概要:紫陽花名所・百草園は、その坂道の勾配に思わず笑ってしまうほど
2019年6月20日(木)、東京都日野市にある京王百草園(けいおうもぐさえん)にアジサイを見に行ってきた。訪れた当日の開花状況は満開で見頃だった。
百草園のアジサイの数はおよそ500株であり、例年の見頃は6月中旬~下旬頃だ。
百草園とは何ぞや、であるが、かつて徳川家ゆかりの寺があった地だそうだ。現在は京王グループが運営する観光庭園といった趣の百草園。梅の名所として有名だが、実はアジサイもまとまって咲く。

といっても、その数は500株であり、京王線で隣の駅の高幡不動(7,500株)には遠く及ばない。園内もこぢんまりとしている。
また、アジサイが見られるのは入口はいってすぐのゾーンくらいであり、奥の丘陵部には殆どアジサイは見られない。

したがって、この界隈でアジサイ散歩するならば、より規模が大きく、拝観料もない高幡不動が断然オススメではある。が、百草園に着くまでの、心臓をブチ破るかのような急な坂は一回体験してみるのも良いかもしれない。

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詳細:百草園のアジサイ祭りの様子を詳しくレポ!
地獄のような急な坂を上って
最寄り駅は京王線の百草園駅。

南口より出て、
横断歩道を渡って右へと進む。

150mほど進み、左に曲がった先に「百草園」の看板が。

看板が小さく分かりにくいので見落とし注意。

いきなり上り坂。

息も切れてきたが、「あとひといき」の看板が目に入る。そうかそうか、あと一息か。と、油断するとこのあと目玉が飛び出ることになる。

恐る恐るカーブを曲がっていくと…

「えっ、冗談でしょ…」
民家の塀に注目。ナナメになっているのがお分かり頂けるだろうか。雪が積もったらスキー場がオープンしそうな勢いの急勾配である。少しでも足腰に自信がある方なら、一度は体験しておきたい。話のネタくらいにはなる。

で、ようやく百草園に到着。駅からは直線距離にして500m足らずだろうか。だが、この恐ろしい坂のため距離以上に遠く感じる。

園内の様子
百草園に入ると、スラーっと階段が伸びており、「さんざん坂を上って来たのに、まだ…上るのか…」と、少し目がくらむのはお約束。

階段を登りきる前に、いくつか道が横に枝分かれしており、


アジサイはその周辺に咲いている。

少なくとも平日に関しては、この難攻不落(?)の坂と、有料であるためか、

高幡不動尊と比べて客の数も少なく、ゆっくりとアジサイを鑑賞することができる。

上にはちょっとした開けたところがあり、


少しだけ眺めの良い場所も。これだけ上ったのだから、もっと眺めが良くてもバチは当たらなそうだが…。

広場から更に奥へと進んでみよう。

奥は丘のようになっており、雑木林が広がっている。


鬱蒼とした雰囲気は、近くの高幡不動尊金剛寺の裏山を思わせる。


ただし、裏山にもたくさんのアジサイが咲く高幡不動とは違い、百草園の雑木林ゾーンにはアジサイは見られない。

雑木林を回って池のほうに降りてきた。

池の周りには少しだけだがアジサイが咲いている。

池のほとりに立つ茅葺屋根が味わい深い建物。


園内はアジサイだけではなく、

新緑もまた美しい。

帰りは七生丘陵散策コースを通って駅まで
百草園を出ると、目の前にジェラート屋さんの看板が。汗をかいた後のジェラートは格別だろうが、今回はパス。

行きに上ってきた急な坂の右手に階段がある。

この階段はどこへ続くのだろう?行ってみよう。

鬱蒼とした林の中を縫う小道を進むことになる。七生丘陵(読み方、ななおきゅうりょう)散策コースの一部だ。

トトロに出てきそうな、ちょっと不気味ささえ覚える薄暗い林を歩いていくと、

ホッ…、民家だ。

道案内にしたがって、

さらに崖沿いの道を降りていくと、


道路に出た。おや、百草園駅はすぐ目の前。何とも狸に化かされたような、不思議な林を通り抜けて百草園を後にするのであった。

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アクセス・所要時間など
住所
〒191-0033 日野市百草560
アクセス
京王線「百草園」下車 南口より徒歩10分
歩行時間(施設見学時間含む)
約50分
費用
有料
飲食
園内で弁当を食べても良いが、座れる場所は多くはない。また、百草園駅周辺には飲食店は少ない。昼食は別の場所で取る方向でプランニングしたい。