羽村市動物園がリニューアルしたので行ってみた。アクセスも解説【東京・羽村市】

羽村市動物園リニューアル

2019年12月31日に羽村市動物園に子供と行ってきた。2019年10月にリニューアルしたという同園の様子をレポートする。

羽村市動物園のリニューアル内容は地味め

リニューアル内容に先立ち、羽村市動物園についておさらい。まずは現地の雰囲気はこちらの動画をどうぞ。

正直、上野動物園や多摩動物公園にくらべれば動物の種類は少なく、園内もすぐに見終わってしまう規模である。

だが、逆に言えば、起伏の激しい広い園内を歩き回るには厳しい小さな子連れにはちょうど良い規模感と言える。そして、敷地が小さいことにはもう一つ利点があり、動物との距離が比較的ちかい。多摩動物公園のような「あっ…チーターいるけど…遠くてよく見えない…」ということが少ない。

小さいながらもキリンなどの大型動物もしっかり見られるし、動物のエサやりやモルモットとのふれあいコーナーなど、小さな動物園ならではのアットホームな楽しみ方もできる。なお、各種イベントは時間が決まっているため、事前に公式HPを確認しておきたい。

また、入園料も大きな動物園と比べ低めに設定されていて、財布にやさしい。もっとも、都内でも多摩地域在住ならという但し書きがつくが。都心以東在住の都民なら、移動の時間と運賃を考えると、上野公園に行った方が安上がりではある。

ただ、羽村市内には関東最大級のチューリップ畑がある。春の羽村市のチューリップ祭り期間に合わせて訪れるというのなら、遠方からでも十分に来る価値がある。なお、チューリップ祭りに行ってきた様子は、この記事の最後のほうにリンクを貼ってある。

リニューアルしてどこが変わった?

2019年に開園40周年を迎え、リニューアルされた。が、正直、動物園の内容的にはほとんど変わっていないと言っていい。

リニューアル内容はと言うと…

  • エントランスに羽ばたきをイメージした屋根を新設
  • 羽村市出身のアーティストによるシンボル看板を入り口に設置
  • トイレの増設
  • 赤ちゃん休憩室の設置

…ということで、敷地が拡張しただとか、新たな動物が飼われるだとか、そういった類のリニューアルではない。



羽村市動物園の様子をもっと詳しく!

それでは、羽村市動物園の様子をもっと詳しく見ていこう。

最寄りの羽村駅からの行き方。バスでも、歩きでも。

羽村市動物園は、昭和53年(1978年)に日本初の町営動物公園として開園した動物園である。

市営ではあるが、指定管理者はあの「株式会社横浜八景島」。そういや品川駅前のマクセルアクアパーク品川も八景島の管理・運営だったな。なかなか手広くやっている。

最寄り駅はJR青梅線の羽村駅である。羽村駅の東口を出ると、駅前からまっすぐに伸びる大通り「羽村駅前中央通り」がある。

ここをまっすぐ進めば突き当りが羽村市動物園だ。

このように行き方は単純だが、歩くと20分弱かかる。子供がよほど小さければ、駅からバス利用が無難だろう。

レッサーパンダがお出迎え

入園するとすぐに出迎えてくれるレッサーパンダ。このモフモフ感…触りたい。

モルモット&ヒヨコとふれあいコーナー

園内に入ってすぐの「どきどきハンズオン」という建物内では、モルモットやヒヨコとふれあえる。我が子が小さなヒヨコを落としてしまわないか、別の意味でドキドキハンズオンなのであった。

キリン・シマウマ

羽村動物園で最も大きいコーナーであろうサバンナ園。ここにはキリンやシマウマなどがいる。

ペンギン

修繕のためペンギンは見られず。展示場前のパネルの前に立つ子供たち。進化の途中みたいで笑える。

カピバラ

レッサーパンダに続き、モフモフ動物シリーズ。冬には土日限定で温泉に入るようだ。

ミーアキャット

宇宙人のようなミーアキャット。ちなみに、みんな同じ向きで立ち上がっているのは、陽のあたる方を向いて体を温めているかららしい(NHKの番組の受け売り)

ほかにも動物たくさん

りりしいサーバル。アフリカに生息するネコ科の動物だ。一人称はたぶん「アタイ」

ヒーターのついた部屋でから出てこない亀さん。「さみーんだよ、今日はここで勘弁してくれ」

森の建築家ことビーバーさんもご覧の通りお昼寝中。コラコラ、そんなところで寝ていると現場監督から怒られるぞ。

猿山もある。

他にもプレーリードッグ、猛禽類、ヤマアラシなどなど。元住宅メーカー営業マンである赤尾氏が公募で園長に就任してから(現在は退任)、その営業力をフル活用して全国の動物園から多くの動物を譲り受け、動物の数を増やしたそうだ。すごい話だな。

蒸気機関車の屋外展示

なぜか園内に蒸気機関車「C58395」が展示されている。

有名な「デゴイチ」とはまた違う種類だ。中に入ることもできる。

遊具広場

無駄にソコソコ充実の遊具コーナー。小学校中学年以下の子供ホイホイ。一つひとつの遊具に料金(硬貨)がかかるので、下手すると遊具代が入場料金をサクッと上回ることになる。誰だ、財布にやさしいと言ったやつは!

2019年、年末にも営業してた!

なんと年の瀬の2019年12月31日に営業していた。年末営業だけでも、時間を持て余す子持ちとしては十分にありがたい上に、年越しそばまで無料で振舞われていた。サービスいいなぁ。



周辺スポット

やまぶき児童公園

羽村駅~羽村市動物園間の直線の途中に公園がある。ちょっとした規模だが、綺麗に整備された遊具類がある。小学生中学年くらいまでなら、動物園の帰りに立ち寄って遊べるのではなかろうか。

羽村のチューリップ&桜祭り

青梅線をはさんで動物園とは反対側に位置するため、羽村動物園からだと徒歩40分ほど掛かってしまうが、春に咲き誇る関東最大級のチューリップ畑は一見の価値アリ。また、チューリップ畑ちかくの多摩川や玉川上水には桜並木が続く。

\ 詳しくはコチラ /

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手前にオレンジ、後ろにピンク、右手に菜の花

アクセス・駐車場・所要時間など

住所
〒205-0012 東京都羽村市羽4122番地

アクセス
・JR青梅線「羽村」下車 東口より徒歩20分
・羽村駅東口より立川バス「長岡循環行」または「箱根ヶ崎駅行」乗車「羽村団地」下車
・羽村駅東口よりコミュニティバス「はむらん羽村東コース」乗車「動物公園前」下車

駐車場

滞在時間
3時間
※園内でのランチ休憩時間含む。

費用
有料

飲食
羽村駅周辺ふくめてレストランは少ない。子供向けとなればなおさら。

ただ、園内には売店があり、軽食であれば買える。また、園内の遊具広場などに椅子・テーブルがあるので、子連れなら持ち込みの弁当を食べるのが良いだろう。

地図

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