新宿御苑内にある大温室を散歩してきた。
そこそこの規模感で、滝まである、まさに「都心のジャングル」だった。
アクセスや現地の雰囲気を、動画や写真とともにレポートする。
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新宿御苑の大温室は「都心のジャングル」だ【概要】
桜や紅葉シーズンを中心に、都心の区民が気軽に自然に触れられるスポット・新宿御苑。
ただ、大温室には足を運んだことがない、という方もいらっしゃるのでは。
大温室は2012年にリニューアルオープンしたとあって、新しく近未来的な雰囲気だ。
藤岡弘隊長でも出てきそうな滝があったり、
回廊を設けて高低差のあるコースにしていたりと、空間をフル活用した展示がされている。
御苑に入れば、温室は別途料金はかからないので、「あまり植物に興味は無いのだけど…」という方も、一度は足を運ばれてみては。
現地の雰囲気はこちらの動画もどうぞ。
アクセス方法・場所
丸ノ内線・新宿御苑前駅の2番出口を出て大木戸門から入るのが、大温室までの最短ルートだ。
もっとも、入場口の選択をミスると歩行距離が一気に伸びる昭和記念公園とは異なり、新宿御苑程度の広さならば、そこまで神経質に入場口を考える必要もないだろう。電車賃が安くなるなら新宿門から入るのも良し。
温室の場所はコチラ。園内の南東部に位置する。
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時間に注意
御苑本体の営業時間中、温室にはずっと入れる訳ではない。
行く時間が早すぎたり遅すぎると、御苑には入れたが温室には入れなかった、ということにもなるので、事前に公式HPで確認しておこう。
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新宿御苑の大温室の様子をもっと詳しく【詳細】
それでは、現地の様子をもっと詳しく見ていこう。
スマートなガラス張りの建築
熱帯植物館とか温室の類は、太陽光を取り入れるためにガラス張りの建物が多い。
ご多分に漏れず新宿御苑の温室もガラス張りなのだが、面が少なくシンプルな印象を受ける。
設計は隈研吾氏の出身である日本設計。施工は戸田建設で、2012年完成。
建物こそ新しいが、温室自体の歴史は古い。明治8年(1875)、内務省所管の農業試験場だった時代に建てられたのが起源という。
その後、何度かの建て替えを経て、皇室、厚生省、環境省と所管する省庁も移り変わりいまに至る。
全体的な雰囲気
園路は、このマップのようにウネウネと複雑に蛇行する。
そのため実際以上に距離が長く感じる。
所せましと色々な植物が生い茂っている。その種類は約2700種という。
各種説明パネルも充実。興味のある方はじっくりご覧になるとよいだろう。
池にはハスも。
なんといっても滝が流れるのが印象的。さらに、
滝の裏側を歩けたり…
トンネルをくぐったりと、探検隊な気分になります。
室内には建物2階に相当する回廊がある。
回廊より池を見下ろす。
水面にガラス窓のフレームが映り込み、なんとも言えない不思議な画に。
いかにも温室、といった植物たち。
お花は地味め?
至るところで花々が見られるが、点在という感じ。
神代植物公園の温室のベゴニア室のような「部屋中に花が咲き乱れる」景観は見られない。
なお、11月には洋ラン展が開かれる。
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新宿御苑の紅葉【合わせて読みたい】
実は、御苑には「もみじ山」がある。一か所に集中してモミジを植えている。
住所・所要時間など
住所
〒160-0014 東京都新宿区内藤町11
温室の滞在時間
15分
※解説パネルを読み込むならもっと時間がかかる。サラッと散策するぶんには10分15分といったところ。
費用
有料
※新宿御苑入園時にチケット購入。温室の追加料金はかからない。