東京・お台場のレゴのテーマパーク「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」へ子供と何度か行ってきた。
感想や混雑状況などをレポートする。
また、狭い施設なので、混むか混まないかは運による所もある。なので、運悪く激混みにバッティングしてしまった際にどうする?のヒントについても解説したい。
お台場レゴランドの混雑状況
日によって混雑状況にムラがある印象。例えば、私の体験談で言えば、同じ普通の土日でも、アトラクションに長時間並ばないといけない日もあれば、サクッと楽しめる日もあった。
SNS、口コミ等を見ても、
「雨の日だから激混み」
「雨なのに空いてる」
「GWなのに空いてる」
「GWでいつもの土日の3倍混んでる」
「夏休み終盤なのに空いてる」
「夏休みなので混んでる」
「年末でコミケと被る日なのに空いてる」
「年の瀬に来て混雑ぶりに驚く」
やはりムラがあり、混雑回避は多少「運」要素があるように思える。
そもそも、施設がそこまで広くはないため、少し人が集中するとすぐに大混雑となる。団体客が数組入れば、すぐに混雑となってしまう規模感なのだ。
それでも、少しでも混雑の可能性を下げるなら、以下がポイントとなってくるだろう。
- 雨の日は避ける
- 運動会シーズンの月曜日は避ける(振替休日バッティング回避)
- 春、夏、冬休みなど小学生の長期休暇時期は避ける※平日含む
- GWはじめ連休は避ける
- 午前中に行く
- 逆に夕方に行く
- できれば平日に行く
混雑してたら
運悪く混雑がひどい場合、子供がそれでも楽しく遊んでいるなら、そのまま遊べば良い(親は疲れるが)。
ただ、子供もイライラして楽しめなくなってきた場合、早めに切り上げて、目的を変えてしまうのも手。
例えば、以下の内容で子供を釣って、早く切り上げる作戦に出る。
- 船の科学館で南極観測船「宗谷」に乗る。
- レインボーブリッジを歩いて渡って帰る。
- 水上バスに乗って帰る。
- 夏ならレゴランドの前の海で遊ぶ。
特に、行きはゆりかもめ、帰りは水上バスといった具合に、変わった交通手段でアクセスすれば子供は喜ぶだろう。
なお、宗谷やレインボーブリッジ遊歩道の様子は、本記事の終わりのほうにリンクを貼ってある。合わせて参照されたい。
全体的な感想
あくまで親目線の感想。私の子供は混んでてもかなり楽しいようで、何度も行きたがる。
- 思ったより狭い
- 人が多く疲れる
- 屋内かつ窓がなく薄暗いので時間感覚が狂い疲れる
- 一部のアトラクションは「レゴ関係ないんじゃ…」
- レゴのジオラマは少しスゴイ
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お台場レゴランドの様子を詳しくレポ!
それでは、現地の様子を詳しく見ていこう。
ゆりかもめでアクセス!
ゆりかもめの始発、新橋駅からスタート。

新幹線が走る姿が見られる。

断然、先頭からの眺めが良いので、列に並び何本か電車を見送って先頭に乗る。

ゆりかもめはモノレールとも異なる。コンクリートの道をゴムタイヤで走る、新交通システムだ。

高所を走るため、眺望が良い。

道が途中で大きく曲がり、ビルの合間に消えている。近未来的な眺めで面白い。

高速道路も眼下に見下ろす。

海が見えてきた。

今度は高速道路が上に。景色がどんどん移り変わり、飽きない。

レインボーブリッジが見えてきた。

橋の下を通る。

ぐるりと旋回して、


レインボーブリッジに突入!橋の中を通る。


レインボーブリッジを抜けると、すぐに目的地のお台場海浜公園駅だ。

改札を出たら右へ。DECKSと書かれた商業施設がすでに見えているが、レゴランドはその建物内にある。


DECKSはDECK(日本語でデッキ)というだけあって、小高いデッキが設けられた商業施設だ。

デッキからは渡ってきたレインボーブリッジが見える。

DECKS内に入る。レゴランドの入口は少し分かりにくい場所にある。著名人の等身大フィギュアが展示されているレジャー施設「マダム・タッソー東京」に隣接している。なお、レゴランドはあくまで「子供のための施設」。大人だけのグループでは入場できないので注意。

レゴランドを楽しむ【アトラクションは少なめ】
さっそくレゴランドを見て回る。レゴブロックの工場のようなゾーン。

戦車のような乗り物に乗って、迫りくる的を射撃するアトラクション「キングダムクエスト」。レゴはあまり関係ない気も…。

レゴを使ったジオラマ。大人でもおぉーっとなる。

しかも昼から夜になる演出付き。

ジオラマゾーンの全体図。規模感としてはこの程度。そこまで広い空間ではない。

ジオラマゾーンの隣ではレゴ教室も開かれている。

決まったお題についてレゴを組み立てる教室だ。参加するには事前に教室前で予約をする必要がある。(追加料金は無し)

教室を通り過ぎ、レゴでできたドラゴンのある通路を進む。

これまたレゴはあまり関係ないが、アスレチックが現れる。中華風の建物の内部は入り組んでいて、上にのぼることもできる。小さな子供なら喜んで遊ぶ。

なお、アスレチック以外にも、レゴキャラが出てくるミニ映画や、グルグル空中を飛び回るアトラクションなど、レゴにはあまり関係ないアトラクションがあるが、どれも規模は小さい。

さらに通路を進むとレゴが無造作に置かれた広場。滑り台もあり、未就学児の中でも年少以下の子供向きか。

なお、広場に隣接してレストランもある。写真の奥がレストランだ。

通路奥にあるレーサーゾーンに到着。

レーサーゾーンでは、レゴを使ってレーシングカーを組み立て、

自分でつくったクルマを、坂の上から豪快に走らせることができる。

他にも見所が無い訳ではないが、レゴランドは全般的に照明が暗めで、通路も狭い。そのため時間感覚が狂うし、長時間いると大人はちょっと疲れる。親がぐったりしてきたら、前述のように「外で美味しいオヤツでも食べない?」「海に行って遊ばない?」「船に乗りにいかない?」などと子供を誘い出して切り上げるが吉かもしれない。
帰りは水上バスで海の旅
さて、DECKSのすぐ目の前には、お台場海浜公園の砂浜が広がっている。

遊泳禁止だが、足をつけて遊ぶのはOK。

とは言え、御覧のとおり、海水は濁り、綺麗とは言い難い。車ならともかく、電車移動の身としては、ここで子供にバチャバチャされるとちょっと困る…。

海辺での遊びはそこそこに切り上げて、水上バスに乗ることに。海を見て左方向に進んで行くと、すぐに水上バス乗り場に到着する。

水上バス「ジュビリー」で日の出桟橋を目指す。なお、東京都観光汽船のホームページを見ると、ジュビリー以外にも多彩な船があり、それぞれ形がまったく異なる。どの船が来るかはお楽しみ、ということだろう。

お台場を出発!

水上バス「ジュビリー」は1階、2階、デッキの3層からなる。
電飾されたバブリーな階段を降りると、

これまた何ともバブリーな1階。

海面が近い。

2階は御覧のとおり、普通の客船といった趣だ。


2階から階段を上るとデッキに出る。

デッキからは360度の海が見渡せる。


デッキを降りて、船の後部に近づく。

後部に立つ。波立ち、手すりがあるもののちょっと怖い。

レインボーブリッジの下を通る。


日の出桟橋に到着。


いま通ってきたレインボーブリッジを眺める。

目の前にはゆりかもめが走るが、浜松町駅まで歩いて12、3分なので歩くことにした。

ウネウネと交差する首都高の眺めもなかなか面白い。ゆりかもめや水上バスといった、ちょっと変わった乗り物を利用することで、ちょっとした旅情が生まれるものだ。プチ旅の余韻に浸りながら、浜松町を目指すのだった。


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周辺スポット
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アクセス・所要時間など
●アクセス
レゴランド・ディスカバリー・センター東京
・ゆりかもめ「お台場海浜公園」下車 徒歩2分
・りんかい線「東京テレポート」下車 徒歩5分
●所要時間
約7時間
※ゆりかもめ新橋駅を出て、お台場を観光し、水上バスの日の出桟橋を経て浜松町駅に到着するまでの総合計時間
●費用
有料(レゴランド入場料、ゆりかもめ、水上バスの運賃)
●飲食
DECKS自体、大型商業施設なので食事を外食にするなら食べ物には困らない。
弁当にする場合、レゴランドへの持ち込みはNGなので注意。日差しがそれほど強くない季節ならば、DECKSの外のベンチや台場公園で弁当を食べても良いだろう。
ただし、年間パスポート所持者以外は、基本的に再入場できない。そのため、弁当の場合は食べてからレゴランド入りするのが良いだろう。
また、台場公園はレゴランドからだと歩いて15分ほどかかり、ベンチ類も少ないためレジャーシートがあったほうが無難。
●地図