とバスを使えば一日で両スポット制覇も可能だ。

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アクセス・所要時間など

●住所
〒197-0832 東京都あきる野市上代継白岩600

●アクセス
JR五日市線「秋川」下車 バスで約10分

●歩行時間(施設見学時間含む)
約1時間

●費用
有料

●飲食
園内で弁当も食べられるが、ベンチは少なく、木陰も少ない。昼食は大人しく他の場所で取ったほうが良さそうだ。

●地図