2020年12月8日、東京都豊島区にある目白庭園に紅葉狩りに行ってきた。
小さな庭園ながら、写真映えする要素が多い紅葉の穴場だった。
例年の見頃期や紅葉状況、現地の雰囲気を、動画やたっぷりの写真とともにレポートする。
目白庭園の紅葉、小さいけど凝縮感がすごかった件【概要】
目白庭園は、その名のとおりJR目白駅ちかくの閑静な住宅街にある庭園である。
それこそ、10分20分で回りきれる小さな庭園だ。
しかし、この雪吊りや紅葉に彩られた景観にをご覧あれ。小さな庭園だからこそ、紅葉や添景物がギュッと凝縮したような眺めとなる。
紅葉の赤が映える滝まである。
鮮やかな鯉。
そして、何といっても豊島区立の庭園なので、入園料は無料である。
池袋も近いので、なにかのついでにサクッと気軽に立ち寄れる紅葉スポットだ。
また、例年、見頃時期に合わせて夜間ライトアップも実施されている。次回は夜間にぜひ再訪したい。(ライトアップ時間は入園料がかかる)
現地の雰囲気はこちらの動画もどうぞ。
紅葉状況・例年の見頃期
2021年12月8日、訪れた当日の開花状況は見頃のピークはやや過ぎた状態だった。
例年の見頃は11月20日前後~12月頭頃にピークが来ることが多い。
公式には紅葉状況は発信されていない。11月中旬に入ったら、Twitter等で情報収集をしたい。
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目白庭園の紅葉の様子をもっと詳しく【詳細】
それでは、現地の様子をもっと詳しく見ていこう。
住宅街に突如としてあらわれる漆喰塗りの白壁がまぶしい長屋門。
さっそく入ってみよう。
入ったとたん、すぐさま紅葉がお出迎え。
入ってすぐに目に入る建物は、木造瓦葺き平屋建ての数寄屋建築「赤鳥庵」。有料で茶道など会合に利用できる。
右手に進むと、すぐにクライマックスな景観。池の周りに園路を配置した、池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の日本庭園だ。
日本庭園としては新しく、平成2年(1990)にオープン。
池の透明度はわりと高く、底が見える。
赤鳥庵の建物下部には、ベンチが置かれている。
こちらの東屋のような休憩スペースは、「六角浮き見堂」という。
その名のとおり、池の上へ張り出して「浮いている」ような建物だ。紅葉の風景にアクセントを添える。
春にはカルガモの親子が見られることで有名。
いかにも日本庭園といった添景物。写真の枚数が増えます。
園内の奥にある滝。この滝と紅葉の風景だけでも、見に来た甲斐があるというもの。
その高さは4mもあり、毎分3トンもの水が流れている。
庭園は小さいが、園内には高低差がある。色々なアングルから紅葉狩りできるのがいい。
ススキが風に揺れる。
高台からは、ダイヤゲート池袋やサンシャインシティの高層ビルも見える。
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アクセス・所要時間など
住所
〒171-0031 東京都豊島区目白3-20-18
アクセス
- JR「目白駅」下車 徒歩約 5分
- JR「池袋駅下車 徒歩約15分
滞在時間
20分
費用
無料
※ライトアップ時は有料
地図