2020年4月6日追記
ゴミの不法投棄や火の不始末など、マナーが問題になっていることから、漁協によりオフシーズン中にキャンプ禁止期間が設けられた。
現時点では海水浴期間のキャンプはできるが、お出かけの前には最新情報を確認してから出かけたい。また、当たり前の事ながら、キャンプを楽しんだら、火の始末はもちろん、後片付けはシッカリと。
2019年8月13日・14日、神奈川県三浦市にある三戸浜海岸(読み方、みとはまかいがん)に旅行に行ってきた。
概要:三戸浜海岸でキャンプ、磯遊びを楽しむ
横浜、さらに横須賀を南下すると広がる三浦半島。同じ神奈川でも伊豆半島より都心に近い半島だ。三戸浜海岸は、その先の方に位置する。
夏休み時期であってもイモ洗いのように人の多い海水浴場とは程遠く、知る人ぞ知る穴場的海水浴場なのだろう。

また、都心の海では味わえない比較的高い透明度も嬉しい。

子供と磯遊びに興じたり、泳いだりとノンビリ過ごすことができた。
伊豆より近いと言っても、公共交通機関利用だと工夫が必要。電車利用の場合、最寄り駅は京急の三崎口となるが、駅から海岸まで、真夏の日差しの中20、30分歩くのはしんどいだろう。
付近には民宿が点在している。できれば日帰りではなく民宿に一泊して、民宿に送迎を相談してみるのも良いだろう。
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詳細:三戸浜海岸の様子を詳しくレポ!
砂浜と岩場、2つのエリア
三戸浜海水浴場は、初声漁港の防波堤を境にエリアの景色がガラリと変わる。

海の方を向いて防波堤の右手は砂浜が広がっている。こちらは砂が細かいため、海の透明度はさほど高くは無く、底もあまり見えないが、

駐車場(シーズン中は有料で入口に係の方がいる)が近いため、

バーベキューやキャンプをする場合、こちらのエリアの方が車からの機材の持ち運び・設置はラクだろう。下の写真の通り、砂浜に隣接して駐車場がある。

続いてもう一方のエリア、防波堤の左手を見ていこう。こちらにも砂浜がある。

こちらは砂の目が粗いため、右手の砂浜より海の透明度が高い。ただし、駐車場からは若干離れるため、bbq機材を運ぶ場合、右手の砂浜よりも面倒だろう。

また、こちらのエリアは岩場が豊富なため、

潮だまりでハゼやらウニやらを捕まえるなど、子供の絶好の遊び場となる。

長らく海に行っていないとフナムシの数とスピード感に若干ビビるので注意が必要。ナウシカの王蟲かよ。

なお、防波堤の根元は比較的広いスペースとなっており、夜には花火を楽しむこともできる。両手に花火を持ち、こっちを見てニヤつく息子。ルークよせ、私がお前の父親だ。

浜辺の設備について
三戸浜海岸にトイレはあるが、シャワーは無い。そもそも海の家が無い。人が少ないという事の裏返しでもある。京急は三崎まぐろきっぷと絡めてもっとPR・集客すれば良いのに。
そういう意味でも、やはり民宿に宿泊してシャワーを貸して頂ければ、思いっきり遊ぶことが出来るだろう。(事前に民宿と相談の上)
今回私は三戸浜荘という民宿を利用した。三戸浜海岸から目と鼻の先というか、もはやほぼほぼ海岸に隣接しているような立地だ。下は宿からの眺め。

幼い頃の記憶では、海沿いの民宿=布団の上で日焼けの痛みと大量の羽アリと格闘する、というセピア色のメモリーが残っているが、
こちらの民宿は綺麗、屋外シャワー付きで、ご飯も美味しかった。

都心の緊張感漂うシャレオツレストランではあり得ない料理のボリューム感がまた旅情を誘う。夕食が多過ぎて残すとか久々だわ。(下の写真は朝食)

ちなみに、今回はクルマ利用だったが、「三浦 bbq レンタル 配達」とかで検索すると色々とヒットするので、クルマが無いと楽しめない!と決めつけるのは早計で、色々と調べる価値はあると思う。
東京駅から特急や新幹線を使わず2時間以内で到着する、人が少なくて水の綺麗な海、という意味で稀有なスポットだ。
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アクセスなど
住所
〒238-0112 神奈川県三浦市初声町三戸1111−3
アクセス
京急線「三崎口」下車 徒歩20分
費用
民宿宿泊費用、駐車代
飲食
徒歩圏内にコンビニなどは無い。「ちょっくら歩いて買い出しに行ってくるわ」は通用しないので、食料は事前に準備しておく必要がある。