日本科学未来館「きみとロボット展」子供と行った感想【割引・混雑状況も】

2022年4月、春休み期間中の休日に、息子を連れてお台場にある日本科学未来館「きみとロボット展 ニンゲンッテ、ナンダ?」に行ってみた。

感想や混雑状況、現地の雰囲気を、たっぷりの写真とともにレポートする。

日本科学未来館「きみとロボット展」に子供と行った【概要】

結論から言えば、工作とかロボとかプログラミングとか、そっち系が好きなお子様連れならGO。

コロナ禍だし「見るだけ展示」だけかなぁ~と思いきや、意外にも触れる体験系展示もある。

ロボット100点以上展示というのは、同種の展示イベントでは国内最大規模だそう。

とは言え、子供とゆっくり回っても1時間前後で見られる程度の規模ではある。いくつかのフロアに分かれているが、展示は1階のみ。

きみロボ展のチケットで3階などの常設展も見られるので、一見コスパは良さげだ。しかし、もともと常設展だけならそこまで値の張る施設ではない。

それがきみロボ展になると、主催・協賛がテレビ朝日、朝日新聞、ソニーグループ、凸版印刷など名だたる一流企業様だからか、一気に商売っ気が出てきてチケット価格が常設展の3倍以上。

ということで、子連れスポットとしては、コスパが良いとは言えないかもだが、ロボットに興味関心のあるお子様連れならアリ。

…幸い、うちの息子はロボットや工作、モノづくり全般が大好き。「また行きたい!」のお言葉を頂きました。

お子さんに本記事の写真などを見せて、興味関心があるようなら、行かれてみては。

割引

お出かけ情報サイト「いこーよ」にてきみとロボット展の割引情報あり。

また、リピーター割引があり、二度目以降の来場時は割引となる。

※いずれの情報も各サイトで詳細等ご確認の上、お出かけください。

混雑状況

子供の春休み期間中の、おまけに休日にもかかわらず、まったく混んでなかった。まだあまり認知されてないのかな?

休日でこれだから、平日はガラガラなんでしょうな…

主催企業であるテレ朝とか朝日新聞で大々的にPRしたり、夏休み期間中になったりすれば混雑も考えられるかもだが…。がんばれ、中の人(他人事)

チケットは事前購入or窓口購入どっちがいいか?

私は、チケットは事前購入せず、当日に窓口で購入した。

理由は下記のとおり。

  • 予約時の日時指定はできないチケットだから
  • 当日子供の体調不良等でキャンセルになったら嫌だから
  • 割引など、事前予約の特典はないから

日時指定のチケットじゃない=せっかく事前予約していても、混雑していれば入場制限に引っかかるわけでして…事前購入のメリットなくね?と思った次第です。

あ、上記はあくまで私が行った4月上旬の話なので、行かれる方は事前に公式HPの確認をお忘れなく。



日本科学未来館「きみとロボット展」の様子をもっと詳しく【詳細】

それでは、現地の様子をもっと詳しく見ていこう。

独特な外観の日本科学未来館。ゆりかもめ「テレコムセンター駅」から徒歩4分。

館内入るとすぐにきみロボ展の入口があります。ここでチケットを購入。

いろいろなロボット大集合

さっそく色んなロボがお出迎え。

ジオングかな。

こちらはASIMO(アシモ)。

…アシモといい、なんでみんな微妙に膝カックンされたみたいなポーズなんでしょうか。安定するのか?

最近のお目目ぱちくりアイボもかわいいですが、この「いかにもロボだよ!」なデザインのほうがかわいいと思う。

これは…夜中に廊下にいたら腰抜かすぞ。

ねえ、わざわざ怖いデザインにしてない?怖いんだけど…

ペッパー君もいました。頭部がそこはかとなく孫社長感。

スポーツ科学研究者と共同開発された「速く走るロボ」。

ロボのテクノロジーを駆使した補助装置などの展示も。

しっぽのついたスーツ。しっぽにより人のバランス能力が強化されるという。四半期に一回は転んでズボンの膝を盛大にやぶく息子氏にも装着したい。

こちらは「スケルトニクス」。以前、息子が別の科学館で操作したロボですな。ロボに乗って手を動かすと、その動きにシンクロしてロボの手も動くというエヴァンゲリオン仕様。(今回の展示では体験はやってない模様)

このへんとかFFの序盤で敵国兵士とかと一緒に出てくる敵キャラにしか見えません。

体験コーナー

コロナ禍ながら、意外と「さわれる、試せる」系の体験展示もあった。

脳波を感知して耳が動くというネコ耳を装着する息子氏。

…あれ?耳、全然動かないよ…?脳波が無いのですかな…?一抹の不安を感じつつ次のコーナーへ。

こちらは「汎用人型重機・零式人機(れいしきじんき)」…なかなか小恥ずかしいネーミングだが、近未来感がすごいロボだ。

何がって、ロボ目線のVRゴーグルを装着した人間が操作をし、人間に成り代わって高所作業をするという。調整中につき体験できなかったが、やってみたかった。

ゲル素材でつくられたロボット。ロボットなのに柔らかい手触り。ほんとだ、やわらかい…お前、柔軟剤つかったろ?!

じゃれあう最新型のアイボたち。この子達にも触れます。

愛玩ロボ「らぼっと」。ヤキモチを焼いたり、接する時間が増えるほどに懐いたりするらしい。

お目目は液晶?で出来ていて、まばたきとかを表現。そんなうるんだ目で見つめないで…

電池切れのときの目…すまん、ちょっと笑ってしまった。

さっそく「らぼっと」の愛嬌にしてやられ、ムツゴロウさんばりの勢いで撫で倒す息子氏。

抱っこもできます。抱っこすると喜ぶらしい。

らぼっと「フン…人間のガキなんざチョロいわ」

こちらは触るとシッポをふりふりするロボ。ちょっと欲しい。

こちらは「トウフ」。話しかけると、謎の言葉らしき音を発したり、動いたりする。…いまいち用途がつかめません。

消毒液をかけてくれるロボ。もののけ姫的なデザインだ。いじめたりしたら、消毒液だけじゃなくてシシ神さまの呪いもかけられそうです。

会話のやり取りができるというロボ各種。息子が意思疎通を試みていたが、珍妙なやり取りで笑う。…人間レベルのコミュニケーションができるロボの出現はまだまだ遠そう。

リアルなロボット

何やら二人でディベートしていますが…怖いよ…。

手とかも妙にリアル。

音楽プロデューサーにいそうな佇まいです。「新曲のコンセプトはぁ~、ポップであることを受け止めつつ、どこかラジカルでぇ~」とかウザそう。

こちらは歯科実習用ロボ。天から降ってきたシータみたいなポージングですが、こんなんが降ってきたら全力で逃げる。

リアル夏目漱石。

リアルレオナルドダヴィンチ。たぶん雷属性。

リアルなロボ達を一とおり眺めたあと、出口付近に質問コーナーが。

Q「あなたは死後、AIやテクノロジーの力で「復活」させられることを許可しますか?」

速攻で「YES」を押す息子氏。

「ふっ、体なんてしょせん、入れ物さ。魂さえあれば、何度でも生きられる(石田彰の声色で)」ってコトでしょうか?この悟りよう、将来が楽しみであります。

おまけ:常設展にもロボットが

きみロボ展のチケットで入れる3階常設展にも、数は少ないがロボットが展示されていた。

こちらは女性型ロボ。時給10円で掃除とか家事とかしてくれないですかね。

写真だと伝わりませんが、モノすごい勢いで、身振り手振りでプレゼン的な動きをするロボ。映画「エイリアン」に出てくるアンドロイドに見えます。

周辺スポット

合わせて行かれてみては。

船の科学館

日本科学未来館から歩いてすぐ。本館は無期限閉館中だが、海に停泊した南極観測船「宗谷」の内部見学が面白い。

船の科学館の様子はコチラ

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停泊する船の科学館の宗谷



アクセス・所要時間など

住所
東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館

アクセス

  • ゆりかもめ「東京国際クルーズターミナル (旧船の科学館駅)」下車 徒歩約5分
  • ゆりかもめ「テレコムセンター」下車 徒歩約4分
  • りんかい線「東京テレポート」下車 徒歩約15分

滞在時間
きみロボ展は1時間くらい。常設展も回ればトータルで3、4時間ほど遊べるかと。

費用
有料

飲食
持ち込み飲食ができるスペースがわりと豊富に用意されている。館内にはカフェやレストランもある。ただ、日本科学未来館周辺には飲食店はほとんど無い。

地図

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