昆虫採集シーズン到来!採れる場所の発見はパパの頑張りにかかっている
子供の頃、カブトムシは茨城県とか山梨県に行かないと捕れないと思っていた自分が懐かしい。
実は、東京都内でも余裕で捕れる。それも、奥多摩とか高尾とか、そんな山のほうまでわざわざ行かなくとも、街の中に取り残されたような雑木林で普通に捕れる。
7月、8月になると土日は子供を連れて昆虫採集をする日々となるが、子供は早々に飽きてしまい、親の方が熱中してしまうのはお約束。
東京チカーバ的採集のポイント
木が重要
木が多けりゃどこでも良い訳じゃない。クヌギやコナラなど、彼らが好む木が生える雑木林に行く必要がある。そんな場所をどうやって見つけるか?ネットの情報を見たり、グーグルマップの航空写真で林になっている場所を探してみるのも良い。
昼間にカナブン
カナブンは良い目印だ。昼間はカナブンばかりだった場所が、早朝や夜になるとカブトムシやクワガタに置き換わっていることがある。
常識を疑え
よく言われる常識を疑うことも必要だ。
- 樹液の出ていない木にはいない。(樹液の出る木の近くの木でテクテク歩いていたり)
- 昆虫ゼリーを木に塗っても無駄。(集まるときは集まる)
- 昼間は捕れない。(ノコギリクワガタは昼間も活動するし、樹名プレートの下に隠れていたり)
隠れられる場所を探す
木に開いた穴や根本、木に掛けられた人工のプレートの裏など、彼らが身を潜めそうな場所を探してみるのも手だ。特にコクワガタ等は平たいので、プレートの下に身を潜めていたりする。
できるパパは下調べ ※一番重要※
愛する我が子と出かけたときにボウズに終わらないよう、ネットでの情報収集に加えて、有休を取ってでも一人で雑木林を見て回って場所の目星をつけるという、一歩間違えれば不審者感100%の泥臭い努力も時には必要だ。
なぜなら、昆虫好きの子供でも、未就学児~小学生低学年だと、長時間の稼働は厳しい。(暑さの問題と、飽きられるという問題)。このため、ある程度は「ここならイケる!」というポイントを絞っておくことが肝要。
カブトやクワガタがいる木というのは限られており、小さな雑木林と言えど採集当日初見で捕まえられるほど昆虫採集は甘くは無い。
あと、そうは言っても自然が相手なので、採れない時は無情なほどに採れない。ボウズに終わっても子供が楽しめる工夫は必要ではある。帰りに立ち寄るスポットなりお店を決めておくなど。
そうしないと二度と付いてきてくれなくなる恐れがある。
おわりに
暑くて長い夏、カネの掛からないレジャーとして、昆虫採集は古典的ながら馬鹿にできない。子供よりも実は父親のほうが熱中すること請け合いだ。
ただ、虫よけ対策は必須。
よく服装は長袖長ズボンでと言われるが、暑い夏にそんな恰好でウロウロしていては暑さで死にそうになる。
よって我が家は半袖ではあるが、虫よけスプレーをたっぷり塗って、下草ボーボーな場所は避けるようにしている。
さぁ、今年の夏は、あと何匹の奴らに出会えるだろうか。