よみうりランドのイルミネーションが宝石過ぎた。混雑状況も報告【東京・稲城市】

ジュエルミネーション2020

2020年1月25日(土)、東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがるよみうりランドのイルミネーション(通称ジュエルミネーション)を見に行ってきた

まずは現地の雰囲気はこちらの動画をどうぞ。

ジュエルミネーションは、レインボーブリッジや白川郷などの照明も手掛けた世界的照明デザイナー・石井幹子氏によるプロデュース。

宝石(ジュエル)色のイルミということで、ジュエルミネーション。

2010年の開始当初は100万球だった電球の数は、年を追うごとにアメーバのごとく増殖していき、2020年は650万球にいたる。

2050年頃には稲城市・川崎市全域に電球が進出していると思われる。

ジュエルミネーションの感想

とにかく園内どこ行ってもキラキラしているので、アトラクションに乗らずにブラブラ歩くだけでも、冬の季節を感じられて楽しかった。

やはり650万球という「でんきを大切にね!」を度外視しまくったスケールは半端ない。

丸の内のイルミネーションも100万球、お台場や都心のイルミスポットは多くて数十万球レベルなので、都内では文字通りケタ違いである。なんとなくフリーザ様を思い出す私。「私の戦闘力は650万です。」

メインイベントである噴水と花火のショーは、小さな子供が怖がるレベルで花火が発射されまくりで、なかなかの迫力。

花があまり咲かないこの時期、季節を感じる散歩の選択肢のひとつとして考えても良いのではないだろうか。

ちなみに、よみうりランドは丘の上に位置し、冬はかなり寒い。そのため、徒歩圏内にあるスーパー銭湯「丘の湯」に立ち寄ってみたいのだが、土日はかなり混雑するという口コミも。丘の湯の再訪時には別途レポートする。

混雑状況

訪問当日の条件は下記のとおり。

  • 1月の土曜日
  • 曇り
  • 土曜限定ショー(通常の噴水+花火)あり

土曜限定ショー開催日も手伝ってか、カップルに加えてファミリー客もとても多く、混んではいた。ただ、それなりに広い園内のあちこちにイルミが点灯するため、イルミ鑑賞するのに不快感は無いレベル。

混雑回避のポイントは、下記のとおり。

  • できれば前売り券購入(チケット購入混雑回避)
  • クリスマス・年末年始は避ける
  • できれば平日に行ければベスト
  • 噴水ショーは開始30~1時間前から場所確保するか、または良い場所で観るのは諦める※後述
  • 観覧車はじめアトラクションにこだわらない(長蛇の列なら諦める)
  • 閉園より早めに退散(帰りのゴンドラ混雑回避)※後述

人気のアトラクションは大行列となる。だが、乗り物にはこだわらず、イルミ鑑賞を楽しみに来たと割り切れば、そこまで不快な混雑には巻き込まれにくいはず。

ちなみに、観覧車については優先乗車券付きナイトパスが前売りされているので、どうしても観覧車に乗りたいなら検討したい。

なお、前売りのナイト入園券(アトラクションは現地で別途料金)については日本最大級のレジャー総合情報サイト「asoview!(アソビュー)」で購入できる。

イルミネーションの点灯時間はいつから?

夜間入園時間である16時からライトアップがはじまる。つまり、まだ明るいうちから点灯がはじまる。

もちろん日中から入園することもできるし、イルミだけが目的なら16時頃に来てナイト入園券で入るのも手。



よみうりランドのイルミネーションの様子をもっと詳しく!

それでは、ジュエルミネーションの様子をもっと詳しく見ていこう。

ゴンドラ「スカイシャトル」でアクセス

この日は、16時のライトアップ点灯に合わせて来た。京王よみうりランド駅を降りると、すぐ目の前にゴンドラ乗り場がある。まるでスキー場のようだ。

なかなか良い眺めだ。ゴンドラを降りたら、入園口はすぐそこだ。

アトラクションまでイルミネーションされた園内散策【見どころ①】

メインストリートの風景。

なんとなくアメリカンな感じでいいですね。

メリーゴーランドから観覧車までビカビカ!これぞ冬の遊園地といった風情がよろしい。

一面の光の海の中を走り抜ける、子供向けジェットコースター。

巨大な浮き輪に乗って、巨大滑り台を下る「ジャイアントスカイリバー」の乗り場付近からの眺め。乗り場は高さ20mを超すため、眼下にイルミが広がり眺めが良い。ちなみに30分ほど並んだ。ちなみに少し怖かった。

すぐ下で奴隷が自転車をこいで発電しているのでは?と思うレベルで光ったり回ったりと忙しいアトラクション。

電球に近づいてみよう。近くで見るとよく分かるが、さまざまな色のライトがランダムに混ざっている。これは「イルミネーションの宝石箱や!」と彦摩呂にならざるを得ない。

光のトンネル。規模も長いし、光り方も凝ってるしで、もはや宇宙人の一団が自分たちの銀河に帰っていく光景にしか見えない。

スケートリンクまで開設されていた。

貝殻みたいなイルミネーション。開いた貝殻を見ると、食虫植物に引き寄せられた虫よろしくやたら乗りたがるのは人の性。

噴水と花火ショー【見どころ②】

よみうりランドまでイルミネーションを見に来たからには、これだけは見て帰りたいメインイベント。

通常の噴水ショーは17時から20時まで30分おきに開催。

そして、訪問したこの日(土曜日)は19:15の一度だけ、噴水に加えて花火も800発打ちあがる特別ショーが開催。せっかくなので、特別ショーを拝見した。

噴水は幅60m、高さ15mとなかなかの規模感。

この巨大リング噴水は、ウネウネと動きながら水や光、炎まで噴き出す。RPGで言えば、一定時間ごとに弱点属性が変化するヤツだ。ビッグス、いまは奴に手を出すなよ!

まるで戦場カメラマンが紛争地帯からお伝えした映像のようだが、ここはまぎれもなく東京は稲城市のよみうりランドである。

10分ほどのショーだったが、なかなかお見事!であった。

帰りのゴンドラからの眺め【見どころ③】

帰りのゴンドラからの眺めがまた格別。

ゴンドラの後部座席に座ればジュエルミネーションを一望でき、

前方の座席の場合、イルミネーションは後部側ほどは見えないものの、反対にきれいな街の明かりを眺めることができる

注意点やポイントなど

噴水ショーは時間に余裕を持って

ただですら広い園内だが、暗くなるとさらに迷うこと必至。「あれっ、ショーの場所ってどこだっけ」となりかねないので、余裕を持って早めに開催場所へGO。

正面最前列で見るには、30分~1時間ほど前に開催場所で待機する必要があるようだが、実は穴場的な見学場所があった。

会場の一番左手、端っこのほうに行くと、人がまばらだったのだ。アングルはかなり微妙になってしまうが、開始直前に行っても一番前で見ることができた。噴水や花火の迫力は味わえた。

防寒対策はマスト

丘の上にあるよみうりランドは本当に寒い。とくに、アトラクションに並んだり、ショー開始前に待機していると、語彙力が極度に落ち、「さみ~」しか言えなくなる。ホッカイロなど防寒対策はしっかりと。

閉園前に退散

閉園直後の帰りのゴンドラは人が殺到し、長蛇の列となる。結局30分並ぶことになった。閉園ギリギリに帰るのは避けたほうが良いだろう。



HANA・BIYORI(はなびより)【周辺スポット】

HANA・BIYORI 館内の様子

2020年3月23日オープンの植物園。よみうりランドに併設されている。

300株のお花鉢が天井から吊るされてたり、お花とプロジェクションマッピングのコラボを楽しめたり、謎の仏教建築がたくさん並んでたり、シャレオツなスターバックスがテナントで入ってたりと、コンセプトは何?と突っ込みそうになる、独特の施設だ。

イルミネーションがはじまる前の日中に、あわせて訪ねてみては。

ハナビヨリの様子はコチラ

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HANA・BIYORI 館内の様子

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アクセス・所要時間など

住所
〒206-8725 東京都稲城市 矢野口4015-1

アクセス
京王線「京王よみうりランド」下車 ゴンドラで5~10分ほか
※詳しくは公式HP参照。あとは公式に載ってないアクセス方法として、
JR南武線の「矢野口」から歩くという裏技的ルートもある。徒歩20分ほど。

滞在時間
4時間

駐車場

費用
有料

飲食
園内にはレストランが沢山ある。弁当持ち込み可だが、この季節は寒い…。

地図

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