小金井公園は桜の見本市?見頃や開花状況など写真たっぷりレポ!【東京・小金井市】

小金井公園は桜の見本市?見頃や開花状況も解説

2021年3月24日、東京都小金井市、小平市、西東京市、武蔵野市にまたがる都立小金井公園に桜を見に行ってきた。

見頃や開花状況、現地の雰囲気を、動画や写真とともにレポートする。

2021桜まつり中止

コロナ対策のため祭りは中止。

例年は3月下旬~4月上旬、江戸東京たてもの園前の広場にて桜祭りが行われる。内容としては、

  • 音楽パフォーマンス
  • ダンス
  • 和太鼓演奏
  • 屋台出店

などなど。祭りが復活したら再訪したい。

例年の見頃期【早咲き~遅咲きまであり開花期が長い】

小金井公園の桜の見頃は3月下旬~4月下旬。

50種もの桜があるため、花を見られる期間は長い。

ただし、もっとも見ごたえがある江戸東京たてもの園前広場のソメイヨシノが見頃を迎える時期に限って言えば、3月最終週~4月第一週くらいに見頃ピークが来ることが多い。

当然ながら年によって変動するので、事前にTwitterなどで情報収集してからお出かけしたい。

開花状況

2021年3月24日、全体的に4~5分咲き。

さすがに桜の種類が50種と多いだけあって、完全に蕾のもの、3分~8分咲きのもの、満開のものetc…混在状態。

ただ、最も桜のボリュームの多い江戸東京たてもの園前の広場については4、5分咲きくらい。なので、公園全体で見ても4~5分咲きくらいの印象。

いずれにせよ、十分にお花見を堪能できるレベルで咲いてはいた。

小金井公園は桜の見本市?【概要】

前述のとおり、小金井公園には50種もの桜がある。

そして、種類だけでなく本数も多く、その数1700本。都内でもトップクラスの規模だ。

種類、本数ともに多いということで、小金井公園では以下の景観が楽しめる。

  • ソメイヨシノの林
  • ぽつんと佇む見事な一本桜
  • 枝垂れ桜の並木

都内でも、ソメイヨシノが沢山ある所や、1本の桜の巨木がそびえる穴場、ソメイヨシノ以外の桜が多いスポットなど色々な桜スポットがあるが、

それらをまとめて一つの公園で堪能できるのだ。

まさに「桜の見本市」。日本さくら名所100選の一つなのもうなづける。

さらに、園内にはレトロ建物が30棟も並ぶ「江戸東京たてもの園」があったり(コロナで臨時休園あり。要事前確認)、

都立公園の中でもトップクラスの規模の遊具が揃っていたり。桜以外にも見所がある

ということで、ファミリー、デート利用からおひとり花見散歩まで、老若男女問わず、都内の遠方からでも来る価値のある桜名所の一つだ。

現地の雰囲気はこちらの動画もどうぞ。

詳しくは以下にて。



小金井公園の桜の様子をもっと詳しく【詳細】

小金井公園では、どこを歩いても桜が咲いている。

しかし、都内でもトップ5に入る広大な公園。いくら1700本もの桜があるとは言え、桜の密集度は場所によって異なってくる。

そこで、ここでは特に「お見事!」と思った場所や桜を中心にレポートする。

結論、とくに見ごたえがあった桜は下記のとおり。

  • 桜の園(公園西端)
  • たてもの園前広場(公園西部)
  • 枝垂れ桜の桜並木(公園北口)
  • 1本桜「衣通姫」(公園東部)

以下、くわしく見ていく。

桜の園

園内の西端に位置する「桜の園」なるエリアには430本の桜がある。

数の上ではまとまっているが、品種が複数にわたる=一斉には見頃にはならない。

なので、壮観さという観点では、次にレポートする江戸東京たてもの園前広場に軍配が上がる。

桜の園の南端には蒸気機関車の屋外展示があり、

桜とのツーショットが見られる。残念ながら、平日は鉄柵の中に入れず、外から眺めるのみ。

江戸東京たてもの園前広場

小金井公園に隣接する「江戸東京たてもの園」。その前の広場は、小金井公園でもっとも桜の見ごたえのある場所だ。

解放感のある広場の左右に、150本ほどのソメイヨシノがある。

右を見ても桜。

左を見ても桜。

こちらも「桜の園」と同じく園内の西部に位置し、合わせると園内の桜の3割ちょっとが西部に集中していることになる。

なので、足腰にあまり自信の無い方は、とりあえず園内の西を中心に回ればOK。

ちなみに、江戸東京たてもの園はコロナ対策で臨時休園中だったが、外から見る限り、たてもの園の内部の桜はそう多くはなさそう。

枝垂れ桜の並木

北口から公園に入ってすぐの所に、枝垂れ桜ばかりの桜並木がある。

ソメイヨシノの桜並木はよくあるが、枝垂れの並木は珍しい。

並木道としては短い距離ではあるが、ソメイヨシノよりも濃いピンク色が目を引く。

見事な1本桜、衣通姫(ソトオリヒメ)

園内東端、ユーカリ広場と野球場の中間地点くらいの場所にある一本桜。

その名も、「衣通姫(ソトオリヒメ)」。横に広がった枝ぶりがお見事。

ソメイヨシノと大島桜の自然交雑らしく、日本書紀のなかで允恭天皇に寵愛された超絶美女・衣通姫にちなんでその名がついた。

うむ、べっぴんさんですな。下に咲くムラサキハナナ(?あまり花に詳しくない…)と思しき紫の絨毯が、まるで着物の裾のよう。

その他園内の桜風景

まだ蕾状態の大島桜。隣に立つ人と比べると、その大きさが分かるだろう。咲いたら衣通姫に負けないくらい壮観だろう。

とにかく色々な所に桜が植えられている。

園内北端、バードサンクチュアリ前の池に咲く桜。

原っぱの脇にも。

しまいにゃ駐車場にまで桜が植わってます。駐車場はコロナ対策で閉鎖され閑散としていた。

もっとも、桜の園と、たてもの園前広場を除けば、そこまで密集して植わっている感じではない。

広い園内に散らばっている感じ。

桜以外にも花が咲く

桜以外の花も見られた。ただし、規模としてはそこまで大きくはない。

サービスセンター周辺

園内中央付近、サービスセンターの周辺の花壇に、色とりどりの花々が植えられている。

宿根草園

「桜の園」と「たてもの園前広場」の中間にある小さな花壇。

チューリップ、菜の花、芝桜…春のお花集合!って感じでイイですね。

桜の園

桜の園にも小さめだが花壇があり、桜とのツーショットを見られる。



小金井公園には何がある?【合わせて読みたい】

せっかくなので、桜以外の見どころも押さえておきたい。江戸東京たてもの園はオススメ。また、子連れなら遊具類も要チェック。

\ 詳しくはコチラ /

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周辺スポット

下記スポットにも合わせて行ってみては。

玉川上水

このあたりの玉川上水は江戸の頃は有数の桜名所だったという。現在でも、両岸には山桜がたくさん植えられている。上水沿いに西へ進み、西武多摩湖線の一橋学園駅までは徒歩圏内だ。

\ 詳しくはコチラ /

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玉川上水と新緑

アクセス・所要時間など

住所
〒184-0005東京都小金井市桜町3-7-1(江戸東京たてもの園)

アクセス
中央線、西武戦の各駅よりバスが出ている。公式HPが詳しい。

歩行時間
園内の桜をくまなく見て回ると1~2時間+江戸東京たてもの園をしっかり見学すると追加で2~3時間

費用
江戸東京たてもの園は有料
※2021.4.21までコロナ対策で臨時休園。必ず事前に公式HPをチェック。

飲食
中央線の最寄り駅、武蔵小金井まで出れば飲食店は多い。お隣の国分寺駅まで出ればさらに飲食店の選択肢は増える。

地図

※実際歩いたコースと若干異なる。

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