【感想】箱根 彫刻の森美術館は子供の遊び場?【神奈川県・足柄下郡箱根町】

2022年12月、箱根彫刻の森美術館に息子と行ってきた。

子供でも楽しめるのかについて、たっぷりの写真とともにレポートする。

箱根 彫刻の森美術館は子供の遊び場になるか?【概要】

結論、子供の遊び場として充分に機能する。

美術館というくらいなので、

  • 静かにしないと怒られそう
  • 子供向けの内容は少なそう

…と思うかもしれないが、否。

敷地のほとんどが屋外で、しかもファミリー層が多い。このため小さな子連れでも気兼ねなく楽しめる。

遊具まであって、中にはこんなネット遊具もあります。(360度画像。指で動かせます)

東京で言えば府中市郷土の森博物館のような、自然一体型の公園&文化施設という感じ。

ちなみに彫刻の森の敷地面積は7万㎡。郷土の森は14万㎡だから、広さとしてはその半分くらいだ。

だが、彫刻の森には高い木が少なく、箱根の山々が遠くによく見える。そのため実際の敷地面積以上に広々と感じる。

子連れの方はぜひ箱根旅行の訪問先として検討されてみては。

料金

小中学生800円、大人1600円(2023.5時点)

ぶっちゃけお高めな価格設定だが、せっかく箱根まで来たのだから…。

ちなみに公式HPの割引画面提示で割引されるので、必ず活用したい。

ランチ

子連れのランチの選択肢は2つ。

  • 敷地内にあるレストラン
  • 持ち込みランチ

一番無難な選択肢は館内のレストラン利用だろう。カフェ、レストラン、ビュッフェレストランの3店舗ある。公式HP参照。

持ち込み飲食はOKで、屋外のベンチか、カフェの2階にある休憩スペースが利用できる。

持ち込むランチは別の場所で事前調達しておくと安心だろう。駅前にコンビニが1件しかなくちょっと不安だから。

なお、一駅先の強羅も含めて、彫刻の森周辺には小さな子連れで気軽に入れるレストランはなさそう。

所要時間

公式HPによると一周するのに60~90分とのこと。

で、実際に息子と遊んだり、展示を見たりして掛かったトータル時間は90分ほどだった。

長く見積もっても2時間も見ておけば十分に遊べると思う。

子連れのおすすめコース例

ピカソ館と足湯は子供向きという訳でもないので、お子様が興味なければ省略しちゃってよいかと。

  1. 円形広場
  2. ポケっと。
  3. 星の庭
  4. ネットの森
  5. (ピカソ館)
  6. (足湯)
  7. 幸せをよぶシンフォニー彫刻
  8. 目玉焼きのオブジェ
  9. 円形広場

雨の日について

前述のとおり、美術館と言いながら屋外がメインのスポットなので、とくに子供連れの場合、雨の日だと楽しめるものが激減してしまう。

安くはない入場料なので、雨の日ならば別のスポットを考えたほうがいい。

彫刻の森の写真

最後に実際に息子と遊んできた様子を写真で振り返ろう。

さわって遊べる作品エリア【ポケっと】

屋外展示されている作品群は当然ながら触れてはダメなのだが、

「ポケっと」なるエリアについては体験型作品が設置されている。

寝転がったり…

くぐったり…

入ったり…

ふつうにネット遊具【ネットの森】

外観は隈研吾氏あたりが作りそうな木製ドームなのだが…

中に入るとネット遊具がある。公園かと見まごうほどに普通にネット遊具。

ネットの底に開いた穴から入り込み、

上に登れます。

遊べるのは小学生まで。

都内にもギャラクシティ、HUGHUGなどで似たタイプのネット遊具があるのでレア感はそこまで無いかも。

ドームの中なら雨の日でも大丈夫なんじゃ…と思いきや、周囲が隙間だらけなので、親は傘をさしてないと濡れそう。

土砂降りの中で遊んだという口コミも見かけるが、公式HPを見ると天候により利用不可の場合もあるようだ。

大きめの迷路【星の庭】

ネット遊具の隣にある。上から見るとこんな感じ。

足を踏み入れると子供とはぐれること請け合いです。

目玉焼きのオブジェ

唐突に現れる巨大な目玉焼き。

上に寝そべったりしてSNS映え~みたいな写真を撮れます。

巨大な塔をひたすら登る【幸せをよぶシンフォニー彫刻】

ひときわ目立つ、あやしい宗教施設のような塔。

中に入るとあらキレイ。

ひたすらグルグル登っていきます。

下を見ると…いや、けっこう怖いな。高所恐怖症注意。

上まで来ると外に出ます。これはいい眺めだ。…怖いけど。

足湯広場

なんと足湯コーナーがある。寒い季節かつ、お子様が落ち着いた感じなら楽しめますね。ウチのは多動で「足湯なんてやってらんねー!」って感じでしたが…。

その他彫刻の森の風景

個性的な彫刻作品が点在し、息子氏も「なにこれ!!」と興味津々。

敷地内には池とつり橋が。

謎の巨大なピンク色の…猫?マップには載ってないので常設展示じゃないんでしょうね。

大人でも股の間を通れるくらいにデカい。

ピカソ館。中は普通の美術館という感じだった。

謎の黒いキューブの中には狭い地下通路が。通路は一瞬で終わるが、男の子、狭いとこ好きよね。



周辺スポット

子連れで彫刻の森の近場で遊ぶとなると、強羅公園かユネッサンくらいか。

アクセスなど

住所
〒250-0493 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121

アクセス
箱根登山鉄道「彫刻の森」下車 徒歩2分

地図

駅を出たら道なりに進むと、すぐにこのように案内看板が見えてくる。

「えっ?道なりでいいの?美術館は線路の反対側にあるから、どこかで踏切を渡るのでは?」

いいえ。チケット売り場は箱根登山鉄道を降りた側にある。チケットを買ったら地下通路で鉄道の下をくぐって屋外展示場へと出る。なので駅を降りたら道なりでOK。

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