江戸東京たてもの園の紅葉ライトアップ2020徹底レポ【東京・小金井市】

江戸東京たてもの園のライトアップ

2020年11月22日(日)、東京都小金井市にある小金井公園内にある、江戸東京たてもの園の秋のライトアップを見に行ってきた。

紅葉や混雑状況、注意点や現地の雰囲気を、写真とともにレポートする。

江戸東京たてもの園の紅葉ライトアップ2020に行った【概要】

毎年、11月下旬に2~3日間だけの期間限定で実施される夜間特別開園イベント「紅葉とたてものライトアップ」。

正直紅葉はそこまで見ごたえがある訳ではないかもしれない(日中の紅葉の様子はコチラの記事ご参照)

あくまで主役は、夜の闇のなか、ポツポツと明かりが灯るレトロ建築物にあるだろう。

特に、園内東部の通り沿いの建物群のライトアップは、「呼んでいる~胸~の~どこか~お~くで~♪」と、思わず千と千尋の主題歌を裏声で歌いたくなる情景。

紅葉はオマケ程度で、レトロ建物のライトアップを見に行く、というくらいの気持ちで臨むといい

紅葉状況

木により見頃だが、

全体的にはまだまだ、といった印象で、まだ青々としている木も。

毎年タイミング的にはもう1~3週遅れて実施したほうが紅葉が一段と美しそうだが、色々と事情があるのでしょう。

混雑状況

ライトアップ開始直後、17時前に行ったが、当日券購入におよそ1時間弱、並ぶことに…。見学終了し19時頃に帰る頃には行列はなくなっていた

正面入り口の右手にズラーッと人の帯が続くのが、お分かり頂けるだろうか…(ホラー特番風)

ただ、いったん中に入ってしまえば園内が広い事もあり、そこまで混雑は気にならなかった。

という事で、混雑回避のポイントは下記のいずれかだろう。

  • ライトアップ開始時間に合わせて来園するのではなく、日中の早い時間から入園しておく
  • 逆に遅めの時間に来園する
  • 前売りチケット類を購入しておく

前売り券については日本最大級のレジャー総合情報サイト「asoview!(アソビュー)」で購入できるほか、臨時の販売場所もあるので公式HPを要チェック。

ただ、個人的には当日券でもいいので日中から入園しておくのがオススメ

ライトアップされると人が一気に増え、建物の内部の見学が慌ただしくなる。日中の明るいうちならゆったりと見学できるだろう。(日中に建物の内部見学をした様子はコチラ※日中であってもコロナ対策で屋内の狭い場所の立ち入り制限アリ

夜遅めに来園する場合、入園待ちは回避できても、内部をくまなく見学するのは時間的に厳しいだろう。見学時間として短くとも1時間半、建物内部までしっかり回るなら2時間はほしい。

なお、この日はバスで訪問したが、行きも帰りもそこまでバスは並んでいなかった。皆さん、クルマで来られているのだろう。Twitter公式でも駐車場満車の情報が…。

注意点【寒さ対策忘れずに】

11月下旬は日によっては日中あたたかくて油断しがちだが、チケット購入時、行列でジッとしていると少し肌寒かった。

昼間は暖かい日であっても、羽織るものかマフラーなど持っていくと安心



江戸東京たてもの園のライトアップの様子をもっと詳しく【詳細】

それでは、現地の様子をもっと詳しく見ていこう。

紅葉の様子

このようにイイ感じに色づいている木もあるが…

一方で、まだまだこれから、という木もチラホラ。見頃の木は限られるため、人が集中してあまり落ち着いて写真は撮れません(笑)

しかしまぁ、スマホ撮影なんで白く飛んじゃって…、色味が伝わりませんね…

園内の様子

所どころ照明が配置されているが、かなり暗い場所も歩く。

ということで、入園時に懐中電灯が手渡される。

国際基督教大学高等学校の学生さんたちが制作したという切り絵のランタン。1つひとつ、絵柄が違う。いい雰囲気だが、スマホ写真だと良さが2㎜くらいしか伝わらないのが歯がゆい。

園内の東、路面電車がある広場付近の光景。1000個のキャンドルや軽食販売のキッチンカーが並ぶ。座って食べられるスペースも設けられていた。

夜のレトロ建物、いいですねぇ。

個人的に景観のクライマックスはここ、園内東端の「子宝湯」前のストリート。にじみ出る千と千尋感。

建物内部の様子

コロナ対策で入室制限…ただし、さすがに全建物に人員を配置するのは難しいと見え、制限人数が守られているとは言いがたく…。そもそも建物に何人入ってるか、外からじゃ分かりにくいですしね…。

せまい部屋など一部見学不可な場所も。

園内東部「子宝湯」ちかくの「仕立屋」のガス灯。大正時代に東京市内に普及したガスで点灯する室内灯。…すみません、パっと見には普通の電気と区別はつきません。

まぁ、建物全般に言えるが、内部については日中の見学と景観的にそこまで極端な差は無い気が…。

やはり、闇夜と窓明かりの対比が際立つ外観にこそ魅力があると思う。

人混みが気になる方は、日中に内部見学を済ませ、夜は建物の外観を眺めるだけでも十分だろう。



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アクセス・所要時間など

住所
〒184-0005東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)

アクセス
公式HPに譲るが、やや陸の孤島な立地なので、バスを使ってのアクセスが書かれている。

が、頑張れば武蔵小金井駅または花小金井駅から30分弱歩いてアクセスできる。

滞在時間
1時間30分
※ライトアップのみ駆け足で見学しての時間

費用
有料

飲食
園内には軽食コーナーや飲食店がある。ただ、数は多くはない。

地図

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