2023年7月、府中市にある郷土の森公園内にある交通遊園に子供と行ってきた。
ゴーカートを中心に、何があるのか写真とともにレポートする。
郷土の森の交通遊園レポ!【感想と360度写真】
府中の郷土の森の交通遊園で楽しめるものは下記のとおり。
- ガソリンまたは電気で動くゴーカート
- 足踏み式ゴーカート
- バッテリーカー
- ごく簡単な遊具類
- 機関車や電車、バスなどの屋外展示
広さ・内容ともに都内の交通遊園としては「普通」かな?
と思いきや、本格ゴーカートがあることで特色のあるスポットとなっている。
ガソリン駆動または電気駆動の2タイプある。ゴーカートのある公園は都内にいくつかあるが、その多くは足でこぐタイプ。ガソリン駆動は珍しい。
ただ一点、惜しいのは基本的に子供しか乗れないこと(大人が乗車できる例外ケースはゴーカートの項目で詳述する)。これだけ立派なゴーカートなので大人も乗りたいところだが、まぁ、交通について学ぶスポットという性質上、仕方ないか。
本施設を全力で楽しめる年齢層は小学校3、4、5年生あたりだろう。
理由としては
- 小二以下は自分でゴーカートのアクセル操作ができない
- 小学校高学年以上だとゴーカート以外の内容が子供っぽ過ぎる
広くはないため、交通遊園単体での長時間滞在は厳しい。が、歩いてすぐのところにはプラネタリウムを擁する郷土の森博物館やサントリービール工場があり、夏場には安価な公営プールも開く。組み合わせれば半日~一日楽しめる。
いずれの施設も安価なので、トータルで見てコスパの高いスポットだ。
現地の雰囲気はコチラの360度画像でご確認下さい。(うまく表示されない場合は再読み込み推奨)
アクセス・場所・駐車場
バスを使わないと最寄り駅からそこそこ歩く。やや陸の孤島感があるのはネックかな。
住所
〒183-0025 東京都府中市矢崎町5丁目5
地図
アジサイや梅で有名な郷土の森博物館とは道路1本はさんで少し離れた場所にある。交通遊園のすぐ隣には夏期限定で開く総合プールがある。
アクセス
- JR南武線・京王線「分倍河原」下車 京王バス「郷土の森総合体育館行き」乗車、終点下車、徒歩2分
- 京王線「府中」下車 京王バス「郷土の森総合体育館行き」乗車、終点下車、徒歩2分※土日祝のみ
- JR南武線・京王線「分倍河原」下車 徒歩30分弱
- JR南武線・武蔵野線「府中本町」下車 徒歩20分
駐車場
交通遊園の北部&南部にいくつか確認できる。私は公共交通機関組だったので詳細は分からないが、トータルだとなかなか台数がありそうで、なおかつ無料なのは魅力的。
連休や夏休みシーズンになると、SNSやGoogleの口コミを見るに満車だったという口コミも。
所要時間
交通遊園単体で考えると、1時間もあれば充分に遊べるだろう。
飲食
周辺に飲食店はとても少ない。また、周辺に弁当を買えるようなお店はない。弁当にする場合は事前に調達しておく必要がある。
園内にテーブルはあるが、数は少ない。また、夏場は暑さが厳しい。
弁当を食べるなら、オススメは交通遊園の目の前にある府中市総合体育館だ。
飲食のできるスペースがある。
ボトルにも詰められるウォータークーラーも設置。
ランチはコチラで食べるのも手だ。
各遊びの詳細・対象年齢
ゴーカート(ガソリン・EVタイプ)
対象年齢
- 小学校2年生以下…20歳以上の保護者の同乗必須の二人乗り。アクセル操作は保護者が行う。
- 小学校3年生~中学校3年生…原則として子供のみの一人乗り。保護者同乗で二人乗りをする場合、保護者がアクセル操作を行う。
- 高校生~20歳未満(未成年)…利用不可。小学校2年以下の保護者として同乗することもできない。
- 大人のみでの乗車は不可。
ということで、中学生以下のお子様がいれば、大人も同乗してアクセル操作ができる。ちなみにブレーキはなるべく使わず、できるだけアクセルの踏み方でスピード調節せよとのこと。
1周~3周券まである。2人乗りと1人乗りでチケットが分かれているが同じ料金だ。1周あたり100円は安い。
コース全長は330m、およそ1分30秒で1周できる。
ガソリンで動くタイプとEV(電気)タイプの2種より選んで乗車する。こちらはEVタイプ。
で、こちらはガソリンタイプ。見た目はあまり変わらないが、ガソリン式のほうが音に迫力がある。なのでガソリン車のほうが人気は高そう。
追い越しやジグザグ運転は禁止されており、コースに従って粛々と走るのみなのでゲーム性は無い。細かな注意事項は下記のとおり。
まぁ、交通について学ぶ施設ですからね…安全運転で!
スタート地点の様子。夏日だからか混雑せずほとんど並びません。気候の穏やかな時期だと混みそう。
マリオカート感がある。
ゴーカート(足でこぐタイプ)
対象年齢
- ~小学生まで(中学生以上は利用不可)
足でこぐタイプのゴーカート。料金は無料だ。
都内のいろいろな所で見かけ、レア感は無い。
赤信号では止まる、など交通ルールを学びつつ遊べる。
バッテリーカー(電気自動車)
対象年齢
- 一人乗りタイプは小学生まで(中学生以上は利用不可)
- 二人乗りタイプも小学生までで必要に応じて保護者同伴OK
初見だとやや分かりにくいが、チケット販売所の案内板に書いてある「EV(電動)ゴーカート」と「電気自動車」は別モノだ。EVゴーカートはコースを駆け抜ける本格的なもの。
いっぽう、「電気自動車」はゴーカートではなく、100円玉を入れると動き出すいわゆるバッテリーカーのことを指す。デパートの屋上とかにありそうなヤツですね。
いろいろな種類がある。
ゴーカートのコース内の一角を走る。
遊具類
滑り台や謎のオブジェ、砂場など、遊具類が少しだけある。
機関車や電車、バスなどの屋外展示
鉄道、バスなどの現物車両が展示されていて、一部を除き中に入ることもできる。
府中ローカルバス「ちゅうバス」
都電6000型
京王バス
消防車
蒸気機関車D-51
電気機関車EB101
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周辺スポット
下記スポットにも合わせて行ってみては。
郷土の森博物館
プラネタリウム、昔遊び、夏期にはじゃぶじゃぶ池も楽しめる施設。博物館という名前だが屋外の面積が広く、公園に近い文化施設といった印象。遊具らしい遊具は無い。
\ 詳しくはコチラ /
2020年2月27日(木)、府中市にある郷土の森を散歩してきた。 現地の雰囲気を、動画やたっぷりの写真とともにレポートする。 また、周辺スポットや合わせて訪ねたいスポットについても本記事後半で解説している。「郷土の森に行った後は[…]
サントリービール工場
ビールやジュースの試飲もできる無料の工場見学ツアーが人気。人気過ぎてなかなか予約が取れない。
郷土の森総合プール(夏期限定)
夏期限定で開かれる市営プール。流れるプールやスライダーを備えつつ、リーズナブルな料金なのが魅力だ。
\ 詳しくはコチラ /
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