2021年3月26日、東京都文京区にある播磨坂に桜を見に行ってきた。
見頃期や開花状況、現地の雰囲気をレポートする。
第50回文京さくらまつりはコロナ対策のため中止
昭和46年から続く伝統ある桜まつり。
例年、道路も歩行者天国となり、以下のイベントが開催される。
- こども動物村
- こども紅白玉入れ大会
- 吹奏楽など各種パレード などなど
2021年はコロナ対策のため中止。祭りが復活した折には再訪したい。
開花状況
訪れた当日の開花状況は満開で見頃だった。
例年の見頃期
例年の見頃は3月最終週~4月第一週頃だ。
年によって変動するので、事前に文京区公式HPやTwitterなどで情報収集してからお出かけしたい。
播磨坂の桜は珍しい3列!【概要】
播磨坂にはソメイヨシノを中心に、およそ120本の桜が植えられている。
正直、数の上では特別に多いわけではない。
しかし、こちらの桜並木はちょっと変わっている。下の航空写真の通り、「3列」の桜並木なのだ。
左右の道路に一列ずつ、そして真ん中の遊歩道一列、合計三列。
このような桜並木というのは、都内では珍しいのではなかろうか。さらに、並木を突き抜けてちょっと歩けば小石川植物園。そちらにも見事なソメイヨシノの林がある。合わせて散歩するのにちょうどよい(後述)。
現地の様子は動画でもどうぞ。
詳しくは以下より。
播磨坂の桜並木の様子をもっと詳しく【詳細】
それでは、現地の様子をもっと詳しく見ていこう。
桜並木の様子
茗荷谷駅から歩くこと7分ほどで桜並木に到着。駅から近いのもありがたい。
地図はこの通り。並木道は全長400メートルぐらいだろうか。長さとしては普通である。
江戸時代、この一帯は松平播磨守の上屋敷だった。また、「播磨田んぼ」が広がっていたことから、播磨坂と名づけられたという。
そんな播磨坂に120本ほどの桜が植えられたのは昭和35年。「全区を花で埋める運動」の一環として、地元の方々の手によって植えられたという。
真ん中は歩行者専用道路なので、安心して歩ける。
場所柄左右にマンションなどがずらりと並ぶのは仕方がない。
横から見るとよく分かるが、播磨坂というだけあって本当に坂である。
並木道は途中で一度、道路に分断される。
基本的にソメイヨシノがメインではあるが、他の種類の桜も若干見られる。
並木の終着地点。ここから道路を渡りしばらく進むと、小石川植物園だ。
道路をわたり桜並木を引きで眺める。3列あるだけあって、密集した感じ。
道路側の歩道から見た眺め。まぁ、せっかくなら真ん中の遊歩道を通ったほうが景観的には良いと思う。
彫刻とせせらぎ
並木道には彫刻とせせらぎも。
1995年に整備されたものだそうだ。
ただ桜ばかりが続く並木道ではなく、ちょっとしたアクセントにもなっている。
せせらぎの終着点には小さな橋も。
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周辺スポット
下記スポットにも合わせて行ってみては。
小石川植物園
見事なソメイヨシノの林がある。播磨坂の桜並木と合わせて訪ねたい。
\詳しくはコチラ/
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茗荷谷駅・護国寺駅界隈
周辺スポットをまとめました。
アクセス・所要時間・レストランなど
住所
〒112-0002東京都文京区小石川244、5丁目境
アクセス
●東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」下車徒歩約7分
●都バス都02、都02乙「小石川四丁目」「小日向四丁目」下車徒歩約1分
歩行時間
15分
費用
無料
飲食
並木道沿いにいくつかレストラン、カフェがある。
地図