【360度写真】郷土の森公園・修景池は「蓮の大展覧会」だった?【東京・府中市】

2023年9月に郷土の森公園の修景池を訪ねた。曼殊沙華まつりのついでに立ち寄ったのだが、実に様々な種類のハスがあった。

現地の雰囲気を、360度写真を含むたっぷりの写真とともにレポートする。

郷土の森公園・修景池について【感想】

まずは360度写真で現地の雰囲気をどうぞ。

郷土の森公園にある修景池には都内でも珍しく約30種類もの蓮が植えられていて、府中30景の一つにもなっている。まさに「蓮の大展覧会」。

もっとも、ハスの種類こそ多いが、ハスで有名な上野公園の不忍池とくらべてしまうとスケールはだいぶ小さい。一周してもすぐに回れてしまう。

よほどの蓮マニアや写真好きでもない限り、散策目的で遠方からわざわざこのためだけに足を運ぶのは厳しいかも。

だが、すぐ近くには都内屈指のアジサイ名所・郷土の森博物館がある。

タイミングが良ければ、ハスとアジサイの見頃が重なる。遠方の方は、郷土の森博物館のアジサイの開花に合わせて狙ってくるのがいい。

蓮の花の見頃時期・開花状況

例年の見頃時期

6月下旬~8月中旬の早朝10時頃まで

ハスの花は朝が早い。早朝10時までに修景池の蓮を見てから、9時に開館する郷土の森博物館へ行くのがよいだろう。

開花状況

見頃を迎えると府中市HPでお知らせされることがある。府中市HPの検索窓に「蓮」と打ち込んでチェック。

情報が出ていなければSNS等で行ってきた人たちの写真を確認しよう。

郷土の森公園・修景池の写真

まずは航空写真で全景を。複雑な形をしているが、ザックリ100×40mほどの大きさ。

すがすがしい景色。
冒頭で「上野不忍池に比べるとだいぶ小さい」と述べたが、相手が悪すぎるだけであって、「近所の公園にある池」と考えるとかなり広い。
こんないい感じの池が近所にあったら嬉しいですな。
実にいろいろな種類の蓮があり、プレートで名前が表示されている。
どの品種がどこにあるのかを示す案内板や蓮のプチ情報など、ハスにまつわるコーナーが点在。

こちらは大賀蓮。ハス研究の第一人者・大賀一郎博士が発見したことからその名がつけられた。何でも2000年前の蓮の実を発芽・育成して現代に復活させたものだという。

こちらは大賀博士の像。大賀博士はこの府中の地で蓮の研究を行っていた。だからこんな「ハス推し」なのですな。
次は開花時期に合わせて来よう。
池に面する休憩スペース「清涼亭」。
清涼亭からの眺め。
景観が美しく、解放感があるのは何でだろ?…そうか、柵で覆われてないからか。
コイがたくさん。
近くには野球場や総合プールが見える。
アートなオブジェ。府中市って像が多いイメージ。芸術の街なんですかね。



周辺スポット

郷土の森博物館

クリーム色の木の外壁にグリーンの窓枠が鮮やかな旧府中町役場庁舎

レトロ建物が立ち並び、四季折々の景色を楽しめる博物館。修景池からは歩いてすぐだ。

郷土の森博物館の詳細

大東京綜合卸売センター

少し歩くが色々なものが売られていて楽しい。飲食店もある。卸売とあるが、小売りもしている。営業日・営業時間を事前確認してからお出かけしよう。

西武多摩川線沿線散歩

20分ほど歩くが、是政駅まで行けば都内では珍しい単線路線に乗ってコトコト旅情を感じられる。沿線には公園がとても多く、お散歩がはかどる。(写真は野川公園自然観察園)

西武多摩川線沿線スポットまとめ

アクセス・所要時間など

住所

〒183-0025 東京都府中市是政5丁目5−番地

アクセス

  • JR南武線・京王線「分倍河原」下車 京王バス「郷土の森総合体育館行き」乗車、終点下車、徒歩すぐ
  • 京王線「府中」下車 京王バス「郷土の森総合体育館行き」乗車、終点下車、徒歩すぐ ※土日祝のみ
  • JR南武線・京王線「分倍河原」下車 徒歩30分弱
  • JR南武線・武蔵野線「府中本町」下車 徒歩20分
  • 西武多摩川線「是政」下車徒歩20分

滞在時間

けっこうな数の写真をバシバシ撮りながら歩いて15分足らず。一周するだけならもっと少ないだろう。

費用

無料

飲食

主な選択肢は下記のとおり。府中市場までは10分ほど歩くが、市場の雑然とした空気感を楽しみつつショッピング&昼食もいい。(営業日・時間は公式HPで要チェック)

  • 郷土の森博物館内にあるレストラン
  • 郷土の森博物館の外にある物産展のレストラン
  • 大東京綜合卸売センター(府中市場)内の飲食店
  • 府中駅か立川駅まで出て外食

地図

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