ウィズハラジュクは原宿駅前のテラス付きオサレ空間【東京・渋谷区】

ウィズ原宿のテラス

2020年8月、東京都渋谷区にあるWITH HARAJUKU(ウィズ ハラジュク)に行ってきた。

現地の雰囲気をレポートする。

ウィズハラジュクは原宿駅前のテラス付きオサレ空間【概要】

2020年6月開業のウィズ原宿に行ってきた。

さっそくだが感想を手短に言うと、

  • オサレテラスがあるが眺めは微妙
  • テナントは物珍しい感じではない
  • そこまで広くない印象

ラフォーレ原宿や表参道ヒルズのある原宿エリアでは最大規模の複合施設ではあるが、無目的にウィンドウショッピングするぶんには、そこまで時間はかからないだろう。

ここまで30分前後で来られる近場の方はともかく、都内でも遠方住まいの方は、明治神宮のお参りのついでに立ち寄るくらいが丁度良いように感じた。

現地の雰囲気はこちらの動画をどうぞ。

ウィズ原宿の場所

JR原宿駅の目の前。駅構内からすでに見えている。

道路1本はさんで、マジで原宿駅の目の前にある。こんな土地、花輪君やスネ夫でも手も足も出ないぞ。



ウィズ原宿の様子をもっと詳しく【詳細】

それでは、ウィズハラジュクの様子をもっと詳しく見ていこう。

また、テナントのうちメイン所もいくつか取り上げる。

建物の様子【竹下通りからも入れる】

NTT都市開発のもと開発され、設計は竹中工務店と伊東豊雄建築設計事務所、施工は竹中工務店。

原宿駅に面したメインエントランス。杉の木でできていて、どこか鳥居っぽい門構え。明治神宮近いですもんね。

枝を広げた木を思わせる柱の形が面白い。多摩産の杉が使われているそうな。

「明治神宮100年の森の木々をイメージし、素材も多摩の杉をふんだんに使い~うんぬん」と担当がエライ方の前で得意げにプレゼンしている様子がアリアリと目に浮かびます。

地図をご覧のとおり、原宿地域最大の複合施設と言っても、実際に店舗が入っているのはおもにB1~2Fの3フロア。

で、各フロアは吹き抜けでぶち抜かれてます。オサレな商業施設の代名詞、吹き抜け。たぶんもっとシャレオツな言い方があると思われるが、オッサン的には吹き抜けしか知らんし…

竹下通りからも入れる。通りを曲がるとすぐにウィズ原宿、なのですが、

最近のオサレ建物らしく、看板がデカデカと掲げられているわけでもなく、パっと見、何の建物か分からない。ヤマンバギャルがクレープ片手に誤ってフラーっと入店してしまわないか、おじさんは心配です。え?ヤマンバギャルって今もういないの?あ、そう…

ウィズ原宿パーク【眺めは今一つなテラス】

2階から3階にかけて、木と緑がうつくしいテラスが広がるわけですが。

ウィズ原宿のテラス

まぁ、低層階なのでね…周囲のビル類がゴチャッと見えてしまうのは仕方ない

だってココ、原宿駅の目の前、都心一等地ですからね、開けた眺望を期待するほうがどうかしてるぜ。

なお、テラス部分はそこまで広くはない。

ユニクロ【原宿再出店】

地下1階と1階にわたってかなりの面積を占めるユニクロ。

調べるとユニクロの都内一号店が原宿で、2012年に閉店、今回は8年ぶりの再出店だそうだ。

ということで、最新鋭のアプリやらディスプレイ機器やらフル活用、気合いが入り過ぎておじさんには厳しい環境となっております。

そもそもここは原宿ど真ん中、オッサンなど想定ターゲット層から1000万光年ほど離れていると思われる。

まぁ、言っても売ってる商品は普通にユニクロですからね…。原宿限定アイテムも扱うようですが…。

それが地下1階と1階の相当な敷地を占めているわけでして、

所有する服の9割がユニクロかGUというファーストリテーラーの鏡たる私ですが、わざわざ令和の時代、原宿の駅前にできた新施設に、ユニクロにここまでスペースを割かんでも…と思わなくもない。

ただ、最近のユニクロは花まで売っており、かつての野菜と言い、「餅は餅屋」という言葉を蹴り散らかすような攻めのスタイルは嫌いじゃないですよ。ここでは服以外は買わんけど(オイっ)

IKEA原宿【おとなしいイケア】

ユニクロと並びウィズハラジュクの核テナントであるイケア原宿。

都内のIKEAと言えば立川のものが思い浮かぶが、IKEAはバカでかい倉庫のような売り場が非日常感を醸し出すのであって、

そこからすると都心型業態のIKEAは小ぢんまりとしており、ずいぶんと大人しい印象ではある。

いっそのこと、ユニクロの代わりに地下1階~2階まで全部IKEAで!みたいな使い方をすれば、もう少しインパクトもあると思ったが…(※個人の感想です)

パンダたちもどこか哀愁が漂う。

それでも単なる雑貨兼家具屋では終わらせないのは流石IKEA。和田ア●子氏特注の椅子と見まごうディスプレイなど、インスタ映え間違いなしなスポッツを用意し、客を楽しませてくれる。

資生堂パーラー

ウィズ原宿の8階にあるレストラン。デザインコンセプト「森」というだけあって、明治神宮を眼下にとらえつつ旨い料理に舌鼓を打つという、世が世なら不敬z…

さすがにオッサン一人で行くのは憚られる。再訪したら別途レポートする。

スタバ【シャレオツの代名詞】

でましたスタバ。なんすかね、シャレオツスポットにはスタバを入店させねばならない、といった法律が我が国ではいつの間にやら施行されているのですかな?

ウィズ原宿のスタバ

ともあれ、明治神宮という広大なスポットの散策に疲れたあとに休憩するには最高の立地ではある。(まぁ、あっちにはあっちでカフェがあるが…)

ウィズ原宿ホール【シャレオツの代名詞その2】

3階には最大300人収容可能な大ホールが入る。

そうはいっても、買い物客からすれば小島よしおレヴェルで関係の無い施設ですが、近年オープンの意識高い目の複合施設にはほぼセットで付いてきますな。

賃貸マンション・ウィズ原宿レジデンス【ちょ…】

これはちょ、待てよ…!と思わずキムタク化せざるを得ない。そう、4階以上は高級賃貸マンションなのだ。

原宿駅徒歩1分て…唐揚げの余分な油を札束で拭き取っちゃうクラスの上級国民でないと入居できないでしょ、これ…。

若人がクレープを食む竹下通りのすぐ横に建つ高級マンション、そのすぐ先には明治神宮100年の森が鎮座する…いろいろなモノが交錯するウィズ原宿のスケール感に軽いめまいを覚えつつ、先を急ぐ私であった。



アクセス・営業時間など

住所
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1丁目14−30

アクセス
JR山手線「原宿」下車 東口より徒歩1分
千代田線・副都心線「明治神宮前<原宿>」下車 2番出口より徒歩1分

地図

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